Account ReconciliationでOCIオブジェクト・ストレージを設定するには:
URLの形式を次に示します:
https://swiftobjectstorage.region_identifier.oraclecloud.com/v1/namespace/bucket_name
。この場合:
region_identifier
は、ホストしているOracle Cloud Infrastructure (OCI)ですregion.namespace
は、すべてのバケットとオブジェクトの最上位のコンテナです。各Oracle Cloud Infrastructureテナントには、アカウントの作成時に、システムによって生成された一意のObject Storage名前空間名が割り当てられます。テナンシの名前空間名(axaxnpcrorw5
など)は、すべてのリージョンで有効ですbucket_name
は、データとファイルを保存する論理コンテナの名前です。バケットはコンパートメントの下に整理され、維持されます。URLの例: https://swiftobjectstorage.us-ashburn-1.oraclecloud.com/v1/epmcloud/arcsAttachments
Note:
ユーザーがフェデレーテッド・アイデンティティ・プロバイダで作成された場合は、ユーザー名の前にフェデレーテッド・アイデンティティ・プロバイダ名を付ける必要があります。例:oracleidentitycloudservice/username
。パスワードについては、ログイン・パスワードではなく、認証トークンをパスワードとして使用する必要があります。移行済添付の数 - 移行済添付の数。
移行済添付のサイズ(MB) - 移行済添付のサイズ。
保留中添付の数 - 移行が引き続き保留されている添付の数。
保留中添付のサイズ(MB) - 移行が保留されている添付のサイズ。
すべての添付の数 - システム内の添付の合計数(移行済添付、移行保留中添付および新規に追加された添付を含む)。
すべての添付のサイズ(MB) - システム内のすべての添付のサイズ
Account Reconciliationでは、データベースから添付が取得され、OCIオブジェクト・ストレージの設定したバケット内にファイルが移動されます。これは、バケットURLと、Oracle Cloud InfrastructureでAccount Reconciliation用に作成したユーザー名およびパスワードに基づいて実行されます。添付はデータベースからOCIオブジェクト・ストレージに移動された後、データベースから削除されます。
初回移行の後、添付のアップロードおよびダウンロードはOCIオブジェクト・ストレージに対して格納および取得されます。
構成の問題のトラブルシューティング
OCIオブジェクト・ストレージの設定時に次のエラーが表示される場合は、バケットURLまたは資格証明に問題がある可能性があります:
エラー: 指定されたURLおよび資格証明を使用してオブジェクト・ストレージ・サービスに接続できません。
cURLまたはPostmanなどの任意のRESTクライアントを使用して、バケットURLおよび資格証明をテストします。
cURLコマンドの書式は次のとおりです: curl <bucket URL> -u "<username>:<password>"
次に、URLおよび資格証明をテストするcURLコマンドの例を示します:
curl https://swiftobjectstorage.us-ashburn-1.oraclecloud.com/v1/epmcloud/arcsAttachments -u "username:password"