18 サンプル・アプリケーションの作成

Account Reconciliationには、あらかじめロードされたデータおよびアーティファクトを提供するサンプル・アプリケーションを作成するオプションも用意されています。すぐに使用できるこの環境で試行錯誤してAccount Reconciliationの機能およびパフォーマンスを確認します。サンプル・アプリケーションをテンプレートとし、データを使用する独自のアプリケーションをより簡単にモデル化できます。

サンプル・アプリケーションを作成するには:

  1. 環境の事前構成の説明に従って、事前構成ステップを完了します。

  2. インスタンスに対して提供されているURLを使用して、Account Reconciliationにシステム管理者としてログオンします。


    ARCSアプリケーション作成のメイン・ページ
  3. 「サンプル・アプリケーションを作成」の下で、「作成」をクリックします。
  4. サンプルの作成画面で、次の役割のユーザーを選択します。
    • 策定者 - サンプル・アプリケーションの策定者として割り当てるユーザーを選択します。この役割は、レビュー用に照合を準備します。
    • レビュー担当者 - サンプル・アプリケーションのレビュー担当者として割り当てるユーザーを選択します。この役割は、照合をレビューおよび承認できます。

      注:

      このステップの前提条件は、アイデンティティ・ドメイン管理者がすでにユーザーを作成し、役割を割り当てていることです。

      策定者およびレビュー担当者ユーザーをユーザー名で選択し、「OK」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックすると、アプリケーションの作成プロセスが開始されます。これには数分かかるため、完了メッセージが表示されるまでブラウザ・ウィンドウを閉じないでください。
  6. 完了メッセージで「OK」をクリックします。
    Account Reconciliation Cloudモジュールの選択画面のスクリーンショット: 照合コンプライアンスまたはトランザクション照合を開始モジュールとして使用

    注:

    トランザクション照合は、EPM Enterprise Cloud Serviceでのみ使用できます。
  7. Account Reconciliationで最初に使用するモジュールの横の「開始」をクリックします。

    注:

    これにより、選択する初期モジュールに移動します。「ナビゲータ」を使用して、他のモジュールにいつでも切り替えることができます。

    ホーム・ページからサンプル・アプリケーションの探索と操作を開始して、Account Reconciliationの特徴と機能を調べることができます。