照合の更新

フィールドを編集できるかどうかは、照合のステータスにより決まります次の表は、各ステータスの無効なフィールドを示しています。

表7-1 各照合ステータスの無効なフィールド

タブ 「保留中」ステータス - 無効なフィールド 「オープン(策定者)」ステータス - 無効なフィールド 「クローズ済」ステータス - 無効なフィールド
プロパティ
  • 勘定科目ID

  • アクティブ

  • フォーマット

  • 通常の残高

  • 勘定科目ID

  • アクティブ

  • フォーマット

  • 通常の残高

  • 自動照合

  • 最大経過期間制限

  • 勘定科目ID

  • アクティブ

  • フォーマット

  • 通常の残高

  • 自動照合

  • 最大経過期間制限

ワークフロー

策定者頻度

  • 策定者頻度

  • 策定者開始日

  • 策定者頻度

  • 策定者開始日

  • レビュー担当者レベル

通貨  
  • 履歴レート

  • レート・タイプ

  • 「通貨バケット - 使用可能」チェック・ボックス

  • 履歴レート

  • レート・タイプ

  • 「通貨バケット - 使用可能」チェック・ボックス

照合を更新するには:
  1. ホーム・ページから「照合」をクリックします。
  2. 照合をクリックし、「編集」アイコンをクリックします。
  3. 「プロパティ」タブで、必要に応じて表示または更新します:
    • 勘定科目ID - プロファイルの識別子は必須フィールドです。セグメント値の組合せは、プロファイル全体で一意である必要があります。使用可能なセグメントの数は、システム設定で定義されます。

      「編集」ボタン (「編集」)をクリックすると、「勘定科目IDを変更すると、このプロファイルに作成された前の照合と残高マッピング・ルール間の関係が壊れます。続行してよろしいですか?」というメッセージが表示されます。

      「はい」をクリックして続行します。

    • 名前 - 名前は、プロファイルの識別に役立つ2番目のメカニズムです。名前は、一意である必要はありません。ベスト・プラクティスとして、標準勘定科目セグメントに関連付けられた名前と、プロファイルの所有権または責任を識別する他の記述子を使用することをお薦めします。

    • 説明 - 照合の説明を必要に応じて入力します。

    • サマリー・プロファイル - このボックスが選択されている場合、プロファイルはサマリー・プロファイルです。「自動照合」の構成セクションは削除され、残高を編集できません。

      含まれる勘定科目 - このセクションにより、サービス管理者およびパワー・ユーザーはプロファイルをサマリー・プロファイルに割り当てることができます。通常(サマリーではない)およびサマリー・プロファイルの両方を、サマリー・プロファイルへの追加用に選択できます。

      注:

      「含まれる勘定科目」は、サマリー照合の編集中にのみ表示されます。

    • プロセス - プロファイルを特定の照合プロセス(貸借対照表照合プロセスやローカルGAAP照合プロセス)に関連付けます。プロセスは、システム設定で定義されます。

    • フォーマット - サービス管理者によって作成されたフォーマットにプロファイルを関連付け、照合の方法と、策定者が提供する必要のある情報のタイプを決定します。

    • 方法 - プロファイルに割り当てられたフォーマットに関連付けられた照合方法を識別します。

    • リスク評価 - プロファイルをリスク評価に関連付けます。リスク評価は、「高」「低」「中」のように、システム設定で定義されます。

    • 勘定科目タイプ - プロファイルを勘定科目タイプに関連付けます。「リスク評価」および「勘定科目タイプ」は、レポートに役立つ属性です。値は、サービス管理者によって定義され、照合をフィルタ処理するためにダッシュボードとリスト・ビューで使用できます。

    • 通常の残高 - プロファイルが含むことになる残高(借方残高、貸方残高、または借方残高と貸方残高のいずれか)を識別します。残高が通常の残高と異なる場合、照合に警告が設定されます。

    • 「自動照合方法」で、自動照合方法で構成された照合が、自動照合に適格であるために満たす必要がある条件を説明する方法を選択します。条件が1つでも当てはまらない場合は自動照合が失敗し、策定者が手動で照合を準備できるよう、照合ステータスが「オープン」に設定されます。

      注:

      ソース・システムやサブシステムの残高の「残高の手動入力」チェック・ボックスが選択されていると、その照合は、自動照合の対象になりません。

      • 勘定科目分析の場合:

        • 「残高はゼロです」必須条件:

          • 勘定科目分析フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

          • 特定の期間の照合に関連付けられた残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。

          • 残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

        • 「残高はゼロで、アクティビティはありません」必須条件:

          • ソース・システムの残高がゼロです。

          • ソース・システムの残高が、前の照合ソース・システムの残高と同じです。

            注:

            この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

        • 「アクティビティはありません」必須条件:

          • 前の照合が存在する場合は、次の条件を満たしている必要があります。

            • 前の照合ステータスが「完了」であることが必要です。

            • 前の照合ソース・システムの残高が、現在の照合ソース・システムの残高と同じであることが必要です。

            • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です

              特に:

              1. 現在と前のフォーマット・インスタンスの作成に使用されたフォーマットIDが同一であることが必要です。

              2. 現在のフォーマット・インスタンスに、前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

          • 前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。

            • 現在の期間のソース・システム残高もゼロの場合、照合は自動照合になります。

            • 現在の期間のソース・システム残高がゼロ以外の場合、照合は自動照合になりません。

          自動照合が成功した場合:

          • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

          • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

            • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

            • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

            • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

            • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

          • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

        • 「残高は範囲内です」必須条件:

          • 前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。

          • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

          • ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。

          • ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。

          自動照合が成功した場合:

          • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

          • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

            • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

            • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間).からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

            • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

            • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

          • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

        • 「残高は範囲内で、アクティビティはありません」必須条件:

          • 前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。

          • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

          • ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。

          • ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。

          • ソース・システムの残高 - 前の照合ソース・システムの残高 = 0; 範囲は負数でもかまいません。

            注:

            この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。

          自動照合が成功した場合:

          • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

          • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

            • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

            • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間).からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

            • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

            • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

          • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

      • 残高の比較の場合:

        • 「残高はゼロです」必須条件:

          • 残高の比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

          • 特定の期間の照合に関連付けられた残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。

          • 残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

        • 「残高はゼロで、アクティビティはありません」必須条件:

          • ソース・システムの残高がゼロです。

          • ソース・システムの残高が、前の照合ソース・システムの残高と同じです。

            注:

            この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

        • 「アクティビティはありません」必須条件:

          • 前の照合が存在する場合は、次の条件を満たしている必要があります。

            • 前の照合ステータスが「完了」であることが必要です。

            • 前の照合ソース・システムの残高が、現在の照合ソース・システムの残高と同じであることが必要です。

            • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。

              特に:

              1. 現在と前のフォーマット・インスタンスの作成に使用されたフォーマットIDが同一であることが必要です。

              2. 現在のフォーマット・インスタンスに、前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

          • 前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。

            • 現在の期間のソース・システム残高もゼロの場合、照合は自動照合になります。

            • 現在の期間のソース・システム残高がゼロ以外の場合、照合は自動照合になりません。

          自動照合が成功した場合:

          • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

          • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

            • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

            • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間).からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

            • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

            • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

          • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

        • 残高一致(許容差%): 残高比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「残高が一致する箇所の残高の比較」(許容差%)の自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

          この方法が有効の場合、しきい値を適用できます。しきい値の割合は、しきい値を計算するためにソース・システムの残高に対して乗じられます。

          • ソース・システムの残高とサブシステムの残高の差異が、ある期間におけるしきい値未満である場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。

          • 差異がしきい値を超える場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

          「残高一致のしきい値(パーセント)」に1から100の間の整数を入力します。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

        • 残高一致(許容差数): ソース・システムの残高とサブシステムの残高の差は、許容差の値以下です; 許容値は、プロファイルで指定されます。残高一致のしきい値(数)許容金額を入力します。

          自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。

    • 最大経過期間制限 - 照合トランザクションの最大経過期間の日数を入力します:

      • 照合調整(勘定科目分析方法と残高比較方法に適用)

      • 残高の説明(勘定科目分析方法に適用)

      注:

      経過期間違反: 値が指定され、アイテムの経過期間(期間終了日からトランザクション・オープン日を引いて計算)がその指定値を超えるトランザクションが照合に含まれる場合、トランザクションには経過期間違反のフラグが設定され、照合に経過期間違反の警告が設定されます。

    • 残高の手動入力 - ソース・システムまたはサブシステムの残高を照合の策定者が手動で入力できるようにするかどうかを決定します。次のボックスは、残高をプロファイルに対してインポートしない場合にのみ選択されます。次の一方または両方を選択します:

      • ソース・システムの残高を手動入力(両方の照合方法に適用)

      • サブシステムの残高を手動入力(残高比較方法に適用)

      注:

      ソース・システムやサブシステムの残高の「残高の手動入力」チェック・ボックスが選択されていると、その照合は、自動照合の対象になりません。

  4. フォーマットまたはプロファイル・ルールによってどの役割が自動的に完成されるかをモニターするには、次のステップを実行します。
    1. 「照合」画面から、「アクション」「列の選択」の順にクリックします。
    2. ルールが自動的に実行され、照合が送信されたことを示す場合は、「自動送信済」を選択します。
    3. その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示す場合は、「自動承認済(レベル1)」を選択します。

    たとえば、「説明なし差異」が0.00の際は自動承認するようにレビュー担当者1役割のルールを設定済の場合、「自動承認済(レベル1)」と呼ばれる列は、その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示します。ただし、自動照合方法を使用して自動的に照合された照合は、照合が自動照合されたかどうか、そしてどの自動照合方法が使用されたかを示す別の列としてそのまま残されます。

  5. 「指示」タブを選択します。

    「指示」タブでは、プロファイルに割り当てられたフォーマットに構成された指示を継承することで、プロファイルごとに指示を指定する必要がなくなります。ただし、一部のプロファイルには特別な指示が必要です。指示は、段落テキスト、添付ファイル、URL、またはドキュメント・リポジトリのファイルへのリンクとして追加します。

  6. 「ワークフロー」タブを選択します。

    「ワークフロー」タブには、策定者とレビュー担当者の割当てが含まれます。策定者およびレビュー担当者の役割を許可されたユーザーのみに、プロファイルでこれらの機能を割り当てることができます。システムによって、同じユーザーを同じプロファイルの策定者およびレビュー担当者の役割に割り当てることや、同じユーザーを複数のレビュー担当者の役割に割り当てることは禁止されます。

    • 策定者に関する次の情報を入力します:

      • ユーザー名 - 策定者として選択できるユーザー名は、策定者の役割を許可されたユーザーのみです。指定したユーザーまたはチームに策定者を割り当てるよう選択するには、icon_backupuser。 (「バックアップ・ユーザーを選択します。」)をクリックします。

      • バックアップ・ユーザー - プライマリ策定者のユーザーに割り当てられた場合、策定者として権限があるバックアップ・ユーザーを割り当てることができます。

        注:

        バックアップ策定者は、プライマリがステータスを使用不可に設定している場合のみ、照合を策定できます。

        1. icon_backupuser。 (「バックアップ・ユーザーを選択します。」)をクリックします。

        2. 「名」および「姓」を入力するか、「検索」をクリックしてバックアップ・ユーザーを選択します。

      • 頻度 - 期間に関連付けられた頻度のいずれかと一致する頻度がプロファイルに含まれる場合、サービス管理者が「期間へコピー」機能を使用すると、期間に照合がコピーされます。頻度の例: 「年次」、「四半期ごと」、「Quartery-US」、「Quartery-Europe」または「月次」。

      • 開始日オフセット - 照合の開始日を決定します。これには負数または正数を指定でき、照合の開始が許可される期間のクローズ日の前(負数として構成)または後(正数として構成)の日数を決定します。

      • スケジュール開始日 - 「開始日オフセット」の基準となる日を決定します(クローズ日や終了日など)。

      • 期間 - 策定者の期限を計算するために開始日に追加されます。

    • レビュー担当者を割り当てる場合、最初は頻度の最も高いレビュー担当者を割り当てます。レビュー担当者の情報を入力します:

      • レベル - サポートされるレビューのレベルに制限はありません。

      • ユーザー名 - レビュー担当者として選択できるユーザー名は、レビュー担当者の役割を許可されたユーザーのみです。

        バックアップ・レビュー担当者またはチームを割り当てるには:

        1. icon_backupuser。 (「レビュー担当者を選択します。」)をクリックします。

        2. プライマリ・レビュー担当者のユーザーを選択した場合は、バックアップ・レビュー担当者を選択できます。これには、「バックアップ・ユーザー」列でicon_backupユーザー (「バックアップ・ユーザーを選択します。」)をクリックして、バックアップ・ユーザーを選択します。

      • レビュー担当者頻度 - 照合のレビュー頻度を決定します。照合は、月ごとに準備し、四半期ごとにレビューすることが可能です。

      • レビュー担当者期間 - レビュー担当者の期限を決定します。期限は、策定者の開始日 + 策定者の期間 + レビュー担当者の期間として計算されます。レビュー担当者に開始日オフセットはありません。レビュー担当者の開始日は、策定者が照合をレビュー用にリリースする時期によって決まるためです。この操作が発生すると同時に、レビュー担当者はレビューを開始できます。

  7. 「通貨」タブを選択します。

    システムが1つの通貨構成を使用して構成されている場合、「通貨」タブは非表示になります。サマリー照合は常に単一通貨で準備されます。単一通貨バケット用の構成を有効にするには、「通貨」タブに変更が必要です。サマリー照合で、「レート・タイプ」を選択してから、単一通貨バケットを選択します。機能通貨バケットがデフォルトです。

    照合と、外国為替換算の動作に対して有効にする通貨バケットの数を決定します。次の情報を入力します:

    • 履歴レート - ソース・システムの再評価の影響を受けない勘定科目を含むプロファイルに対して履歴レートを選択します:

      • 「履歴レート」が選択されると、策定者は、照合にトランザクションを入力するときに、その照合に対して有効になっているすべての通貨バケットに値を指定する必要があります(残高の説明または調整など)。

      • 「履歴レート」がクリアされている場合、策定者は、最下位レベルの通貨バケットに値を入力する必要があります(入力済の通貨バケットなど)。そうすると、保持されている為替レートを使用して、システムによって、他の通貨バケットにおける同等の値が計算されます。

    • レート・タイプ

      レート・タイプの選択は、履歴レートがクリアされている場合にのみ可能です。外貨レート(FXレート)がロードされると、それらはレート・タイプに関連付けられます。プロファイルでのレート・タイプの設定によって、プロファイルに関連する照合のトランザクションに対して通貨換算を実行するために使用する一連のFXレートが決定されます。

    • 「入力済」、「関数」、「レポート」などのバケット・ラベルごとに有効にして、デフォルト通貨を選択します。

    • 通貨バケット表によって、プロファイルに対して有効にする通貨バケットが決定されます。通貨バケットは、システム設定で構成されます。システム・レベルで有効になっているバケットのみを個々のプロファイルに対して有効にできます。通貨バケットが有効になると、そのバケットに対するシステム・レベルのデフォルトを受け入れるか、プロファイル固有のデフォルト値を割り当てることで、プロファイルにデフォルト通貨を割り当てることができます。

  8. 「アクセス」タブを選択します。

    プロファイルに関連する照合のコメント作成者またはレビュー担当者として許可するユーザーを決定します。コメント作成者は、照合を表示して、照合または照合のトランザクションにコメントを追加できます。参照者は、読取り専用アクセス権を持ちます。

    ユーザーまたはチームをコメント作成者またはレビュー担当者として選択するには:

    1. 「追加」をクリックします。
    2. 「参照者の選択」または「コメント作成者の選択」ダイアログ・ボックスで、バックアップ・ユーザー (「ユーザーの検索」)をクリックします。
    3. 「ユーザー」または「チーム」を選択し、名前を入力するか「検索」をクリックします。
    4. 「検索結果」で、コメント作成者または参照者ユーザー、またはチームを選択し、それらを「作業可能」列に追加します。
    5. 「OK」をクリックします。
  9. 「属性」タブを選択します。

    サービス管理者は、プロファイルに属性を割り当てて、その属性に値を指定できます。属性は、「追加プロパティ」セクションの照合に対して読取り専用形式で表示されます。属性は、プロファイルに割り当てる前に存在する必要があります。

  10. 「ルール」タブを選択します。

    フォーマットまたはプロファイル・ルールを使用してどの役割が自動的に完成されるかをモニターできるようにします。

    次の照合ルールを使用できます。

    • 照合の自動送信は、照合が自動照合方法を使用して自動的に照合されたことを示します。フィルタを作成するか、保存済フィルタを使用して条件を設定できます。

      自動照合方法を使用する照合は、照合リストの「自動送信済」列の下で、照合が自動照合されたかどうか、そしてどの自動照合方法が使用されたか示されます。

    • 照合の自動承認は、その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示します。レビュー担当者レベルを選択する必要があります。フィルタを作成するか、保存済フィルタを使用して条件を設定できます。

      たとえば、「説明なし差異」が0.00の際は自動承認するようにレビュー担当者1のルールを設定済の場合、照合リストの自動レビュー済(レベルx)の列は、その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示します。

  11. 「履歴」タブを確認します。

    ワークフロー割当ての変更、フォーマット構成の変更、リスク評価、プロファイル属性など、プロファイルに対する変更の監査証跡を取得します。

  12. 「保存」と「閉じる」をクリックします。
    照合の編集に関するビデオを見るには、次のリンクをクリックしてください:照合の編集のビデオ