6 WebLogic Serverでのアプリケーション開発
WebLogic Serverは、Jakarta Platform, Enterprise Edition (Jakarta EE)バージョン9.1の技術を実装しています。Jakarta EEは、Javaプログラミング言語に基づいた複数層のエンタープライズ・アプリケーションを開発するための標準プラットフォームです。
この章の内容は次のとおりです。
WebLogic ServerとJakarta EEプラットフォーム
https://jakarta.ee/learn/を参照してください。
以前のバージョンに続きJakarta EE 9.1でも、容易に開発できることが重視されています。記述する必要があるコードが少なくなりました。定型コードの多くは削除され、可能なかぎりデフォルト値が使用され、アノテーションを広範に使用することによって、デプロイメント記述子の必要性が低減されています。
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EJB 4.0では、プログラミングおよびパッケージ化モデルの変更が簡素化されています。前のバージョンのJavaインタフェースを使用する必要がなくなり、プレーンな従来型Javaオブジェクトに注釈付けし、EJBコンポーネントとして使用できるようになりました。EJBモジュールをWebアプリケーションの内部に直接配置できるようになり、簡素化はさらに進みました。これにより、WebコンポーネントおよびEJBコンポーネントを格納するアーカイブを作成して、それらをEARファイルに結合する必要がなくなりました。
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Jakarta EE 9.1は、最新Webアプリケーションに引き続き注目し、そうしたアプリケーションの範囲を拡張しています。Jakarta EE プラットフォームの主要な目標は、クラウドおよびマイクロサービス環境用のエンタープライズJavaのインフラストラクチャを最新化し、HTML5およびHTTP/2のサポートを重要視し、新しいContexts and Dependency Injection (CDI)機能によって開発をさらに容易にして、プラットフォームのセキュリティと信頼性を強化することです。
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Jakarta Server Faces (JSF)技術とJSP Standard Tag Library (JSTL)によって、Webアプリケーションが簡単に構築できるようになっています。Jakarta EE 9.1では、AJAXなど、Web 2.0向けのアプリケーション構築のために豊富なシン・クライアント技術がサポートされています。
WebLogic Server Jakarta EEアプリケーションは、標準化され、モジュール化されたコンポーネントに基づいています。WebLogic Serverでは、これらのモジュール用にあらゆるサービスが用意され、細かなアプリケーションの動作を、プログラミングを必要とせずに自動的に処理します。Jakarta EEでは、モジュールの動作およびパッケージ化が汎用的で移植性の高い方法で定義されているため、モジュールを実際にアプリケーション・サーバーにデプロイするときまでランタイム構成を先送りできます。
Jakarta EEには、Webアプリケーション、EJBモジュール、Webサービス、エンタープライズ・アプリケーション、クライアント・アプリケーション、およびコネクタのデプロイメント仕様が含まれています。Jakarta EEでは、どのようにアプリケーションをターゲット・サーバーにデプロイするかは指定されておらず、標準のモジュールまたはアプリケーションをパッケージ化する方法のみが指定されています。この仕様では、モジュールのタイプごとに必要なファイルとそれらのディレクトリ構造上の格納場所が定義されています。
Jakarta EEはプラットフォームに依存しないので、任意のプラットフォームでコードの編集とコンパイルを行い、別のプラットフォームで稼働する開発用WebLogic Serverでアプリケーションをテストできます。たとえば、WebLogic ServerアプリケーションをWindowsまたはLinuxが動作しているPCで開発する場合、そのアプリケーションが最終的にどこにデプロイされるかを考慮する必要はありません。
詳細は、Jakarta EE仕様(https://jakarta.ee/specifications/platform/9.1/)を参照してください。
Jakarta EEアプリケーションとモジュールの概要
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Webアプリケーション・モジュール - HTMLページ、サーブレット、JavaServer Pages、および関連ファイル。Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のWebアプリケーション・モジュールを参照してください。
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Jakarta Enterprise Beans (EJB)モジュール - エンティティBean、セッションBean、およびメッセージドリブンBean。『Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』のJakarta Enterprise Beanモジュールを参照してください。
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コネクタ・モジュール-リソース・アダプタ。Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のコネクタ・モジュールを参照してください。
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エンタープライズ・アプリケーション - アプリケーションにパッケージ化されたWebアプリケーション・モジュール、EJBモジュール、リソース・アダプタ、およびWebサービス。Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のエンタープライズ・アプリケーションを参照してください。
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Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のWebLogic Webサービスを参照してください。
WebLogicアプリケーションには、次のWebLogic固有のモジュールを含めることもできます。
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JDBCとJMSモジュールは、Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のJMSとJDBCモジュールを参照してください。
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Coherenceグリッド・モジュール—Oracle WebLogic Server Oracle Coherenceアプリケーションの開発のCoherenceアプリケーションのパッケージ化を参照してください。
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WLDF (WebLogic Diagnostic FrameWork)モジュールは、Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発のWebLogic Diagnostic Frameworkモジュールを参照してください。
WebLogic Serverでのアプリケーション開発のためのロードマップ
WebLogic Serverのドキュメント・セットには、WebLogic Server上のJakarta EEアプリケーションの開発方法の理解に役立つ、いくつかの入門的なトピック、手順的なトピック、リファレンス的なトピックがサンプルとともに含まれています。
表6-1 WebLogic Serverでのアプリケーション開発のためのロードマップ
| 主要なタスク | サブタスクと追加情報 |
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アプリケーション開発についてもっとよく知る |
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開発環境の設定 |
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アプリケーションの設計 |
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アプリケーションの構築 |
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開発ツールの使用 |
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本番環境へのアプリケーションの移行 |
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アプリケーション・サンプル |
ノート: WebLogic Serverサンプル・コードには、サンプルが配置されているパス名を示すネーミング規則が含まれています。Jakarta EE 8のサンプル、Java EE 7のサンプルおよびJava EE 6のサンプルは、これらのサンプルがインストールされているフォルダの名前を指し、サンプルがサポートしているJava EEまたはJakarta EEのバージョンではありません。すべてのWebLogic Serverサンプルは、WebLogic Server 15.1.1.0.0アプリケーションの開発に関連します。
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Jakarta EE APIプログラミング・ガイド |
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JavadocおよびAPIリファレンス |
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一般的なリファレンス |