「概要」タブ

「照合」ダイアログには照合の大まかな概要が表示されます。これには、「未照合」、「オープン調整」、「オープン・アラート」および「残高調整」パネルが含まれています。

「未照合」トランザクションのチャートが表示されます。

  • 自動的に照合を確定しないように照合ルールが構成されているため、照合候補が自動照合プロセスによって作成されます。したがって、ユーザー・アクションが必要です。
  • 未照合トランザクションは、まだどの照合グループの一部としても照合されていません。
  • サポート済トランザクションも未照合のままですが、ユーザーが、未照合のままである理由の説明を付けてトランザクションにフラグを設定してあります(たとえば、現時点では妥当な、タイミングの違いである可能性がある、など)。

「オープン調整」チャートには、自動照合プロセスによって、または対話型照合中にユーザーによって作成された、調整の抽出ステータスがオープンである調整トランザクションの数が表示されます。通常、調整はソースのいずれかの差異を修正するためにアクションを実行する必要がある場合に使用されます。オープン調整が抽出されると、それは自動的にクローズ済としてマークされます。必要な場合は、オープンまたはクローズ済の調整ステータスを、下記で説明する「調整」タブから手動で更新することもできます。円グラフは、様々な調整タイプを区別します。

「オープン・アラート」チャートには、アラートの合計数が、照合で使用されているアラート・ステータスごとに別々のリージョンで表示されます。

「残高調整」パネルには、選択した日付のその時点での照合の残高のサマリーが表示されます。ベスト・プラクティスとして、期間が終了し、関連するオープン調整が仕訳としてソース・システムに転記されたら、説明なし差異(照合タイプが勘定科目分析である場合は、単なる差異)を0.00にします。合計(「減算: 未照合」、「減算: サポート済未照合」または減算: 未照合未達)をクリックし、その合計のトランザクションにドリルダウンして表示します。

Note:

長いトランザクション・タイプ名を表示するには、トランザクション・タイプ名にカーソルを置くと、全体の長さが表示されます。

照合プロパティ

「概要」タブには照合のプロパティも表示されます。右上隅にある「ナビゲータ」アイコンをクリックすると、選択したプロファイルのプロパティが表示されます。プロパティには、そのプロファイルに関連付けられているフォーマット名、方法および照合タイプがあります。また、照合のロック最終日、クローズ最終日およびパージ最終日もあります。

パージ最終日は、トランザクションがパージされる前の最新の期間終了日です。たとえば、一連の照合済トランザクションが2022年12月11日にパージされると仮定します。この日付は2022年12月の期間に属し、この期間の終了日は2022年12月31日です(月次期間が使用されているとします)。したがって、この一連のトランザクションのパージ最終日は2022年12月31日に設定されます。