4.7 SQLcl MCPサーバーのモニタリング
SQLcl MCPサーバーの稼働状況、ステータスおよびアクティビティをモニターする方法について学習します。
4.7.1 サーバー・ステータスの確認
SQLcl MCPサーバーが正常に起動すると、MCPクライアントからの接続を受け入れる準備ができていることを示す確認メッセージが起動タイムスタンプとともに表示されます。
このメッセージは、SQL Developerの「ログ」出力パネルで確認して、サーバーの準備状況を確認できます。起動時のサーバー・メッセージの例を次に示します:
図mcp_server_initilize.pngの説明
4.7.2 ログによるアクティビティの追跡
SQLcl MCPサーバーでは、データベース操作を追跡およびモニターするための主な方法として、履歴監査証跡とリアルタイム・セッション・モニタリングの2つがあります。
監査証跡の確認
サーバーは、すべてのリクエストの実行履歴をDBTOOLS$MCP_LOG表に自動的に記録します。この表は、サーバーが実行するすべてのデータベース操作の完全な監査証跡を示しています。リクエストの詳細、実行時間および結果が取得されるため、分析およびトラブルシューティングに役立ちます。
最適なデータベース・パフォーマンスを維持するには、DBTOOLS$MCP_LOG表を定期的にプルーニングする必要があります。ログの過剰な蓄積を防ぐために、レコード制限(1000レコードなど)を設定し、自動クリーン・アップ・プロシージャを作成することを検討してください。
監査証跡を表示するには、次の例のような問合せを実行します:
図mcp_logs.pngの説明
ライブ・セッションのモニタリング
データベース管理者(DBA)権限がある場合は、アクティブなMCP接続および操作をリアルタイムでモニターできます。サーバーはOracleのV$SESSIONビューと統合されているため、標準のオラクルのモニタリング・ツールを使用して、現在のセッション、リソース使用率およびパフォーマンスを追跡できます。MCPクライアント情報を表示するには、V$SESSIONのMODULE値およびACTION値を確認します。
アクティブ・セッションを表示するには、V$SESSIONビューを問い合せます:
select * from V$SESSION;