表面的な変更と実質的な変更について

トランザクションをトランザクション照合にロードすると、期間終了照合が再オープンされる場合があります。通常トランザクションのインポートは、営業時間後に実行されるスケジュールされたジョブであるため、これは警告メッセージなしで自動的に行われます。

トランザクションが期間終了照合にどのように影響するかに基づいて、トランザクションは異なる方法で処理されます。トランザクションに対する変更は、表面的な変更と実質的な変更に分類できます。

トランザクション照合でのトランザクションに対する実質的/表面的な変更

実質的な変更では、期間終了照合が自動的に再オープンされます。期間がロックされている場合、実質的な変更は許可されません。

次に、実質的な変更のリストを示します:

  • 会計日付がクローズ最終日以前の1件以上のトランザクションのインポート
  • 会計日付がクローズ最終日以前の1件以上のトランザクションの削除

    削除は、「未照合のトランザクション」タブから実行するか、ジョブIDを使用して検索することで実行できます。

  • 調整の会計日付がクローズされた日付以前であり、調整の抽出ステータスが「オープン」の場合の調整による照合解除
  • 調整の会計日付がクローズ最終日以前の場合の調整による照合
  • 会計日付がクローズ最終日以前の1件以上のトランザクションからのサポートの削除

    Note:

    サポートの追加は表面的な変更です。
  • 会計日付がクローズ最終日以前の場合の、トランザクションの会計日付または残高調整金額の編集

クローズ最終日は、策定者が最後に完了した照合の期間終了日として定義されます。たとえば、策定者が2022年4月に作業し、以前の最新の照合が2022年3月に完了していた場合、クローズ最終日は2022年3月31日(この日が3月の期間の終了日と仮定した場合)になります。

トランザクション照合でのトランザクションに対する表面的な変更

表面的な変更により、期間終了照合の小計が自動的に更新されます。照合残高調整(説明なし差異)は影響を受けないため、照合は再オープンされません。

次に、表面的な変更のリストを示します:

  • 照合セットが作成され、すべてのトランザクションの会計日付がクローズ最終日以前の日付になっている

    表面的な効果は、未照合および/またはサポート済未照合の合計が均等に減少することです。

  • 照合セットが未照合で、すべてのトランザクションの会計日付がクローズされた日付以前の日付になっている

    表面的な効果は、未照合および/またはサポート済未照合の合計が均等に増加することです。

  • 照合セットが作成され、会計日付がクローズ最終日以前のトランザクションも、会計日付がクローズ最終日より後のトランザクションもある

    表面的な効果は、影響を受けるソースに均等に、未照合および/またはサポート済未照合の合計が減少し、照合済未達が増加することです。

  • 調整照合セットが未照合で、調整の会計日付がクローズされた日付より後の日付になっている

    表面的な効果は、影響を受けるソースに均等に、照合済未達の合計が減少し、未照合の合計が増加することです。

  • 調整の会計日付がクローズされた日付以前であり、調整の抽出ステータスが「クローズ済」の場合の調整による照合解除
  • 会計日付がクローズ最終日以前の未照合トランザクションにサポートが追加されている

    表面的な効果は、未照合の合計が均等に減少し、サポート済未照合の合計が均等に増加することです。