照合には、策定者がトランザクションを入力できるタブがあります。
たとえば、策定者はソース・システムに調整を入力して、サブシステムと一致させることができます。
すべてのトランザクションには、必須フィールドとして「トランザクション・コード」と「オープン日」があります。「オープン日」フィールドでは、ソース・システムでトランザクションが開かれた日付(または開かれる予定だった日付)を指定します。照合フォーマットによっては、他のフィールドも必須になる場合があります。
注:
この照合に関連付けられたフォーマットで「ファイル・アップロードの防止」オプションが選択されていない場合にのみ、ファイルを添付またはコメントとしてアップロードできます。ただし、フォーマットでこのオプションが選択されている場合でも、ファイルをリンクとして添付できます。手動でトランザクションを追加するには:
フォーマットの構成方法に基づいてトランザクション・コード、オープン日、クローズ日などの属性が表示されます。必須属性の隣にはアスタリスクが表示されます。
「トランザクションの詳細」および「アクション・プラン」セクションには、役割とアクセス権があります。指定されていないかぎり、すべての役割に表示アクセス権があります。
アクセス権:
テキスト・ボックス:
「表示しない」オプションを指定して構成された役割では、「照合」や「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。
「編集を許可」を指定して構成された役割では、属性の値を追加、変更および削除できますが、編集ルールの対象です。
「必須」オプションを指定して構成された役割では、属性に値が必要です。策定者とレビュー担当者には、「必須」オプションがあります。値が指定されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。
「複数行のテキスト」ボックスのタブ:
「テキスト・ボックス」タブ:
「表示しない」を指定して構成された役割では、「照合」や「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。
「編集を許可」を指定して構成された役割では、属性の値を追加、変更および削除できますが、編集ルールの対象です。
「必須」を指定して構成された役割では、属性に値が必要です。策定者とレビュー担当者には、「必須」オプションがあります。値が指定されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。
「添付」タブ:
「表示しない」を指定して構成された役割では、「照合」や「タスク・アクション」、またはダッシュボード、リスト・ビュー、レポートのいずれにもこの属性は表示されません。
「追加および削除」を指定して構成された役割では、ファイルの追加および追加したファイルの削除ができますが、編集ルールの対象です。
「必須」を指定して構成された役割では、添付ファイルが1つ必要です。策定者とレビュー担当者にのみ、「必須」オプションがあります。ファイルが添付されるまで、策定者は送信できず、承認者は承認できません。
「すべてを追加および削除」を指定して構成された役割では、自分のファイルの追加や削除、別のユーザーによって追加されたファイルの削除が可能です。
オプション: トランザクションの通貨を変更するには、データ入力で有効になっている通貨バケットで、通貨リストから通貨を選択します。
データ入力で有効になっている通貨バケットに値を入力します。通貨換算が有効な場合、残りの通貨バケットに換算された値が表示されます。通貨換算が有効ではない場合、有効になっている残りのすべての通貨バケットに値を入力します。
オプション: 償却トランザクションにするか増価トランザクションにするかを指定するには、「償却する」、「増価する」を選択します。
オプション: 換算された通貨バケットの通貨を変更するには、通貨リストから通貨を選択します。
オプション: 換算された通貨の値を上書きするには、通貨バケットの「上書き」をクリックして新しい値を入力します。
注:
オーバーライドを削除するには、値のリセットをクリックします。
ワークフロー・ユーザー(策定者およびレビュー担当者)がトランザクション属性を編集できるのは、照合がそのユーザーに対してオープンになっている場合のみです。
アクション・プラン属性の場合、許可されたユーザーは、期間がロックされるまで、いつでも属性を編集できます。
照合トランザクションに関連するアクション・プランは追跡できます。このセクションの属性は、アクセス権限に応じて、編集動作が異なります。
策定者、レビュー担当者、コメント作成者、管理者および許可されたパワー・ユーザーは、コメント機能を使用してコメント(添付も含む)を追加できます。コメントは、期間がロックされていない場合に追加できます。
表6-1 いつ添付を編集できるか
役割 | いつ添付を編集できるか |
---|---|
策定者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分の添付を追加および削除できます。 |
レビュー担当者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分の添付を追加および削除できます。 |
サービス管理者 | 添付を追加または削除することはできません。 |
パワー・ユーザー | 添付を追加または削除することはできません。 |
参照者 | 添付を追加または削除することはできません。 |
コメント作成者 | 添付を追加または削除することはできません。 |
トランザクションに添付を追加するには:
1. 「トランザクションの詳細」で、「添付」を展開します。
2. 「アクション」、「新規」の順に選択します。
3. 「添付の追加」の「タイプ」で、「ローカル・ファイル」を選択してコンピュータ上に存在するファイルを添付するか、「URL」を選択します。
4. 「名前」フィールドに、添付を説明する名前を入力します。
5. URLを入力するか、ファイルを検索して選択します。
6. 「OK」をクリックします。
表6-2 いつ添付を編集できるか
役割 | いつ添付を編集できるか |
---|---|
策定者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。 |
レビュー担当者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。 |
サービス管理者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、任意のユーザーのコメントを追加および削除できます。 |
パワー・ユーザー | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、任意のユーザーのコメントを追加および削除できます。 |
参照者 | コメントを追加または削除することはできません。 |
コメント作成者 | 照合がオープンまたはクローズ済で、期間がロックされていない場合に、自分のコメントを追加および削除できます。 |
トランザクションにコメントを追加するには:
1. 「トランザクションの詳細」で、「コメント」を展開します。
2. 「アクション」、「新規」の順に選択します。
3. 「新規コメント」にコメントを入力します。
4. オプション: 外部ドキュメントを参照するには、「参照」セクションで「アクション」、「追加」の順に選択します。ドキュメントを選択するか、URLを入力して、「OK」をクリックします。
5. 「コメントの作成」ダイアログ・ボックスを閉じるには、「OK」をクリックします。