トランザクション照合の用語

次の表に、トランザクション照合に関連する主要概念の説明を示します。

概念 説明
照合タイプ(管理者が作成)

照合タイプによって、トランザクション照合プロセスでその照合タイプを使用して勘定科目がどのように処理されるかが決定されます。照合されるデータの構造、および照合に使用されるルールが決まります。

企業は、多くの異なる照合タイプを持つことができます。たとえば、会社間の勘定科目、銀行の勘定科目、売掛金、買掛金、および様々な決済勘定にトランザクション照合を活用できます。データ構造および照合ルールは、これらの勘定科目のタイプそれぞれで異なる可能性があるため、企業ではそれぞれに対して照合タイプが作成されます。

データ・ソース

企業の要件に応じて、1つ以上のデータ・ソースを定義します。たとえば、次のことを行います。

  • 2つのデータ・ソース間でトランザクションを比較し、未解決のトランザクションを検出します

  • 1つのデータ・ソース内でトランザクションを相殺決済し、勘定科目の正味残高を決定します

データ・ソースごとに、データ・ソースに存在する属性(列)、およびデータ・エンリッチメントまたはデータ正規化の目的に使用される計算属性を定義します。

タイミングと頻度 トランザクション照合では、次のような様々なワークフローの要件がサポートされます。

- 毎日の照合および残高調整

- 毎日の照合および毎月の残高調整

- 毎月の照合および残高調整

照合ルール 照合ルールによって照合がどのように行われるかが決まります。ルールは、日付および金額の許容範囲について構成でき、差異がある場合の調整を自動的に行うことができます。

一般的な照合ルール・タイプがサポートされます。

  • 1対1

  • 1対多
  • 多対1
  • 多対多