トランザクション照合を設定するステップ

トランザクション照合を照合とともに使用する前に、設定ステップを実行する必要があります。

トランザクション照合の設定での重要なステップは、次のとおりです:

  1. 照合タイプの作成時に使用するグループ属性を定義します。グループ属性の作成を参照してください。
  2. 照合タイプの作成の説明に従って、照合タイプを作成します

    照合タイプによってどのようにトランザクション照合を行うかが決まります。照合タイプごとに、データのソースおよび照合プロセスに使用するルールを定義します。同じデータ・ソースおよび照合ルールの構成を共有するかぎり、同じ照合タイプを複数の照合に使用できます。

  3. トランザクション照合で使用できるフォーマット方法の1つを選択してフォーマットを作成し、照合タイプと関連付けます。

    トランザクション照合のフォーマット方法:

    • 残高の比較(トランザクション照合あり) - 照合コンプライアンスで使用される「残高の比較」フォーマットに似ています
    • 勘定科目分析(トランザクション照合あり) - 照合コンプライアンスで使用される「勘定科目分析」フォーマットに似ています
    • トランザクション照合のみ - 前と同じトランザクション照合を使用し、期末の照合を使用しない場合は、このフォーマットを選択します。また、少なくとも1つの期間を構成する必要があります。

    フォーマットの定義を参照してください。

  4. 定義したフォーマットに基づいた照合の作成に使用されるプロファイルを定義します。プロファイルの操作を参照してください

いったんプロファイルが作成されると、管理者はトランザクション照合のために照合を作成することができ、ユーザーがトランザクション照合機能を実行できるようにデータをインポートできます。トランザクション照合での照合の作成およびデータ・ロードの理解を参照してください

Note:

期間の設定方法の詳細またはロック期限のトランザクション照合のアクティビティへの影響については、期間の構成および期間のクローズおよびロックを参照してください。

Note:

「トランザクション照合のみ」のためにOracle Account Reconciliation Cloudを使用する予定で、残高調整レポートを作成する必要がある場合は、トランザクション照合設定の前提条件として少なくとも1つの期間を設定する必要があります。