データベース接続

データベース接続には、GoldenGate Studioでソースまたはターゲットとして機能するデータベースへのアクセスに必要な資格証明およびパラメータが格納されます。この構成により、データ・レプリケーション・パイプラインを設計およびデプロイするためのセキュアで効率的な通信が可能になります。

GoldenGate Studioのデータベース接続は、ソース・データベースおよびターゲット・データベースとの通信に必要な構成情報を表します。これらの接続は、GoldenGate Studio内でデータ統合およびレプリケーション・ソリューションを設計、デプロイおよび管理するための基盤となります。これにより、様々な環境間でデータ・フローを視覚的にマップできます。

詳細は、『Oracle GoldenGate Microservicesドキュメント』データベース接続、システムおよびパラメータ設定を参照してください。

データベース接続について

GoldenGate Studioで使用できる接続タイプ、およびそれらの作成方法について説明します。

データベース接続とは、GoldenGate Studioがデータベースへの接続に必要とする構成情報および資格証明を指します。この接続により、GoldenGate Studioは、データ・レプリケーション・ソリューションの設計、デプロイおよび管理の一環として、ソース・データベースおよびターゲット・データベースにアクセスして対話できます。

GoldenGate Studioでは、現在、Oracle AI Database接続がサポートされています。

サポートされている接続

GoldenGate Studioでソースおよびターゲットとして使用できる、サポートされているOracle DatabaseバリアントおよびMySQLデータベースについては、次のリストを確認してください。

GoldenGate Studioは、Oracle Databaseバージョン19c、21c、21c XE、23ai、23ai FreeおよびOracle AI Database 26aiをサポートしています。GoldenGate Studio 26ai以降では、Oracleデータベースの追加バリアントがサポートされています。「サポートされているOracleデータベース」を参照してください。

GoldenGate Studio 26ai以上では、MySQLデータベース・バリアントへのソースおよびターゲット接続がサポートされています。完全なリストは、「サポートされているMySQLデータベース」を参照してください。

OracleおよびMySQLデータベースでサポートされているクラウド・プラットフォーム

OracleおよびMySQLデータベースでサポートされるクラウド・プラットフォームについて説明します。

OracleおよびMySQLデータベースのクラウド・デプロイメントを計画する際には、サポートされているクラウド・プラットフォームの範囲を考慮することが重要です。どちらのデータベース・テクノロジも、次のような様々な主要なクラウド・サービス・プロバイダにデプロイできます:

  • Oracle Cloud Infrastructure (OCI)
  • Amazon Web Services (AWS)
  • Micosoft Azure
  • Google Cloud Platform (GCP)
サポートされているOracleデータベース

GoldenGate Studioは、オンプレミス、クラウド、マルチクラウド環境を含むOracle AI Databaseプラットフォームをサポートしています。

次の表に、現在サポートされているすべてのOracle AI Databaseタイプおよびデプロイメント・オプションと、主要な接続要件およびサポートされるレシピ・タイプを示します。

ノート:

Oracle AI Databaseは、古いバージョンのOracle Databaseに使用できます。
テクノロジ・タイプ デプロイメント環境 サポートされているレシピ
Oracle AI Database オンプレミス すべて
Oracle Exadata Database オンプレミス すべて
Oracle Autonomous AI Database Oracle Cloud すべて
Oracle Database@Azure - Autonomous Database Microsoft Azure すべて
Oracle Database@Azure - Exadata Microsoft Azure すべて
Oracle Database@AWS - Autonomous Database Amazon Web Services すべて
Oracle Database@AWS - Exadata Amazon Web Services すべて
Oracle Database@Google Cloud - Autonomous Database Google Cloud Platform すべて
Oracle Database@Google Cloud - Exadata Google Cloud Platform すべて
Amazon RDS for Oracle Amazon Web Services すべて
サポートされているMySQLデータベース

GoldenGate Studioでは、主要なマネージド・クラウド製品を含む様々なMySQLデータベースの統合および移行パイプラインを構成できます。

次の表に、サポートされているすべてのMySQLデータベース、使用可能なレシピ・タイプおよび重要な構成の詳細を示します:
テクノロジ・タイプ デプロイメント環境 サポートされているレシピ
MySQLデータベース・サーバー オンプレミス 一方向のデータベース移行
Amazon Aurora MySQL AWS Cloud 一方向のデータベース移行
Amazon RDS for MySQL AWS Cloud 一方向のデータベース移行
Azure Database for MySQL Microsoft Azure Cloud 一方向のデータベース移行
Google Cloud SQL for MySQL Google Cloud Platform 一方向のデータベース移行
OCI上のHeatWave MySQL Oracle Cloud 一方向のデータベース移行
Azure上のHeatWave MySQL Microsoft Azure 一方向のデータベース移行
AWS上のHeatWave MySQL Amazon Web Services 一方向のデータベース移行

接続のベスト・プラクティス

GoldenGate Studioの接続のベスト・プラクティスを確認してください。

接続を作成する前の計画

  • 接続要件の特定: 開始する前に、データベース・タイプ、ホスト名、ポート、サービス名/SID、ユーザー資格証明およびSSL要件などの詳細を収集します。
  • アクセス権限の検証: ユーザー・アカウントに、GoldenGateの操作に必要な権限(レプリケーション権限、特定のスキーマへの読取り/書込みアクセスなど)があることを確認します。

セキュアな資格証明管理の使用

  • 資格証明のハードコーディングの回避: ユーザー名およびパスワードはプレーン・テキストで保存するのではなく、GoldenGate資格証明ストアに安全に保管します。スクリプトまたはプレーン・テキストにパスワードを保存しないでください。
  • OracleウォレットまたはOracle Cloudウォレット・サービス: OracleウォレットまたはOracle Cloudウォレット・サービスを使用して、Oracle Autonomous Databaseの資格証明および暗号化キーを安全に保管します。
  • ロールベース・アカウントの使用: 必要な権限のみを使用して、レプリケーション・アクティビティ用に個別のデータベース・アカウントを作成します。
  • デフォルト・パスワードの変更: 組織のセキュリティ・ポリシーを満たすように、デフォルトまたは共有アカウントのパスワードをただちに更新します。組織のセキュリティ・ポリシーに従って、定期的にパスワードをローテーションします。

互換性の確保

  • データベース・バージョンの確認: ソース・データベースおよびターゲット・データベースに、使用しているGoldenGateバージョンとの互換性があることを確認します。
  • 必要なドライバのインストール: データベース・タイプのJDBCドライバがGoldenGate Studioにインストールおよび構成されていることを確認します。

接続設定の最適化

  • SSL/TLSの有効化(使用可能な場合): 転送中のデータを保護するために暗号化された接続を使用します。
  • 接続タイムアウトの設定: 接続の問題が発生した場合に長時間待機しないようにタイムアウトを構成します。
  • 接続プーリングの使用(可能な場合): これにより、同じ接続を使用する複数のOracle GoldenGateプロセスのパフォーマンスが向上します。

接続の検証

  • Studioでの接続のテスト: GoldenGate Studioの接続のテスト機能を使用して、接続および認証を確認します。
  • スキーマ・アクセスの検証: 接続ユーザーが、レプリケーションに必要な特定のスキーマ、表およびビューにアクセスできることを確認します。
  • パフォーマンスのチェック: 小規模なテスト問合せを実行して、本番に接続をデプロイする前にレスポンス時間を評価します。

保守およびモニター

  • 接続の詳細のドキュメント化: 監査用の接続パラメータ、権限および所有者の内部レコードを保持します。
  • 資格証明の定期的なローテーション: セキュリティ・ポリシーに準拠するように、保管されているパスワードを定期的に更新します。
  • 接続ヘルスのモニター: Oracle GoldenGateのモニタリング・ツールを使用して、接続の切断、低速な問合せまたは認証の失敗をチェックします。

Oracle AI DatabaseおよびOracle Exadata接続の作成

Oracle AI DatabaseおよびOracle Exadataの接続を作成する方法を説明します。

  1. GoldenGate Studioのホームページで、接続の作成をクリックします。

    「接続」ページから接続を作成することもできます。

  2. 接続の作成パネルは、3つのページで構成されています。「一般情報」ページで、次のフィールドに入力し、「次」をクリックします:
    1. 「接続名」を入力します。
    2. (オプション) 「説明」を入力します。
    3. ドロップダウン・メニューから「テクノロジ・タイプ」を選択します。
  3. 「接続詳細」ページで、次に示すフィールドに入力してから、「次」をクリックします:
    1. データベースの「ユーザー名」および「パスワード」を入力します。
    2. データベースの「ホスト名」および「ポート」を入力します
    3. 「データベース・タイプ」で、次のようにします:
      • Oracle AI Databaseのバージョンが21c以上の場合は、Oracle Database 21c以上でのプラガブル・データベース(PDB)を選択します。
      • Oracle AI Databaseのバージョンが19c以下の場合は、Oracle Database 19c以下でのプラガブル・データベース(PDB)を選択し、プラガブル・データベース・サービス名およびコンテナ・データベース・サービス名の両方を指定します
      • Oracle AI Databaseバージョンが非コンテナ・データベースの場合は、「非コンテナ・データベース」を選択してから、「データベース・サービス名」を入力します。
  4. 確認ページで、「作成」をクリックします。

Autonomous AI Database以外のSSLウォレットの構成およびダウンロード

様々なウォレット構成オプションを紹介します。

セキュアな接続を有効にするには、Autonomous AI Database以外でウォレット構成が必要です。この設定は、SSL検証を使用するparUrlなどのエンドポイント、またはHTTPS経由でセキュア・リージョンでホストされる他のOracle Autonomous AI Databaseとの検証済通信を容易にし、特に、オブジェクト・ストレージを使用した初期ロードで、保護されたparUrl / bucketUriからファイルをアップロードおよびダウンロードするために必要です。

ウォレット構成が重要な理由

適切に構成されたウォレットがないと、HTTPSを使用してオブジェクト・ストレージやその他のエンドポイントにセキュアに接続しようとしても失敗し、エラーの発生やファイルのアップロード/ダウンロードができなくなります。ウォレットを構成することで、データベースが接続先のクラウド・エンドポイントを信頼するようになるため、これらのリスクが軽減されます。

重要な用語

用語 定義
parUrl Oracle Cloud Object Storageのオブジェクトへのセキュアかつ一時的なアクセスのための事前認証済リクエストURL。
bucketUri Oracle Cloud Object Storageの特定のバケットを指すUniform Resource Identifier。バケットは、オブジェクト(ファイルまたはデータ・ダンプなど)のストレージ・コンテナです。
Oracle Cloudエンドポイント Oracle Cloudサービスに接続するためのURL。
ACL (ネットワーク・アクセス制御リスト) ネットワーク・リソースに対して許可または拒否されるネットワーク・トラフィックを定義するセキュリティ・ルール。
標準Oracleウォレット

標準Oracleウォレットについて説明します。

Oracleウォレットは、秘密キー、証明書、信頼できる証明書などの認証および暗号化資格証明を格納する、セキュアで暗号化されたコンテナです。これにより、機密データがクリア・テキストの構成ファイルに保持されなくなります。これらのウォレットは、Oracle Wallet Managerまたはmkstoreなどのツールを使用して作成され、コンテンツを開いてアクセスするのにパスワードを必要とします。Autonomous Database以外からのセキュアな接続を可能にするには、ウォレットの設定が必要です。

標準Oracleウォレットをダウンロード/構成するには、次のステップを実行します:

  • 事前に構成されたOracle証明書が含まれるマスター・ウォレットをダウンロードします。これについては、データベース管理チームに問い合せてください。
  • データベース・ホスト・ファイル・システムのディレクトリに証明書ファイルを抽出します。
  • 「拡張オプション」のSSLウォレット・パス・フィールドにディレクトリ・パスを指定します。

ノート:

  • このウォレットは、parUrlまたはbucketUri(通常、オブジェクト・ストレージを介した初期ロードの場合に使用)とのセキュアな接続を確立する目的で機能します。
  • 必要なネットワークACL構成は、アクセスが開始されると、実行時にStudioアプリケーションによって自動的に管理されます。

Oracle提供のウォレットを使用すると、標準のOracle Cloudエンドポイント(parUrlおよびbucketUriなど)のセキュアな接続が自動的に有効になります。

手動ウォレットの構成

手動ウォレットの構成方法を説明します:

手動ウォレットのアプローチでは、標準Oracleウォレットに含まれていない特定のセキュリティ証明書を手動で追加することで、ユーザーがウォレットを作成および構成できます。この方法は、カスタム・エンドポイントへの接続時、サード・パーティの認証局の使用時、または一意のセキュリティ要件への対応時に必要となります。

手動ウォレットをダウンロード/構成するには、次の手順を実行します:

  • parUrlに必要な証明書(通常はルート証明書および中間証明書)をダウンロードします。
  • データベース・ホストにログインし、ウォレット・ディレクトリを作成します。
  • Oracleベースで使用可能なorapkiユーティリティを使用してウォレットを初期化します。
  • orapkiユーティリティを使用して、parUrlからダウンロードした証明書をウォレットに追加します。
  • 使用するコマンドは次のとおりです:
    • bash-4.2$ mkdir -p <wallet-path-accessible-to-db-user>
    • bash-4.2$ orapki wallet create -wallet <wallet-path-accessible-to-db-user> -pwd <pwd> -auto_login
    • bash-4.2$ orapki wallet add -wallet <wallet-path-accessible-to-db-user> -trusted_cert -cert <path-to-root-certificate> -pwd <pwd>
    • bash-4.2$ orapki wallet add -wallet <wallet-path-accessible-to-db-user> -trusted_cert -cert <path-to-intermediate-certificate> -pwd <pwd>
    • bash-4.2$ orapki wallet display -wallet <wallet-path-accessible-to-db-user>

Oracle Autonomous AI Database接続の作成

GoldenGate Studioのソースまたはターゲットとして使用するOracle Autonomous AI Database への接続を作成する方法を説明します。

始める前に

接続を作成する前に、次のことを確認します:

  • アーカイブ・ログ・モードをオンにして、データベースを再起動します。
  • Oracle Autonomous AI DatabaseインスタンスのウォレットをOracle Cloudコンソールからダウンロードします。アクセス権限がない場合は、管理者に連絡してください。

Oracle Autonomous AI Database接続を作成するには:

  1. GoldenGate Studioのホームページで、接続の作成をクリックします。
  2. 接続の作成パネルは、3つのページで構成されています。
    1. 「一般情報」ページで、次に示すフィールドに入力してから、「次」をクリックします:
      1. 「接続名」を入力します。
      2. (オプション) 「説明」を入力します。
      3. 「テクノロジ・タイプ」ドロップダウンから「Autonomous AI Database」を選択します。
    2. 「接続詳細」ページで、次に示すフィールドに入力してから、「次」をクリックします:
      1. GoldenGate管理ユーザーの「ユーザー名」および「パスワード」を入力します。
      2. ウォレット・ファイルの追加をクリックし、Oracle Autonomous AI Databaseインスタンスのウォレットをアップロードします。
      3. 「接続のテスト」をクリックします。
    3. 「確認」ページで、接続の詳細を確認します。
  3. 「作成」をクリックします。

MySQLデータベース接続の作成

MySQLデータベース接続を作成するための前提条件と、GoldenGate Studioから接続を設定するステップについて説明します。

始める前に

Oracle GoldenGateまたは同様のツールと相互作用するMySQLワークロードを実行する前に、データベース環境がすべての前提条件を満たしていることを確認してください。

構成変更を適用するには、MySQL構成ファイル(my.cnf)を編集し、MySQLを再起動する必要があります。my.cnfファイルの編集に必要な権限がない場合は、データベース管理者に連絡して必要な権限を取得してください。

次の表に、実装の前提条件、必要なアクションおよびステップバイステップのガイダンスを示します。

MySQL前提条件 必要なアクション 設定方法

サポートされていないデータ型列

サポートされていない型の列を削除または変換します。

  1. 次の問合せを実行します。
    SELECT TABLE_SCHEMA, TABLE_NAME, COLUMN_NAME,COLUMN_TYPE FROM information_schema.COLUMNS WHERE COLUMN_TYPE IN ('geometry', 'linestring', 'polygon', 'multipoint', 'multistring', 'multipolygon', 'geometrycollection','set');
  2. ALTER TABLE これらの列を削除または変更します(必要に応じてデータベース管理者に問い合せてください)

タイムゾーンの一致

Oracle GoldenGateサーバーのタイムゾーンをMySQLサーバーのタイムゾーンと同じに設定します。

  1. MySQLタイムゾーンを確認します:
    SELECT @@system_time_zone;
  2. Oracle GoldenGateホスト・タイムゾーンを確認します: date (必要に応じてデータベース管理者に問い合せてください)

sql_modeALLOW_INVALID_DATE

sql_modeから削除するか、無効な日付エントリを避けます。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'sql_mode';
  2. my.cnfを編集し、 sql_modeからALLOW_INVALID_DATEを削除します。

  3. MySQLを再起動します。

AWS RDSログの保持

binlog_retention_hoursを24以上に設定します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    CALL mysql.rds_set_configuration ('binlog retention hours', 24);
  2. RDSインスタンスの現在の構成パラメータとその値を確認します:
    CALL mysql.rds_show_configuration;

binlog_format

binlog_format = ROWを設定します

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'binlog_format';
  2. my.cnfを編集し、binlog_format=ROWを設定します。

  3. MySQLを再起動します。

binlog_transaction_compression

binlog_transaction_compression = OFFを設定します

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'binlog_transaction_compression';
  2. my.cnfを編集し、binlog_transaction_compression=OFFを設定します。

  3. MySQLを再起動します。

文字セット

サポートされている文字セットのみをすべてのレベルで使用します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'character_set_server';
  2. サポートされていない値を使用している場合は、my.cnfを編集して再起動します。

照合サーバー

collation_serveryour_charset_ciに設定します(バイナリではありません)

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'collation_server';
  2. my.cnfを編集し、collation_server=your_charset_ciを設定します。 たとえば、collation_server=utf8mb4_ci.です。

  3. MySQLを再起動します。

ストレージ・エンジン(取得/適用)

InnoDB表のみを使用します。

  1. 次の問合せを実行します。

    SELECT TABLE_NAME, ENGINE FROM information_schema.TABLES WHERE TABLE_SCHEMA = 'your_schema';
  2. 次のコマンドを実行します。

    ALTER TABLE table ENGINE=InnoDB;

データベース・バージョン

MySQL 5.7以上にアップグレードします。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'version';
  2. バージョンが低い場合は、管理者にアップグレードを依頼してください。
データベース・ユーザー権限(取得)

次の権限を付与します。SELECT、REPLICATION SLAVE、REPLICATION CLIENT、SHOW VIEW

  1. 次の問合せを実行します。

    SELECT Select_priv, Repl_slave_priv, Repl_client_priv, Show_view_priv FROM mysql.user WHERE User='ogg_user';
  2. ユーザー権限を付与する手には:
    GRANT SELECT, REPLICATION SLAVE, REPLICATION CLIENT, SHOW VIEW ON *.* TO 'user'@'%'; FLUSH PRIVILEGES;

データベース・ユーザー権限(適用)

次の権限を付与します:

SELECT, CREATE, CREATE VIEW, EVENT, INSERT, UPDATE, DELETE, DROP, EXECUTE

  1. 次の問合せを実行します。

    SELECT Select_priv, Create_priv, Create_view_priv, Event_priv, Insert_priv, Update_priv, Delete_priv, Drop_priv, Execute_priv FROM mysql.user WHERE User='user';
  2. 権限を付与するには:
    GRANT SELECT, CREATE, CREATE VIEW, EVENT, INSERT, UPDATE, DELETE, DROP, EXECUTE ON *.* TO 'user'@'%'; FLUSH PRIVILEGES;

8.0以上のDDLレプリケーションのみ

MySQL 8.0以上およびbinlog_row_metadata = FULLにアップグレードします。

  1. 次のコマンドを実行します。
    SHOW VARIABLES LIKE 'version';
    SHOW VARIABLES LIKE 'binlog_row_metadata';
  2. binlog_row_metadata=FULLmy.cnfを編集します。

  3. MySQLを再起動します。

ファンクション索引

ファンクション索引を削除します。

  1. 表定義を確認してから、次を実行します:
    ALTER TABLE table DROP INDEX index_name;

グループ・レプリケーション

gtid_modeを有効にするか、特別なOracle GoldenGateパラメータを使用します。
  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'gtid_mode';
  2. Oracle GoldenGateで_DISABLEGTIDRECOVERY_trueパラメータを設定します。

キー列(PK/UK)

主キーまたは一意キーを各表に追加します。

  1. 次の問合せを実行します。

    SHOW INDEX FROM table WHERE Non_unique=0;
  2. 主キーを追加するには:
    ALTER TABLE table name ADD PRIMARY KEY (column); or ALTER TABLE table ADD UNIQUE (column);

MariaDB binlog注釈

MariaDB 10.2にbinlog_annotate_row_events = OFFを設定します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'version';
  2. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'binlog_annotate_row_events';
  3. my.cnfを編集し、binlog_annotate_row_events=OFFを設定します。

  4. MariaDBを再起動します。

キー列にLOBデータ型なし

BLOB列またはTEXT列を主キーとしての使用を避けます。

  1. 次の問合せを実行します。

    SELECT COLUMN_NAME, DATA_TYPE FROM information_schema.COLUMNS WHERE COLUMN_KEY='PRI' AND (DATA_TYPE='blob' OR DATA_TYPE='text');
  2. 必要に応じて、表を再設計します。

XAトランザクションなし

取得されたデータベースでXAトランザクションを回避します。

  1. XA RECOVERをチェックします。

  2. 必要に応じて、取得していないデータベースのmy.cnfbinlog-ignore-dbを設定します。

  3. アプリケーション変更についてデータベース管理者に問い合せます。

リモート取得のサーバーID

server_idを0より大きい値に設定します。

  1. 次の問合せを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'server_id';
  2. GLOBAL server_id=1;を設定するか、my.cnfに設定します

  3. MySQLを再起動します。

sql_modeSTRICT_TRANS_TABLES

STRICT_TRANS_TABLESsql_modeに追加します。

  1. 次の問合せを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'sql_mode';
  2. my.cnfを編集し、STRICT_TRANS_TABLESを追加します。
  3. MySQLを再起動します。

サポートされているデータベース・バージョン

サポートされているデータベース・バージョンのみを使用します。

サポートされているデータベース・バージョンについては、動作保証マトリックスを参照してください。

  1. 次の問合せを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'version';
  2. クラウド/バリアント固有の問合せを確認します。

単一のJSON列表

レプリケーションには、JSON列のみを含む単一列の表を使用しないでください。

  1. 次の問合せを実行します。

    SELECT table_name FROM information_schema.tables WHERE table_schema='schema';
  2. 設計を確認し、必要に応じて表を変更します。

binlog_row_image

binlog_row_image = FULLを設定します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'binlog_row_image';
  2. my.cnfを編集し、binlog_row_image=FULLを設定します。

  3. MySQLを再起動します。

log-bin

log_bin = ONを設定します。

  1. 次のコマンドを実行します。

    SHOW VARIABLES LIKE 'log_bin';
  2. my.cnfを編集し、log_bin=ONを設定します。

  3. MySQLを再起動します。

MySQLデータベース接続の作成

MySQLデータベース接続を作成するには、次のステップに従います:

  1. GoldenGate Studioのホームページで、「接続の作成」をクリックします。

  2. 接続の作成パネルは、3つのページで構成されています。

    1. 「一般情報」ページで、次のようにフィールドに入力します。「次」をクリックします:

      • 接続名を入力します。

      • (オプション)説明を入力します。

      • 「テクノロジ・タイプ」ドロップダウンから任意のMySQLデータベースを選択します。

  3. 「接続詳細」ページで、次のようにフィールドに入力します。「次」をクリックします:

    1. GoldenGate管理ユーザーのユーザー名とパスワード、ホスト名、ポートおよびデータベース名を入力します。

    2. 「セキュリティ・プロトコル」ドロップダウン・メニューから、次のいずれかのオプションを選択します:

    • プレーン: 暗号化通信が不要な場合は、このオプションを選択します。これにより、セキュリティなしで情報が送信されます。

    • TLS: クライアントとサーバー間の通信を暗号化するためにTransport Layer Security (TLS)が必要な場合は、このオプションを選択します。「TLS」を選択すると、TLSの使用方法を指定するよう求められます。次のいずれかのオプションを選択します:

      • 必須: TLSがサポートされていない場合は、暗号化された接続を要求し、セッションを終了します。これにより、最大限のセキュリティが確保されます。

      • 優先: 最初に暗号化されたTLS接続を使用しようとします。TLSネゴシエーションが失敗すると、接続は互換性を保つために自動的に暗号化されていないモードに戻ります。

  4. 「接続のテスト」をクリックします。

  5. 「確認」ページで、接続の詳細を確認します。

  6. 「作成」をクリックします。