レポート・セキュリティの理解

このトピックでは、Account Reconciliationにおける標準レポートおよびカスタム・レポートのセキュリティについて説明します。

標準(事前定義済)レポートのセキュリティ

セキュリティ句は、すべての標準照合コンプライアンス・レポート問合せにあります。これは、デフォルトでレポートに強制されるセキュリティ・フィルタがレポートにあることを意味します。たとえば、特定のプロファイルへのアクセスを許可するためのパワー・ユーザー・セキュリティ(「アクセス制御」で確立される)が、レポートに強制されます。特定のプロファイルのみへのアクセス権があるパワー・ユーザーは、それらのプロファイル/照合のレポートのみ表示できます。

管理者は、「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」タブを使用して、ユーザーにそのレポートへのアクセス権を付与するようにレポートを編集できます。これにより、ユーザーにレポートの表示を許可した場合、そのユーザーには管理者がそのユーザーに適切であると決定したデータのみが表示されるようになります。

セキュリティ句は、次のトランザクション照合レポート問合せにも含まれます:

  • 「サポート済トランザクション」レポート
  • 「オープン調整」レポート
  • 「クローズ済調整」レポート
  • 「照合ステータス」レポート

標準レポートに対するユーザー・アクセス権の割当て

管理者は、標準レポートへのアクセス権を様々なユーザーに付与できます。これを実行するには、「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」タブを使用します。

レポートへのユーザー・アクセス権を付与するには:

  • ホームから「アプリケーション」「レポート構成」の順に選択します。
  • 「レポート」から任意のレポートを選択し、「アクション」から 「編集」を選択します。
  • 「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」で、「追加」(+)または「削除」(X)を使用して、そのレポートにアクセスできるユーザーのリストを変更できます。
    「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」タブ
  • 次に、「保存」または「保存して閉じる」をクリックします。

カスタム・レポートのセキュリティ

カスタム・レポートの場合は、問合せを作成するとき、セキュリティ句を問合せに挿入するかどうかを決定し、レポートへのアクセス権をユーザーに割り当てることができます。これは、レポートの作成者が、アクセス権を付与するユーザーを決定することを意味します。