自動照合方法について

勘定科目分析および勘定科目分析(トランザクション照合あり)

この項では、勘定科目分析および勘定科目分析(トランザクション照合あり)の自動照合方法に必要な条件と、条件が満たされた場合の処理について説明します。

Table 7-1 勘定科目分析および勘定科目分析(トランザクション照合あり)の自動照合に必要な条件

自動照合方法 必要な条件 自動照合が成功した場合
残高がゼロ
  • ソース・システムの残高がゼロです。

  • 勘定科目分析フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

  • 特定の期間の照合に関連付けられた残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。

  • 残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
残高はゼロで、アクティビティはありません
  • ソース・システムの残高がゼロです。

  • ソース・システムの残高が、前の照合ソース・システムの残高と同じです。

    Note:

    この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。

  • 前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。

    • 現在の期間のソース・システム残高もゼロの場合、照合は自動照合になります。
    • 現在の期間のソース・システム残高がゼロ以外の場合、照合は自動照合になりません。
照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
アクティビティなし
  • 前の照合が存在する場合は、次の条件を満たしている必要があります。

    • 前の照合ステータスが「完了」であることが必要です。

    • 前の照合ソース・システムの残高が、現在の照合ソース・システムの残高と同じであることが必要です。

    • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です

      特に:

      • 現在と前のフォーマット・インスタンスの作成に使用されたフォーマットIDが同一であることが必要です。

      • 現在のフォーマット・インスタンスに、前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

  • 前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。

    • 現在の期間のソース・システム残高もゼロの場合、照合は自動照合になります。

    • 現在の期間のソース・システム残高がゼロ以外の場合、照合は自動照合になりません。

  • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

  • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

    • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

    • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

    • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

    • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

  • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

残高は範囲内です
  • 前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。

  • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

  • ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。

  • ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。

  • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

    • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

    • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

    • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

    • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

  • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

  • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

残高は範囲内で、アクティビティはありません
  • 前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。

  • 前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。

  • ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。

  • ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。

  • ソース・システムの残高 - 前の照合ソース・システムの残高 = 0; 範囲は負数でもかまいません。

    ノート: この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。

  • 照合ステータスが「クローズ済」に設定されます

  • 説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。

    • トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます

    • 新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます

    • 経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます

    • 各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます

  • 照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます

残高の比較または残高の比較(トランザクション照合あり)

この項では、残高の比較および残高の比較(トランザクション照合あり)の自動照合方法に必要な条件と、条件が満たされた場合の処理について説明します。

Table 7-2 残高の比較または残高の比較(トランザクション照合あり)の自動照合に必要な条件

自動照合方法 必要な条件 自動照合が成功した場合
残高がゼロ
  • 残高の比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

  • 特定の期間の照合に関連付けられたソース・システム残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。サブシステム残高は考慮されません。

  • 残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

ノート: 「残高の比較」が「残高がゼロ」の場合、サブシステム残高は考慮されません。考慮する場合は、カスタム・ルールを使用して、ソースとサブシステムの両方の残高を評価できます。または、残高一致条件の使用を検討することもできます。これにより、ソースとサブシステムの残高が比較され、それらが等しいか、目的のしきい値内にあることが確認されます。

照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
残高はゼロで、アクティビティはありません

アクティビティなしの残高の比較フォーマットの場合は、カスタム・ルールを使用して適切な結果を取得できます。たとえば、差異(レポート)は0 USDに等しく、かつ期間アクティビティ(レポート)は0 USDに等しいというフィルタ条件で「照合の自動送信」のカスタム・ルールを追加します。

 
アクティビティなし

アクティビティなしの残高の比較フォーマットの場合は、カスタム・ルールを使用して適切な結果を取得できます。たとえば、フィルタ条件を指定して「照合の自動送信」のカスタム・ルールを追加します。

 
残高一致(許容差%)

残高比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「残高が一致する箇所の残高の比較」(許容差%)の自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。

この方法が有効の場合、しきい値を適用できます。しきい値の割合は、しきい値を計算するためにソース・システムの残高に対して乗じられます。

  • ソース・システムの残高とサブシステムの残高の差異が、ある期間におけるしきい値未満である場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。

  • 差異がしきい値を超える場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。

「残高一致のしきい値(パーセント)」に1から100の間の整数を入力します。

照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
残高一致(許容差数):

「ソース・システムの残高」と「サブシステムの残高」の差異は許容値以下です。許容値はプロファイルで指定されます。「残高一致のしきい値(数)」に許容金額を入力します。

照合ステータスが「クローズ済」に設定されます