2.8 データベースへの接続
データベースへの接続、永続接続の管理、およびOCI Database Tools Service内の接続の操作の方法を学習します。
2.8.1 CONNECTコマンドについて
データベースに接続するには、CONNECTコマンドを使用します。
指定されたオプションは、従来のクライアント/サーバー接続かウォレットベースのクラウド接続かなど、必要な接続の種類を自動的に決定します。特定の接続タイプを指定するオプションを使用して、これをオーバーライドできます。たとえば、ウォレット接続タイプを使用するには、-walletを指定します。
SQLclでサポートされている接続タイプは次のとおりです:
- KERBEROS
- NAME
- OCI
- ORACLE
- OREST
- RADIUS
- SOCKS
- THIRD
- WALLET
詳細は、「CONNECT」コマンドを参照してください。
2.8.2 永続接続の操作
接続マネージャ(CONNMGR)コマンドを使用して永続接続を管理できます。
永続接続は、接続名で参照されます。接続にはユーザー名を格納できます。ユーザー名が格納されている場合は、パスワードも格納できます。パスワードはセキュアなウォレットに格納されます。パスワードが保存されていない場合は、接続の作成を求めるプロンプトが表示されたときにパスワードが提供されます。格納された接続では、基本的なホスト名、ポートおよびサービス名の値、TNS名、クラウド構成など、様々な形式で接続を記述できます。
格納された接続を追加するには、「NAME接続タイプ」を参照してください。
格納された接続を保存するには、「CONNECT」でオプション-save、-savepwdおよび-replaceを参照してください。
接続マネージャのコマンドの詳細は、「CONNMGR」を参照してください。
2.8.3 Database Tools Service内の接続の操作
接続マネージャ(CONNMGR)コマンドを-OCIオプションとともに使用すると、Database Tools Serviceに保存されている接続定義を操作できます。これにより、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)テナンシ内にある接続を参照し、それらをSQLclという名前のローカル接続としてインポートできるため、OCIでOracle Databasesに接続する方法が簡略化されます。
OCI構成コマンドとCONNMGRコマンドを使用してデータベース・ツール接続をローカル・ストアにインポートしOCI内のOracle Databaseに接続する方法について学習します。
2.8.3.1 OCIプロファイルの構成
SQLcl接続ストアを使用してデータベース・ツール接続をインポートしそれに接続するには、有効なOCIプロファイルを選択する必要があります。SQLclでは、別のプロファイルが選択されていないかぎり、DEFAULTプロファイルが使用されます。また、OCIサービスにアクセスするには、リージョンを選択する必要があります。通常、このリージョンはプロファイルから取得されますが、OCI REGIONコマンドを使用してそれを変更できます。
使用可能なプロファイルのリスト
使用可能なプロファイルをリストし、現在のデフォルト・プロファイル(*マークが付いている)を表示します。
oci profile
例
oci profile
Configured Profiles:
UKWEST
PERSONAL
PHOENIX
*DEFAULT
必要なプロファイルの設定
プロファイルを設定するには、次のコマンドを使用します。
oci profile <profile_name>
例
oci profile UKWEST
必要なリージョンの設定
リージョンを設定するには、次のコマンドを使用します。
oci region <region_name>
例
oci region uk-cardiff-1
2.8.3.2 使用可能なデータベース・ツール接続のリスト
OCIテナンシ内の使用可能なデータベース・ツール接続を、アクセス可能なすべてのコンテナにわたりリストするには、-OCIオプションを指定してCONNMGR LISTコマンドを使用します。
構文
connmgr list -oci
例
connmgr list -oci
Display Name OCID
------------------- -------------------------------------------------------
DB23c-Free ocid1.databasetoolsconnection.ocl.uk-london-1.xxxxx
DBTools-ATP-Conn ocid1.databasetoolsconnection.ocl.uk-london-1.yyyyy
2.8.3.3 特定の接続の詳細の表示
特定のデータベース・ツール接続の詳細情報を表示するには、-OCIオプションを指定してCONNMGR SHOWコマンドを使用します。このコマンドでは、大/小文字を区別せずに、表示名で接続が検索されます。
構文
connmgr show -oci <display_name>
例
connmgr show -oci DB23c-Free
Property Value
----------------- -----------------------------------------------------
Display Name DB23c-Free
OCID ocid1.databasetoolsconnection.ocl.uk-london-1.xxxxx
Compartment OCID ocid1.compartment.oc1..zzzzz
Type ORACLE_DATABASE