6.2.12.3 chvolume

ボリュームの属性を変更します。

用途

chvolumeコマンドを使用すると、Exascaleボリュームの属性を変更できます。

構文

chvolume volume-ID [ --attributes attribute=value[,attribute=value]... ]

コマンド・オプション

chvolumeコマンドのオプションは、次のとおりです:

  • volume-ID: 変更するボリュームを識別します。lsvolumeコマンドを使用すると、各ボリュームの識別子を検出できます。

  • --attributes: オプションで、変更する属性を指定します。

    変更可能なボリューム属性の詳細を表示するには、describe chvolumeコマンドを使用します。「リソースと属性の説明」も参照してください。

使用上のノート

  • chvolumeコマンドは、指定されたボリュームがアタッチされていない場合にのみ続行します。

  • 1つのボリュームには、最大2人の所有者を設定できます。ボリュームの所有権を変更するには、一度に1つのボリュームの所有者を追加または削除します。

    ボリューム所有者を追加するには、属性設定としてowners=+user-IDを指定します。ボリューム所有者を削除するには、owners=-user-IDを使用します。

    例については、例6-153を参照してください。

例6-152 ボリューム・サイズの変更

この例では、ボリュームIDがvol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001eのボリュームのサイズを変更します。

@> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes size=200m

例6-153 ボリューム所有者の変更

次の各例では、ボリューム所有者を変更する様々な方法を示します。

  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者としてpeterを追加します:

    @> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=+peter
  • 次のコマンドは、指定されたボリュームの所有者のdaveを削除します:

    @> chvolume vol0002_50e52177583f4be4bad68ac20b65001e --attributes owners=-dave