2 WebLogic Webサービスでサポートされる機能および基準

Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスでは、様々な機能および標準がサポートされています。Webサービスの標準を定義する仕様の多くは、業界全体で幅広く使用できるように記述されています。そのため、Oracleによる特定の仕様の実装では、その仕様で定義されているすべての使い方がサポートされていない場合もあります。

ノート:

Oracle WebLogic ServerのJAX-WS実装は、JAX-WS参照実装(RI)から拡張されて、Glassfish Communityによって開発されます(https://github.com/eclipse-ee4j/metro-jax-wsを参照してください)。JAX-WS仕様(JSR-224)で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Serverによって完全にサポートされます。

また、JAX-WS RIにはGlassfishコントリビュータによって提供された様々な拡張があります。特に記載しないかぎり、JAX-WS RI拡張はOracle WebLogic Serverでの使用についてはサポートされません。

Oracleでは、Webサービス仕様の考え得るあらゆる使用事例をサポートするよりも、Webサービス・プラットフォームの相互運用性の方をより重要視しています。Web Services Interoperability Organizationの次の仕様に準拠し、それをWebサービス相互運用性の基準とみなしています。

WebLogic Webサービスのドキュメント・セットでは、すべての仕様の要件が説明されているわけではありません。ただし、これらの仕様の要件に含まれていない機能については説明しています。

次の表に、WebLogic Webサービスでサポートされる機能および仕様をまとめます。

表2-1 WebLogic Webサービスでサポートされる機能および基準

機能 説明 JAX-WS JAX-RS

メタデータ・アノテーションに基づくプログラミング・モデルとランタイム・アーキテクチャ

JSR 109: Implementing Enterprise Web Services: WebLogic ServerなどのJakarta EEアプリケーション・サーバーで実行するWebサービスをJavaで実装するためのプログラミング・モデルおよびランタイム・アーキテクチャ。「JSR 109: Implementing Enterprise Web Services 1.4」を参照してください

バージョン1.4

なし

メタデータ・アノテーションに基づくプログラミング・モデルとランタイム・アーキテクチャ

Web Services Metadata for the Java Platform 2.0 (JSR-181)—Webサービスのプログラミングを容易にするためにJava Webサービス(JWS)ファイルで使用できる標準アノテーション。「Web Services Metadata for the Java Platform 2.1 (JSR-181)」を参照してください。

サポート対象

なし

プログラミングAPI

Java API for XML-based Web Services (JAX-WS)—Java Webサービスのコーディング、構築、デプロイメントに使用する標準ベースのAPI。統合されたスタックには、Jakarta Web Services 3.0、JAXB 3.0およびJakarta SOAP with Attachments 2.0が含まれます。「Jakarta Web Services 3.0」を参照してください。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』も参照してください。

バージョン3.0

なし

プログラミングAPI

Java API for RESTful Web Services (JAX-RS)—Representational State Transfer (REST)アーキテクチャ・スタイルに基づいてWebサービスを開発するための標準JAVA API。「Jakarta RESTful Webサービス(JAX-RS)」を参照してください。

『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』も参照してください。

なし

2.1

データ・バインディング

Java Architecture for XML Binding (JAXB)—XMLスキーマをJavaコード内の表現にバインドするために使用する実装。JAXBは、JAX-WS Webサービスでのみサポートされます。「Java Architecture for XML Binding (JAXB) 3.0」を参照してください

Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発JAXBデータ・バインディングの使用も参照してください。

バージョン 2.3

バージョン 2.3

Webサービスの記述

Web Services Description Language (WSDL)—Webサービスを記述するためのXMLベースの仕様。「Web Services Description Language (WSDL) 1.1」を参照してください

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』WSDLファイルから開始するWebLogic Webサービスの開発: 主なステップも参照してください。

バージョン1.1

なし

Webサービスの記述

Web Application Description Language (WADL)—XMLベースの仕様で、マシンが読み取ることができるHTTPベースのWebアプリケーションの記述を提供します。「Web Application Description Language (WADL) 2009 Membership Submission」を参照してください

なし

2009 Member Submission

Webサービスの記述

Web Services Policy Framework (WS-Policy)—Webサービスのポリシーを記述して通信するための、汎用的なモデルおよび対応する構文。「Web Services Policy Framework (WS-Policy) 1.5および1.2」を参照してください

バージョン1.5および1.2

なし

Webサービスの記述

Web Services Policy Attachment (WS-PolicyAttachment)—ポリシーに使用する抽象モデルとXMLベースの式の構文。「Web Services Policy Attachment (WS-Policy Attachment) 1.5および1.2」を参照してください

バージョン1.5および1.2

なし

Webサービスとリクエストを行ったクライアントの間のデータ交換

Simple Object Access Protocol (SOAP)—分散型環境で情報を交換するために使用する軽量XMLベースのプロトコル。「Simple Object Access Protocol (SOAP) 1.1および1.2」を参照してください

バージョン1.2および1.1

なし

Webサービスとリクエストを行ったクライアントの間のデータ交換

SOAP with Attachments API for Java (SAAJ) 2.0 - SOAP 1.1仕様およびSOAP with Attachmentsノートに準拠するメッセージの生成と消費を行うために開発者が使用できる実装。「SOAP with Attachments API for Java (SAAJ) 2.0」を参照してください

バージョン2.0

なし

セキュリティ

Web Services Security (WS-Security)—セキュアなWebサービスを構築してメッセージ・コンテンツの整合性と機密性を実装する際に使用できるSOAP [SOAP11、SOAP12]拡張の標準セット。「Web Services Security (WS-Security) 1.1および1.0」を参照してください

『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』も参照してください。

バージョン1.1および1.0

なし

セキュリティ

Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy)—WS-Policyフレームワークで使用するセキュリティ・ポリシー・アサーションのセット。「Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy) 1.3」を参照してください

『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』も参照してください。

バージョン1.3

なし

セキュリティ

Security Assertion Markup Language (SAML)—セキュリティ・ドメイン間で認証および認可データを交換するためのXML標準。「SAML (Security Assertion Markup Language) 2.0」を参照してください。

『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』も参照してください。

バージョン2.0

なし

セキュリティ

Security Assertion Markup Language (SAML) Token Profile—SOAPメッセージの認証と暗号化を実装するWS-Security SOAP拡張セット。「Security Assertion Markup Language (SAML) Token Profile 1.1および1.0」を参照してください

『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』も参照してください。

バージョン1.1および1.0

なし

信頼性のある通信

Web Services Addressing (WS-Addressing)—Webサービスおよびメッセージのアドレッシングを行うための、トランスポートに依存しないメカニズム。「Web Services Addressing (WS-Addressing) 1.0および2004/08 Member Submission」を参照してください

バージョン1.0および2004/08

なし

信頼性のある通信

Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)—ソフトウェア・コンポーネント、システム、またはネットワークに障害が発生した場合に、別々のWebLogic Serverインスタンス上で動作する2つのエンドポイント(Webサービスおよびクライアント)が確実に通信するため実装。「Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)」を参照してください

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』Webサービスの信頼性のあるメッセージングの使用も参照してください。

バージョン1.2および1.1

なし

信頼性のある通信

Web Services Reliable Messaging Policy (WS-RM Policy) —WS-PolicyおよびWS-ReliableMessagingで使用する信頼性のあるメッセージングのためのドメイン固有のポリシー・アサーション。「Web Services Reliable Messaging Policy (WS-RM Policy)」を参照してください

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』信頼できるメッセージングおよびMakeConnection用の事前パッケージ済のWS-Policyファイルも参照してください。

バージョン1.2および1.1

なし

信頼性のある通信

Web Services Trust Language (WS-Trust)Web Services Security (WS-Security)に基づく拡張です。これらの拡張により、非同期通信を安全に実行できます。「Web Services Trust Language (WS-Trust)」を参照してください

Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護メッセージレベルのセキュリティの構成も参照してください。

バージョン1.4および1.3

なし

信頼性のある通信

Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)Web Services Security (WS-Security)およびWeb Services Trust Language (WS-Trust)に基づく拡張です。これらの拡張により、非同期通信を安全に実行できます。「Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)」を参照してください

Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護メッセージレベルのセキュリティの構成も参照してください。

バージョン1.4

なし

非同期通信

非同期リクエスト・レスポンス—Webサービスを同期的に呼び出す場合、呼出し側のクライアント・アプリケーションは、レスポンスが返るまで待機してから、処理を続行します。レスポンスが即座に返る場合、このWebサービス呼出しの方法が一般的です。しかし、リクエストの処理が遅延する可能性があるため、クライアント・アプリケーションによる処理を続行しレスポンスへの対処は後で行うようにします。これは、非同期Webサービスの呼出しを使用して実行できます。例は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』非同期クライアントの開発を参照してください。

サポート対象

サポート対象

非同期通信

WS-MakeConnection—送信側エンドポイントが受信側エンドポイントへの新規接続を開始できない場合に2つのエンドポイント間でメッセージを転送するメカニズムを提供します。 「Web Services MakeConnection 1.1」を参照してください

Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発非同期クライアントの開発も参照してください。

バージョン1.1

なし

原子性トランザクション

Web Services Atomic Transaction—Web Services Coordination仕様に記述される拡張可能な調整フレームワークで使用される原子性トランザクションの調整タイプを定義します。WS-AtomicTransaction仕様とWS-Coordination仕様は、参加者間で分散アクティビティを調整する拡張可能なフレームワークを定義します。「Web Services Atomic Transaction (WS-AtomicTransaction) Version 1.2、1.1、および1.0」を参照してください。

Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発Webサービスの原子性トランザクションの使用も参照してください。

バージョン1.2、1.1および1.0

なし

原子性トランザクション

Web Services Coordination—分散アプリケーションのアクションを調整するプロトコルを提供する拡張可能なフレームワークを定義します。WS-AtomicTransaction仕様とWS-Coordination仕様は、参加者間で分散アクティビティを調整する拡張可能なフレームワークを定義します。「Web Services Coordination (WS-Coordination) Version 1.2、1.1、および1.0」を参照してください。

Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発Webサービスの原子性トランザクションの使用も参照してください。

バージョン1.2、1.1および1.0

なし

クライアント・イベント通知

Webサービス・コールバック—コールバックは、なんらかのイベントが発生したことをWebサービスのクライアントに通知するものです。たとえば、クライアントのリクエストの結果が用意されたとき、または、クライアントのリクエストが実行できない場合に、クライアントに通知できます。

詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』コールバックの使用を参照してください。

サポート対象

サポート対象外

XML伝達の最適化

Fast Infoset—テキストベースのXML形式よりも効率的にシリアライズできる、圧縮バイナリ・エンコーディング形式です。Fast Infosetによって、ドキュメント・サイズと処理パフォーマンスの両方が最適化されます。「Fast Infoset」を参照してください。

Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発Fast Infosetを使用したXML伝達の最適化も参照してください。

サポート対象

サポート対象外

XML伝達の最適化

Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM): SOAPメッセージにおける、xs:base64Binaryまたはxs:hexBinaryに関するXMLデータの転送を最適化するためのメソッドを定義します。詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』バイナリ・データ転送の最適化を参照してください。

サポート対象

サポート対象外

SOAP Over JMSトランスポート

SOAP over JMSトランスポート—通常、クライアント・アプリケーションからWebLogic Webサービスを呼び出すときは、接続プロトコルとしてHTTP/Sが使用されます。しかし、クライアント・アプリケーションがトランスポートにJMSを使用するようにWebLogic Webサービスを構成することもできます。SOAP over JMS Transport 1.0を参照してください。

詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』接続プロトコルとしてのJMSトランスポートの使用を参照してください。

サポート対象

サポート対象外

スタンドアロンJava SEクライアント・アクセス

スタンドアロンJava SEクライアントJARファイル—使用しているコンピュータにWebLogic Serverがインストールされていない場合でも、スタンドアロンWebLogic Webサービス・クライアントJARファイルを使用してWebサービスを起動できます。『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』スタンドアロンJava SEクライアントからのWebサービスの起動に関する項を参照してください。

サポート対象

サポート対象

次の項では、これらの仕様について詳しく説明します。なお、仕様はアルファベット順に並べてあります。これら以外にWebLogic Webサービスでサポートされる仕様については、「WebLogic Webサービスでサポートされるその他の仕様」を参照してください

JAX-WS 2.3 RI/JDK 17の拡張に関するノート

APIのサブセット(たとえば、com.sun.xml.ws.developer)は、JDK 17またはJAX-WS 2.3 Reference Implementation (RI)の拡張としてサポートされます。

これらのAPIはJDK 17やWebLogic Serverソフトウェアの一部としては提供されないため、変更される可能性があります。以下にこのようなAPIの例を示します(これらに限定されるものではありません)。

com.sun.xml.ws.api.server.AsyncProvider
com.sun.xml.ws.client.BindingProviderProperties
com.sun.xml.ws.developer.JAXWSProperties
com.sun.xml.ws.developer.SchemaValidation
com.sun.xml.ws.developer.SchemaValidationFeature
com.sun.xml.ws.developer.StreamingAttachment
com.sun.xml.ws.developer.StreamingAttachmentFeature
com.sun.xml.ws.developer.StreamingDataHandler

Fast Infoset

Fast Infosetは、テキストベースのXML形式よりも効率的にシリアライズできる、圧縮バイナリ・エンコーディング形式です。Fast Infosetによって、ドキュメント・サイズと処理パフォーマンスの両方が最適化されます。

有効にすると、Fast Infosetでは、データの送信前に、SOAPエンベロープのXML情報セットが圧縮バイナリ形式に変換されます。Fast Infosetは、暗号化メッセージ、署名付きメッセージ、MTOM対応メッセージおよびSOAPアタッチメントを最適化します。また、HTTPトランスポートとJMSトランスポートの両方をサポートします。

Fast Infoset仕様ITU-T Rec.X.891およびISO/IEC 24824-1 (Fast Infoset)は、ITU-TおよびISOの両方の標準化団体によって規定されています。この仕様は、ITUのWebサイト(http://www.itu.int/rec/T-REC-X.891-200505-I/en)からダウンロードできます。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「Fast Infosetを使用したXML転送の最適化」を参照してください。

Jakarta RESTful Webサービス(JAX-RS)

Jakarta RESTful Web Services (JAX-RS)仕様は、Representational State Transfer (REST)アーキテクチャ・スタイルに基づいてWebサービスを開発するための標準JAVA APIを提供します。https://jcp.org/en/jsr/detail?id=370を参照してください。

WebLogic Serverのこのリリースでは、デフォルトでJersey 2.x (JAX-RS 2.1 RI)がサポートされています。共有ライブラリとしてのWebLogic Serverへの登録は不要になりました。

『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』を参照してください。

Jakarta Web Services 3.0

Jakarta Web Services 3.0は、Java Webサービスのコーディング、構築、デプロイメントに使用する標準ベースのAPIです。

ネームスペース : http://java.sun.com/xml/ns/jaxws

http://jcp.org/aboutJava/communityprocess/mrel/jsr224/index5.htmlを参照してください。統合されたスタックには、JAX-WS 3.0、Java Architecture for XML Binding (JAXB) 3.0およびSOAP with Attachments API for Java (SAAJ) 2.0が含まれます。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』を参照してください。

Java Architecture for XML Binding (JAXB) 3.0

Java Architecture for XML Binding (JAXB)は、XMLスキーマをJavaコード内の表現にバインドする便利な方法を提供します。これにより、XML自体に関する知識がそれほどなくても、XMLデータと処理関数を、Javaテクノロジに基づくアプリケーションに、簡単に組み込むことができます。

ネームスペース : http://java.sun.com/xml/ns/jaxb

https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/mrel/jsr222/index3.htmlを参照してください。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「JAXBデータ・バインディングの使用」を参照してください。

JSR 109: Implementing Enterprise Web Services 1.4

JSR 109: Implementing Enterprise Web Servicesは、WebLogic ServerなどのJakarta EEアプリケーション・サーバーで実行するWebサービスをJavaで実装するためのプログラミング・モデルおよびランタイム・アーキテクチャを定義します。

JSR 109: Implementing Enterprise Web Services仕様(http://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=109)を参照してください。特に、プログラマが次の2つのコンポーネントのいずれかを使用してJakarta EE Webサービスを実装することを規定しています:

  • Webコンテナ内で動作するJavaクラス

  • EJBコンテナ内で動作するステートレス・セッションEJB

また、標準Jakarta EE Webサービスのパッケージ化形式、デプロイメント・モデル、実行時サービスについても記述されており、そのすべてをWebLogic Webサービスで実装しています。

SAML (Security Assertion Markup Language) 2.0

Security Assertion Markup Language (SAML)仕様は、セキュリティ・ドメイン間で認証および認可データを交換するためのXML標準を提供します。

ネームスペース:

urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:assertion

urn:oasis:names:tc:SAML:2.0:protocol

次を参照してください。

Security Assertion Markup Language (SAML) Token Profile 1.1および1.0

Web Services Security: SAML Token Profile 1.1仕様は、SOAPメッセージの認証および暗号化を実装するSOAP拡張機能セットを定義します。

ネームスペース: urn:oasis:names:tc:SAML:1.0:assertion

次を参照してください。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Simple Object Access Protocol (SOAP) 1.1および1.2

Simple Object Access Protocol (SOAP)は、分散型環境で情報を交換するために使用する軽量XMLベースのプロトコルです。

ネームスペース : http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/soap

http://www.w3.org/TR/SOAPSimple Object Access Protocol (SOAP)を参照してください。WebLogic Serverには、SOAP仕様のバージョン1.1と1.2の独自の実装が含まれています。プロトコルの構成は以下のとおりです。

  • SOAPメッセージを記述するエンベロープ。メッセージの本文を含むエンベロープは、処理するユーザーを識別し、処理方法を記述します。

  • アプリケーション固有のデータ型のインスタンスを表現するためのエンコーディング・ルール・セット。

  • リモート・プロシージャ・コールおよびレスポンスを表す規則。

この情報は、HTTPやHTTPSなどのWebプロトコルで転送可能なMultipurpose Internet Mail Extensions (MIME)エンコード・パッケージ内に埋め込まれています。MIMEは、非ASCIIメッセージをインターネット上で送信できるようにフォーマットするための仕様です。

次の例は、HTTPリクエスト内に埋め込まれている株取引情報用のSOAP 1.1リクエストを示しています。

POST /StockQuote HTTP/1.1
Host: www.sample.com:7001
Content-Type: text/xml; charset="utf-8"
Content-Length: nnnn
SOAPAction: "Some-URI"

<SOAP-ENV:Envelope 
   xmlns:SOAP-ENV="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/"
         SOAP-ENV:encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/">
     <SOAP-ENV:Body>
          <m:GetLastStockQuote xmlns:m="Some-URI">
               <symbol>ORCL</symbol>
          </m:GetLastStockQuote>
     </SOAP-ENV:Body>
</SOAP-ENV:Envelope>

WebLogic Webサービスは、デフォルトではSOAPのバージョン1.1を使用します。バージョン1.2を使用する場合は、そのWebサービスを実装するJWSファイルでバインディング・タイプを指定する必要があります。

SOAP over JMSトランスポート1.0

SOAP over JMSサービス・トランスポートは、JAX-WS WebLogic Webサービスの接続プロトコルとしてサポートされています。

JAX-WSでは、この機能は新しいW3C SOAP over Java Message Service 1.0標準(2012年2月)をサポートします。この標準は、http://www.w3.org/TR/soapjms/で入手できます。

詳細は、『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』接続プロトコルとしてのJMSトランスポートの使用を参照してください。

SOAP with Attachments API for Java (SAAJ) 2.0

SOAP with Attachments API for Java (SAAJ)は、SOAP 1.1仕様およびSOAP with Attachmentsノートに準拠するメッセージを開発者が生成および消費する方法を説明します。

https://jcp.org/en/jsr/detail?id=67で説明されているSOAP with Attachments API for Java (SAAJ)仕様を参照してください。

APIのjavax.xml.soapというパッケージでは、MIME添付を持つSOAPメッセージの主要な抽象概念を提供しています。添付には、XMLドキュメント全体、XMLフラグメント、画像、テキスト・ドキュメント、または有効なMIMEタイプを持つその他のコンテンツを使用できます。また、このパッケージでは、Webサービスとのリクエストおよびレスポンス型の対話に関する単純なクライアント側のビューも提供しています。

Web Application Description Language (WADL) 2009 Membership Submission

Web Application Description Language (WADL)は、XMLベースの仕様で、マシンが読み取ることができるHTTPベースのWebアプリケーションの記述を提供します。WebLogic Webサービスの開発者は、WADLファイルを作成する必要はありません。これらのファイルはWebLogic Webサービス開発プロセスの一部として自動的に生成されます。

ネームスペース: http://wadl.dev.java.net/2009/02/wadl.xsd

http://www.w3.org/Submission/wadlWeb Application Description Language (WADL)仕様を参照してください。

『Oracle WebLogic Server RESTful Webサービスの開発と保護』を参照してください。

Web Services Addressing (WS-Addressing) 1.0および2004/08 Member Submission

Web Services Addressing (WS-Addressing)コアは、Webサービスおよびメッセージのアドレッシングを行うための、トランスポートに依存しないメカニズムを提供します。

ネームスペース:

http://www.w3.org/2005/08/addressing

http://www.w3.org/2007/05/addressing/metadata

http://www.w3.org/TR/ws-addr-coreWeb Services Addressing (WS-Addressing)コア仕様を参照してください。特に、この仕様では、Webサービスのエンドポイントを識別したり、メッセージ内のエンドポイントIDをエンド・ツー・エンドで保護したりするのに使用される多数のXML要素が定義されています。

1.0に加え、現在のリリースでは、Web Services Addressing (August 2004 Member Submission) (http://www.w3.org/Submission/2004/SUBM-ws-addressing-20040810)もサポートされます。

Web Services Addressing (WS-Addressing) Metadata仕様は、http://www.w3.org/TR/ws-addr-metadataで説明されるように、WSDLを使用してWeb Services Addressing Coreで定義される抽象プロパティを記述する方法や、WebサービスによってWS-Addressingのサポートを指定するためにWS-Policyを使用する方法を定義します。

Web Services Atomic Transaction (WS-AtomicTransaction) Version 1.2、1.1、および1.0

Web Services Atomic Transaction (WS-AtomicTransaction)は、Web Services Coordination仕様に記述される拡張可能な調整フレームワークで使用される原子性トランザクションの調整タイプを定義します。WS-AtomicTransaction仕様とWS-Coordination仕様は、参加者間で分散アクティビティを調整する拡張可能なフレームワークを定義します。

http://docs.oasis-open.org/ws-tx/wstx-wsat-1.2-spec-cs-01/wstx-wsat-1.2-spec-cs-01.htmlで説明しているWebサービスの原子性トランザクション(WS-AtomicTransaction)仕様を参照してください。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「Webサービス原子性トランザクションの使用」を参照してください。

Web Services Coordination (WS-Coordination) Version 1.2、1.1、および1.0

Web Services Coordination (WS-Coordination)は、分散アプリケーションのアクションを調整するプロトコルを提供する拡張可能なフレームワークを定義します。

http://docs.oasis-open.org/ws-tx/wstx-wscoor-1.2-spec-cs-01/wstx-wscoor-1.2-spec-cs-01.htmlで説明しているWeb Services Coordination (WS-Coordination)仕様を参照してください。WS-AtomicTransaction仕様とWS-Coordination仕様は、参加者間で分散アクティビティを調整する拡張可能なフレームワークを定義します。

Web Services Description Language (WSDL) 1.1

WSDL (Web Services Description Language)は、Webサービスの内容を説明するXMLベースの仕様です。WSDLドキュメントには、Webサービス操作、入出力パラメータ、およびクライアント・アプリケーションからWebサービスへの接続方法を記述します。

ネームスペース : http://schemas.xmlsoap.org/wsdl

http://www.w3.org/TR/wsdlWeb Services Description Language (WSDL)仕様を参照してください。

WebLogic Webサービスの開発者は、WSDLファイルを作成する必要はありません。これらのファイルはWebLogic Webサービス開発プロセスの一部として自動的に生成されます。

次の例は参照用でGetLastStockQuoteメソッドを含む株取引WebサービスStockQuoteServiceを記述するWSDLファイルを示しています。

<?xml version="1.0"?>
  <definitions name="StockQuote"
               targetNamespace="http://sample.com/stockquote.wsdl"
               xmlns:tns="http://sample.com/stockquote.wsdl"
               xmlns:xsd="http://www.w3.org/2000/10/XMLSchema"
               xmlns:xsd1="http://sample.com/stockquote.xsd"
               xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/soap/"
               xmlns="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/">
      <message name="GetStockPriceInput">
          <part name="symbol" element="xsd:string"/>
      </message>
      <message name="GetStockPriceOutput">
          <part name="result" type="xsd:float"/>
      </message>
      <portType name="StockQuotePortType">
          <operation name="GetLastStockQuote">
             <input message="tns:GetStockPriceInput"/>
             <output message="tns:GetStockPriceOutput"/>
          </operation>
      </portType>
      <binding name="StockQuoteSoapBinding" type="tns:StockQuotePortType">
          <soap:binding style="rpc" 
                        transport="http://schemas.xmlsoap.org/soap/http"/>
          <operation name="GetLastStockQuote">
             <soap:operation soapAction="http://sample.com/GetLastStockQuote"/>
             <input>
                 <soap:body use="encoded" namespace="http://sample.com/stockquote"
                           encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/"/>
             </input>
             <output>
             <soap:body use="encoded" namespace="http://sample.com/stockquote"
                           encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/"/>
             </output>
          </operation>>
      </binding>
      <service name="StockQuoteService">
          <documentation>My first service</documentation>
          <port name="StockQuotePort" binding="tns:StockQuoteSoapBinding">
             <soap:address location="http://sample.com/stockquote"/>
          </port>
      </service>
  </definitions>  

WSDL仕様には、Webサービスを呼び出すときに使用できる様々なタイプのバインディングを指定するための、オプションの拡張要素があります。WebLogic Webサービス・ランタイムでは、次のとおりです。

  • SOAPバインディングを完全にサポートしているため、WSDLファイルにSOAPバインディングが含まれている場合、WebLogic Webサービスは、Webサービスの呼出しに使用するメッセージの形式およびプロトコルとしてSOAPを使用します。

  • HTTP GETおよびPOSTバインディングが無視されるため、WSDLファイルにこの拡張機能が含まれている場合、WebLogic Webサービス・ランタイムではWSDLの解析時にその要素がスキップされます。

  • MIMEバインディングが部分的にサポートされているため、WSDLファイルにこの拡張機能が含まれている場合、WebLogic Webサービス・ランタイムでその要素が解析されますが、Webサービス呼出しのためにメッセージを作成するときに、実際にはMIMEバインディングは作成されません。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』WSDLファイルから開始するWebLogic Webサービスの開発: 主なステップを参照してください。

Web Services MakeConnection 1.1

Web Services MakeConnectionでは、送信側エンドポイントが受信側エンドポイントへの新規接続を開始できない場合に2つのエンドポイント間でメッセージを転送するメカニズムを提供します。たとえば、ファイアウォールの内側から非同期Webサービスを起動するためのものです。

ネームスペース: http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702

http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsmc/200702/wsmc-1.1-spec-os.htmlにあるWeb Services MakeConnection仕様を参照してください。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「非同期クライアントの開発」を参照してください。

Web Services Metadata for the Java Platform 2.1 (JSR-181)

Oracle WebLogic Serverのメタデータ・アノテーション機能を活用することをお薦めします。これを行うには、アノテーション付きのJavaファイルを作成し、Antタスクを使用してそのファイルを標準のJavaクラスまたはEJBのJavaソース・コードに変換し、関連するアーティファクトをすべて自動的に生成するプログラミング・モデルを使用します。

http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/language/annotations.htmlを参照してください。

アノテーション付きのJava Webサービス(JWS)ファイル(簡略化してJWSファイルと呼びます)は、Webサービスの中核部分です。このファイルにはWebサービスの動作を決定するJavaコードが含まれています。JWSファイルは、メタデータ・アノテーションを使用してWebサービスの形式や特性を指定した、通常のJavaクラス・ファイルです。JWSファイルで使用できるJWSアノテーションには、http://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=181に記載のWeb Services Metadata for the Java Platform仕様(JSR-181)で定義された標準のアノテーションと、その他の標準またはWebLogic固有のアノテーションがあり、作成するWebサービスのタイプに応じて使い分けます。

ノート:

JWSアノテーション・ファイルを使用する以外の方法としては、標準のJavaクラスまたはEJBをゼロからコーディングし、それに関連するアーティファクト(デプロイメント記述子ファイル、WSDL、ユーザー定義のデータ型のデータ・バインディング・アーティファクトなど)を手動で生成することで、WebLogic Webサービスを自分でプログラミングする方法があります。ただし、この方法は、難しく時間がかかるためお薦めできません。

Web Services Policy Attachment (WS-Policy Attachment) 1.5および1.2

Web Services Policy Attachment (WS-Policy Attachment)仕様では、ポリシーの抽象モデルとXMLベースの式の文法を定義しています。この仕様では、ポリシーとポリシーの適用先のサブジェクトを関連付けるための、2つの汎用メカニズムが定義されています。また、それらの汎用メカニズムを使用して、WS-PolicyをWSDLやUDDIの記述に関連付ける方法も定義しています。

ネームスペース:

WS-Policy Attachment 1.5 : http://www.w3.org/ns/ws-policy

WS-PolicyAttachment 1.2 : http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy

次を参照してください。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Web Services Policy Framework (WS-Policy) 1.5および1.2

WS-Policy Framework (WS-Policy)仕様では、Webサービスのポリシーを記述して通信するための、汎用的なモデルと対応する構文が提供されています。WS-Policyは、幅広いサービスの要件、プリファレンス事項、機能を記述するために、他のWebサービス仕様が使用したり拡張したりできる、構成の基本セットを定義しています。

ネームスペース:

WS-Policy Framework 1.5 : http://www.w3.org/ns/ws-policy

WS-Policy 1.2 : http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy

次を参照してください。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)

Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)は、ソフトウェア・コンポーネント、システム、またはネットワークに障害が発生した場合に、別々のWebLogic Serverインスタンス上で動作する2つのWebサービスが確実に通信できるかを説明します。

ネームスペース : http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrm/200702

http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrm/200702Web Services Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging)仕様を参照してください。特に、ソース・エンド・ポイントから宛先エンド・ポイントに送信されるメッセージの配信またはエラーの生成を保証する、相互運用性プロトコルを提供しています。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「Webサービスの信頼性のあるメッセージングの使用」を参照してください。

ノート:

WebLogic Server WS-ReliableMessagingは、旧バージョンの仕様との後方互換性をサポートします。たとえば、WS-ReliableMessaging 1.2 Webサービスは、WS-ReliableMessaging 1.2または1.1の仕様に準拠するクライアントによってアクセスされます。ただし、WS-ReliableMessaging 1.2/1.1クライアントは、WS-ReliableMessaging 1.0サーバーと通信できません。WS-ReliableMessaging 1.2 (クライアントまたはサービス)は、JAX-WSでのみサポートされることに注意します。

Web Services Reliable Messaging Policy Assertion (WS-RM Policy)

Web Services Reliable Messaging Policy Assertion (WS-RM Policy)仕様では、WS-PolicyおよびWS-ReliableMessagingで使用する信頼性のあるメッセージングのためのドメイン固有のポリシー・アサーションが定義されています。この仕様では、RM宛先およびRMソースは、所定のシーケンスに対するそれぞれの要件を記述できるようになります。

ネームスペース : http://docs.oasis-open.org/ws-rx/wsrmp/200702

次を参照してください。

『Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの開発』「Webサービスの信頼性のあるメッセージングの使用」を参照してください。

Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)

Web Services Secure Conversation Language (WS-SecureConversation)仕様では、Web Services Security (WS-Security) 1.1、1.0およびWeb Services Trust Language (WS-Trust)に基づく拡張が定義されています。これらの拡張により、1つ以上のメッセージにまたがる通信を保護できます。

ネームスペース : http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-secureconversation/200512

特に、仕様はセキュリティ・コンテキストを確立および共有し、そのセキュリティ・コンテキスト(または共有秘密)からキーを派生させるためのメカニズムが定義されています。

次を参照してください。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Web Services Security (WS-Security) 1.1および1.0

ネームスペース : http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecuritysecext-1.0.xsdhttp://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurityutility-1.0.xsdhttp://docs.oasis-open.org/wss/oasis-wss-wssecurity-secext-1.1.xsd

Webサービス・セキュリティについての以下の説明は、2006年2月の「Web Services Security: SOAP Message Security」と題されたOASIS標準1.1仕様から直接引用したものです。

この仕様は、整合性と機密性を確保するセキュアなWebサービスを構築する際に使用できるSOAP (SOAP11、SOAP12)の拡張の標準セットを提案するものです。この拡張セットのことをWeb Services Security: SOAP Message SecurityまたはWSS: SOAP Message Securityと呼びます。

この仕様には柔軟性があり、様々なセキュリティ・モデル(PKI、Kerberos、SSLなど)でセキュアなWebサービスを実現するための土台となるように設計されています。たとえばこの仕様では、複数のセキュリティ・トークン・フォーマット、複数の信頼ドメイン、複数のシグネチャ・フォーマット、および複数の暗号化技術がサポートされています。トークン・フォーマットおよびそれらを使用するためのセマンティクスは、関連付けられたプロファイル・ドキュメントに定義されています。

この仕様は、主にセキュリティ・トークンの伝播、メッセージの整合性、およびメッセージの機密性の3つのメカニズムを提供します。これらのメカニズムは、それだけではWebサービス用の完全なセキュリティ・ソリューションとはなりません。この仕様は、他のWebサービス拡張機能やより高いレベルのアプリケーション固有プロトコルと一緒に使用して、様々なセキュリティ・モデルおよびセキュリティ技術を実現することができるビルディング・ブロックです。

前述のメカニズムは、独立して使用することも(たとえばセキュリティ・トークンを渡すため)、密接に統合して使用することもできます(たとえば、メッセージ全体やその一部に対して署名や暗号化を行い、署名や暗号化に使用するキーと関連付けられたセキュリティ・トークンまたはトークン・パスを提供するなど)。

OASIS Web Service Security Webページ(http://www.oasis-open.org/committees/tc_home.php?wg_abbrev=wss)を参照してください。

WebLogic Webサービスでは次のトークン・プロファイルも実装しています。

  • Webサービス・セキュリティ: SOAPメッセージ・セキュリティ

  • Webサービス・セキュリティ:ユーザー名トークン・プロファイル

  • Webサービス・セキュリティ: X.509証明書トークン・プロファイル

  • Webサービス・セキュリティ: SAMLトークン・プロファイル1.0および1.1

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy) 1.3

Web Services Security Policy (WS-SecurityPolicy)では、WS-Policyフレームワークで使用する一連のセキュリティ・ポリシー・アサーションが定義され、WS-Security、WS-TrustおよびWS-SecureConversationのコンテキストでメッセージを保護する方法が記述されています。

ネームスペース : http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-securitypolicy/200802

http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-securitypolicy/v1.3/ws-securitypolicy.htmlにあるWeb Services Security Policy (WS-SecurityPolicy)仕様を参照してください。

WebLogic Webサービスのすべての非同期機能(コールバック、会話、Webサービスの信頼性のあるメッセージング)では、実装でアドレッシングを使用していますが、Webサービス・プログラマは、追加のアドレッシング機能が必要な場合に、この仕様に準拠するAPIを単独で使用することもできます。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

Web Services Trust Language (WS-Trust)

Web Services Trust Language (WS-Trust)には、セキュリティ・トークンのリクエストと発行や信頼関係の仲介を行うためのフレームワークとなる拡張機能が定義されています。

バージョン1.4ネームスペース: http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-trust/200802

バージョン1.3ネームスペース: http://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-trust/200512

次のサイトのWeb Services Trust Language (WS-Trust)仕様を参照してください。

「Oracle WebLogic ServerのWebLogic Webサービスの保護」を参照してください。

WebLogic Webサービスでサポートされるその他の仕様