コメントの追加と削除

コメントは、照合全体に追加できます。適切な役割がある場合は、コメントを削除することもできます。

役割およびステータスに基づく権限

次の表では、照合のステータスおよび役割に基づいて実行できるタスクを説明します:

表6-4 コメント

役割 ステータス: オープン(策定者) ステータス: オープン(レビュー担当者) ステータス: クローズ済
策定者

コメントを追加可能

自分または他の策定者が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能

自分が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能
レビュー担当者

コメントを追加可能

自分が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能

自分または他のレビュー担当者が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能
コメント作成者

コメントを追加可能

自分が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能

自分が追加したコメントを削除可能

コメントを追加可能
管理者

コメントを追加可能

任意のコメントを削除可能

コメントを追加可能

任意のコメントを削除可能

コメントを追加可能
パワー・ユーザー

コメントを追加可能

任意のコメントを削除可能

コメントを追加可能

任意のコメントを削除可能

コメントを追加可能
参照者 コメントを表示可能 コメントを表示可能 コメントを表示可能

注:

自分のコメントを削除可能なユーザーに対して、管理者は、「アプリケーション」 > 「構成」 > 「システム設定」コメントの削除を許可構成設定でこれを許可している必要があります。ユーザーは、別の個人のコメントは削除できません。

注:

策定者またはレビュー担当者であるユーザーは、照合がオープンしていて、その照合に引き続きアクセスできる限り、自分のコメントを削除できます。

注:

リリース21.10より前に行われたコメントは、ワークフロー・アクセスに関する古いルールに従います。したがって、現在の役割の保持者ではなく、コメントを作成したユーザーがそのコメントを削除する必要があります。管理者は任意のコメントを削除できるようになりました。

コメントの繰越し

照合に関して作成されたコメントは、将来の期間に繰り越すことができます。この照合を新しい期間にデプロイすると、繰越しのマークが付けられたすべてのコメントが継承されます。添付ファイルがある場合は、コメントとともに繰り越されます。特定の期間に繰越しコメントが不要になった場合、必要な権限を持つユーザーは、そのコメントを削除するか、その「繰越し」オプションをオンからオフ(またはその逆)に変更できます。

コメントを将来の期間に繰り越すには、コメントの作成時に「繰越し」オプションを選択します。繰越しに設定されているコメントの場合は、このコメントの上部にある「繰越し」アイコン(このイメージは「繰越し」アイコンを表しています。)が有効になります。「繰越し」が有効になっている照合のすべてのコメントは、次の期間にコピーされます。


このイメージはコメントの「繰越し」オプションを表しています。また、コメントが繰越し可能であることを示す「繰越し」アイコンも示しています。

コメントを削除する権限を持つユーザーは、「アクション」メニューの「繰越し」を選択して、コメントの「繰越し」ステータスを変更できます。管理者は、任意のコメントの「繰越し」ステータスを変更できます。たとえば、策定者がコメントを作成し、それを繰り越すようにマークした場合、このコメントの「繰越し」アイコンは、この策定者と、策定者の役割を持つ他のユーザーに対して有効になります。要件に基づいて、策定者はこのコメントの「繰越し」ステータスを切り替えることができます。

照合を移行する場合、コメントの繰越し設定は保持されます。リリース21.10にアップグレードすると、すべてのコメントが繰り越されないように設定されます。ただし、必要な権限を持つユーザーは、コメントの横にある「繰越し」アイコンをクリックして、この設定を切り替えることができます。

コメントを追加するには

コメントを追加する手順は次のとおりです:

  1. ホーム「照合」を選択し、コメントを付ける照合を開きます。

  2. 「コメント」ドロワーをクリックします。

  3. テキスト・ボックスに、コメントを入力します。

  4. オプション: このコメントを将来の期間に繰り越すには、「繰越し」をクリックします。

  5. オプション: 外部ファイルまたはWebページの添付をコメントに追加するには、次のいずれかのオプションを選択します。

    • 「ファイルの添付」(ペーパークリップ・アイコン)をクリックし、添付ファイルとするファイルを一覧して選択します。

    • 「リンクの添付」(リンク・アイコン)をクリックし、添付のURLおよび名前を追加します。

    注:

    ファイルをコメントとしてアップロードするオプションは、この照合に関連付けられたフォーマットで「ファイル・アップロードの防止」オプションが選択されていない場合にのみ表示されます。

    注:

    複数の照合やトランザクションに添付(ファイルまたはURL)を一度に追加する場合は、「照合」または「トランザクション」リスト・ビューからこのアクションを実行します。照合またはトランザクションの複数の行を強調表示するか、[Shift]キーを使用して必要なものを選択します。その後、「アクション」「参照の追加」の順にクリックし、「ファイル」または「URL」を選択します。

    注:

    「添付の追加」ダイアログ・ボックスで使用できるドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用して1つ以上の添付を追加することもできます。必要に応じて「名前」フィールドで添付の名前を変更できます。複数の添付をドラッグ・アンド・ドロップすると、それらを一度にアップロードできます。

    添付を適切にドラッグ・アンド・ドロップするには、「添付の追加」ダイアログ・ボックスにアクセスする必要があります。「サマリー」からドラッグ・アンド・ドロップを試みると、問題が発生することがあります。
  6. 「投稿」をクリックします。

コメントを削除するには

管理者が「アプリケーション」 > 「構成」 > 「システム設定」のコメントの削除を許可構成設定でこれを許可している場合、ユーザーはコメントを削除できます。コメントの削除に必要な権限の詳細は、前述の「コメント」の表を参照してください。

コメントを削除するには:

  1. ホーム「照合」を選択し、コメントを削除する照合を開きます。
  2. 「コメント」ドロワーをクリックします。
  3. 削除するコメントの右側にある「アクション」をクリックして、「削除」を選択します。

コメントを削除するために必要な権限がない場合は、「削除」オプションが無効になっていることに注意してください。