照合タイプ

照合タイプによって、トランザクション照合プロセスでこの照合タイプを使用する勘定科目がどのように処理されるかが決定されます。照合されるデータの構造、および照合に使用されるルールも決まります。

照合タイプはサービス管理者が作成します。照合タイプごとに、データ・ソースおよび照合プロセスを定義します。照合プロセスで、照合プロセスに含めるデータ・ソース、およびトランザクションの照合に使用する1つ以上の照合ルールを指定します。同じデータ・ソースおよび照合ルールの構成を共有するかぎり、同じ照合タイプを複数の照合に使用できます。

照合タイプ、照合プロセスおよびデータ・ソースの関係

企業は、多くの異なる照合タイプを持つことができます。たとえば、会社間の勘定科目、銀行の勘定科目、売掛金、買掛金、様々な決済勘定などがあります。これらの様々な勘定科目ではデータ構造や照合ルールが異なる可能性があるため、企業では通常、勘定科目タイプごとに照合タイプを作成することになります。さらに、照合タイプを使用して、調整をテキスト・ファイルの仕訳としてEnterprise Resource Planning (ERP)システムにエクスポートできます。

たとえば、単一のデータ・ソースがある決済勘定用の照合タイプ、2つのデータ・ソースがある会社間照合および照合用の照合タイプ、3つのデータ・ソース(GL、POS、銀行)がある現金口座用の照合タイプを作成できます。