3.7 SQLcl MCPサーバーのモニタリング
SQLcl MCPサーバーの稼働状況、ステータスおよびアクティビティをモニターする方法について学習します。
3.7.1 サーバー・ステータスの確認
SQLcl MCPサーバーが正常に起動されると、それに、MCPクライアントからの接続を受け入れる準備ができていることを示す確認メッセージが起動タイムスタンプとともに表示されます。
端末でこのメッセージを確認して、サーバーの準備状況を確認できます。起動時のサーバー・メッセージの例を次に示します:
SQL>./sql -mcp
---------- MCP SERVER STARTUP ----------
MCP Server started successfully on Fri Jun 13 13:52:13 WEST 2025
Press Ctrl+C to stop the server
----------------------------------------
3.7.2 ログによるアクティビティの追跡
SQLcl MCPサーバーでは、データベース操作を追跡およびモニターするための主な方法として、履歴監査証跡とリアルタイム・セッション・モニタリングの2つがあります。
監査証跡の確認
サーバーにより、すべてのリクエストの実行履歴がDBTOOLS$MCP_LOG表に自動的に記録されます。この表では、サーバーで実行されるすべてのデータベース操作の完全な監査証跡が示されます。これには、分析とトラブルシューティングに役立つように、リクエストの詳細、実行時間および結果が取得されます。
最適なデータベース・パフォーマンスを維持するには、DBTOOLS$MCP_LOG表を定期的にプルーニングする必要があります。ログの過剰な蓄積を防ぐために、レコード制限(たとえば、1000レコード)を設定し、自動クリーン・アップ・プロシージャを作成することを検討してください。
この監査証跡を表示するには、次の例のような問合せを実行します:
SQL> SELECT ID, MCP_CLIENT, MODEL, END_POINT_TYPE, END_POINT_NAME, LOG_MESSAGE
2* FROM DBTOOLS$MCP_LOG;
ID MCP_CLIENT MODEL END_POINT_TYPE END_POINT_NAME LOG_MESSAGE
_____ _____________ __________________ _________________ _________________ __________________________
3 Claude claude-sonnet-4 tool connect Connect to HR
4 Claude claude-sonnet-4 tool run-sql select /* LLM in use is Claude Sonnet 4 */ * from employees
5 Claude claude-sonnet-4 tool run-sqlcl info employees
6 Claude claude-sonnet-4 tool disconnect Disconnect from HR
SQL>
ライブ・セッションのモニタリング
データベース管理者(DBA)権限がある場合は、アクティブなMCP接続および操作をリアルタイムでモニターできます。このサーバーはOracleのV$SESSIONビューと統合されているため、標準のOracleモニタリング・ツールを使用して、現在のセッション、リソース使用率およびパフォーマンスを追跡できます。MCPクライアント情報を確認するには、V$SESSION内のMODULE値とACTION値を調べます。
アクティブ・セッションを表示するには、V$SESSIONビューを問い合せます:
select * from V$SESSION;