エンタープライズ仕訳へのAccount Reconciliationのマッピング

次の構成ステップは、属性のマッピングに関連し、完了する2つの部分があります:

  • 金額と通貨のマッピング
  • 属性マッピング

Account Reconciliationでエンタープライズ仕訳マッピングにアクセスするには:

  1. 「ホーム」から、「アプリケーション」「構成」の順に選択し、「エンタープライズ仕訳マッピング」を選択します。
    「エンタープライズ仕訳マッピング」構成ダイアログ
  2. 金額と通貨のマッピング・セクションでオプションの変更を加えます:
    • 「通貨」で、必要に応じてエンタープライズ仕訳の属性(ディメンション、リストまたはテキストのタイプ)を選択して、その通貨属性を変更できます。「通貨」属性の選択は属性マッピングで使用できないことにも注意してください。
    • 「照合」では、「最下位の使用可能なバケット」がデフォルトで選択されており、仕訳の金額と通貨の属性が、非償却勘定科目照合トランザクションからどのように移入されるかを伝えます。異なる金額通貨を入力するには、「最下位の使用可能なバケット」オプションの選択を解除します。

      Note:

      償却エントリは通常のトランザクション金額とは異なります。
  3. 属性マッピングで、エンタープライズ仕訳属性をAccount Reconciliationにマップします。「名前」列の下にあるデフォルトの属性はエンタープライズ仕訳テンプレートから取得されます。属性ごとに次の値を指定できます:
    • 照合セット値
    • 照合値
    • オフセット・セット値
    • オフセット値

    「仕訳名」にはデフォルトのエントリがありますが、変更できます。

    Note:

    エンタープライズ仕訳属性のリストから除外された属性は次のとおりです: 「貸方」、「借方」または「金額」。「通貨」、「計算済」および「ディメンション参照」属性(非キー)にすでにマップされている属性。

    マッピングには様々なタイプがあります:

    • マップ済: トランザクションまたは照合属性へのマップ。最も一般的なマップ済の照合属性は、名前にできる1つ以上のプロファイル・セグメントであり、データ型はテキスト(最も一般的)またはリスト(あまり使用されない)になります。たとえば、サンプル・アプリケーションでは、プロファイル・セグメントはそれぞれセグメント1と2の「会社」と「勘定科目」です。
    • 明示: 管理者がテキスト・フィールドに入力した値。
    • 同じ: オフセット・オプションとしてのみ使用可能で、デフォルトの選択です。これを変更すると、オフセット値照合値の読取り専用コピーになります。

    次の表に、Account Reconciliationの各データ型と、それをマップできるエンタープライズ仕訳のデータ型の説明を示します。

    Table 6-1 データ型 - Account Reconciliationおよびエンタープライズ仕訳

    エンタープライズ仕訳のデータ型 許可されるAccount Reconciliationのデータ型
    テキスト 日付、日付/時間、整数、リスト、数値、テキスト、ユーザー
    日付、日付/時間 日付、日付/時間
    整数 整数
    リスト リスト
    数値 数値
    True/False True/False
    はい/いいえ はい/いいえ

「履歴」タブの使用

下部にある「履歴」タブをクリックして、属性マッピングに加えられた変更と、それらの変更を行ったユーザーのリストを確認することもできます。