トランザクション照合と照合コンプライアンスの統合について

トランザクション照合と照合コンプライアンスを統合するには、最初にトランザクション照合を使用して、トランザクションをロードして照合します。次に、期間終了時に照合コンプライアンスを使用して照合を準備して送信します。

ビジネス・シナリオに適した頻度でトランザクションをトランザクション照合にロードします。頻度は、日次、週次または月次に指定できます。トランザクションがロードされるたびに自動照合を実行することをお薦めします。自動照合では、事前定義済の照合ルールを使用して、ソース・システムのトランザクションとサブシステムのトランザクションが照合されます。通常、トランザクションの大部分は自動照合で照合され、手動照合を必要とするのはごく一部のトランザクションのみです。期間終了時に期末残高がロードされ、策定者が照合を実行し、レビュー担当者に送信します。

残高のサマリーはいつでも表示できます。サマリーには、未照合、サポート済および未達のトランザクション数の合計と詳細が含まれています。サマリーには、トランザクション照合と照合コンプライアンスからアクセスできます。

「照合コンプライアンス」で、「照合」カードから、開く照合の名前をクリックします。詳細ダイアログには、次に示すような「残高のサマリー」パネルがあります。合計(「減算: 未照合」、「減算: サポート済未照合」または「減算: 照合済未達」)をクリックし、その合計を構成するトランザクションの詳細にドリルダウンして表示します。

照合の詳細の右上にある「照合」をクリックします。次に示すように、「トランザクション照合」にこの照合の「概要」タブが開きます。「トランザクション照合」の「残高調整」パネルの内容は、照合コンプライアンスの「残高のサマリー」パネルと同じです。合計(「減算: 未照合」、「減算: サポート済未照合」または「減算: 照合済未達」)をクリックし、その合計のトランザクションにドリルダウンして表示します。

前述の照合の詳細は、トランザクション照合から直接開くこともできます。「トランザクション照合」カードから、照合の名前をクリックして照合の「概要」タブを開きます。