照合に関して作成されたコメントは、将来の期間に繰り越すことができます。この照合を新しい期間にデプロイすると、繰越しのマークが付けられたすべてのコメントが継承されます。添付ファイルがある場合は、コメントとともに繰り越されます。特定の期間に繰越しコメントが不要になった場合、必要な権限を持つユーザーは、そのコメントを削除するか、その「繰越し」オプションをオンからオフ(またはその逆)に変更できます。
コメントを将来の期間に繰り越すには、コメントの作成時に「繰越し」オプションを選択します。繰越しに設定されているコメントの場合は、このコメントの上部にある「繰越し」アイコン()が有効になります。「繰越し」が有効になっている照合のすべてのコメントは、次の期間にコピーされます。
コメントを削除する権限を持つユーザーは、「アクション」メニューの「繰越し」を選択して、コメントの「繰越し」ステータスを変更できます。管理者は、任意のコメントの「繰越し」ステータスを変更できます。たとえば、策定者がコメントを作成し、それを繰り越すようにマークした場合、このコメントの「繰越し」アイコンは、この策定者と、策定者の役割を持つ他のユーザーに対して有効になります。要件に基づいて、策定者はこのコメントの「繰越し」ステータスを切り替えることができます。
照合を移行する場合、コメントの繰越し設定は保持されます。リリース21.10にアップグレードすると、すべてのコメントが繰り越されないように設定されます。ただし、必要な権限を持つユーザーは、コメントの横にある「繰越し」アイコンをクリックして、この設定を切り替えることができます。