戻し処理調整は、調整を含む、クローズ済照合に関連付けられた照合の照合解除を管理する自動化された効率的な方法を提供します。
次の条件を満たすトランザクションがソース・システムで照合解除された場合、戻し処理調整が自動的に作成されます:
このようなトランザクションが照合解除されると、戻し処理調整が作成されることを示す警告メッセージが表示されます。「はい」をクリックして戻し処理調整の作成を続行します。
照合ID、調整金額、その他の関連情報などの照合詳細が監査履歴に追加されます。当初の照合および当初の調整の条件は、照合解除された調整に関連付けられます。当初の調整の「戻し処理ステータス」列は、この調整に対して戻し処理調整が作成されたことを示す「戻し処理調整」に設定されます。戻し処理調整は、当初の照合と同じ照合IDを持ちますが、その抽出ステータスは「オープン」です。調整金額も当初の調整と同じですが、記号が逆です。たとえば、当初の調整金額が120.45の場合、戻し処理調整金額は-120.45です。
「トランザクション」タブ内の照合ID 240008およびトランザクションID 200001の確認済照合の例を次に示します:
次のイメージは、照合解除操作でトランザクションID 200001に対して戻し処理調整が作成された後の「トランザクション」タブを示しています。戻し処理調整のトランザクションIDは200002ですが、その照合IDは当初の調整と同じです。
戻し処理調整の「会計日付」は照合プロセス構成に基づいて決定されます:
照合解除操作の後、未照合のトランザクションが「減算: 未照合」に追加され、当初の調整が「減算: 照合済未達」に追加されます。当初の調整のコメントおよび添付も、戻し処理調整に含まれます。ユーザーはその後、必要に応じてこれらを変更または削除できます。
Note:
戻し処理調整が作成された後は、当初の調整のステータスを「オープン」に変更できません。Note:
サービス管理者は戻し処理調整を削除できます。戻し処理調整の詳細を表示するには、その照合詳細を「照合」タブまたは「トランザクション照合」カードの「トランザクション」タブから開きます。当初の調整および戻し処理調整に表示される詳細を次に示します。