管理者は、期間と組織単位に関連付けられているカレンダを定義します。1つの期間に複数のカレンダを用意し、その期間の異なる日付の構成が反映されるようにする場合があります。組織単位には、その組織単位に対して使用される日付を決定する1つのカレンダが割り当てられます。カレンダが先に存在している必要があります。「システム設定」で、管理者が期間または組織単位にカレンダを割り当てます。
カレンダと休日ルールは両方とも、組織に対して個別に適用できます。最終的に、プロファイルに(組織単位で)関連付けられているカレンダと休日ルールが、期間に関連付けられているカレンダと相互に作用して、デプロイされている照合におけるユーザーのワークフローの開始日と終了日を決定します。たとえば、ある会社で北米と欧州の業務を異なる財務日付で照合するとします。
この例を使用して、カレンダと期間の相互作用および異なる組織での休日ルールの動作について説明します:
カレンダおよび期間
北米のカレンダでは、5月の開始日は5月1日、終了日は5月31日、クローズ日は6月4日であり、頻度は月次、四半期次および年次です
欧州のカレンダでは、5月の開始日は5月1日、終了日は5月31日、クローズ日は6月10日であり、頻度は月次です
北米のカレンダでは、12月の開始日は12月1日、終了日は12月31日、クローズ日は1月5であり、頻度は月次です
欧州のカレンダでは、12月の開始日は12月1日、終了日は12月31日、クローズ日は1月10であり、頻度は月次、四半期次および年次です
休日ルール
米国の休日ルールでは、7月4日は休日です
英国の休日ルールでは、5月27日(春のバンク・ホリデー)は休日です
フランスの休日ルールでは、5月1日(レイバー・デー)は休日です
組織
米国の組織は、北米のカレンダと米国の休日ルールを使用します
イングランドの組織は、欧州のカレンダと英国の休日ルールを使用します
フランスの組織は、欧州のカレンダとフランスの休日ルールを使用します