勘定科目分析または残高の比較方法のプロファイルを作成するには:
勘定科目ID - セグメント値の組合せは、プロファイル全体で一意である必要があります。使用可能なセグメントの数は、システム設定で定義されます。
プロファイル名 - プロファイルを特定する2つ目の方法。名前は、一意である必要はありません。ベスト・プラクティスとして、標準勘定科目セグメントに関連付けられた名前と、プロファイルの所有権または責任を識別する他の記述子を使用することをお薦めします。
説明
アクティブ - 手動で入力またはインポートされたプロファイルについてデフォルトで選択されています。このプロファイルをある期間にコピーしない場合は、このチェック・ボックスをクリアします。更新された残高が非アクティブ・プロファイルにロードされると、「アクティブ」フラグは自動的に非アクティブからアクティブに切り替えられます。残高が変更されない場合、プロファイルは非アクティブのままになります。
サマリー・プロファイル - 選択されている場合、プロファイルはサマリー・プロファイルです。「自動照合」の構成セクションは削除され、残高を編集できません。
含まれる勘定科目 - このセクションにより、管理者およびパワー・ユーザーはプロファイルをサマリー・プロファイルに割り当てることができます。非サマリー・プロファイルを、サマリー・プロファイルへの追加用に選択できます。
組織単位 - 組織のモデル化に使用できる階層型のエンティティ・タイプ構造を表します。別々にレポートする必要のある各エンティティに対して、あるいは休日、労働日数、参照者の割当てまたはコメント作成者の割当て用に異なる構成が必要なエンティティに対して、別々の組織単位を定義します。組織単位はシステム設定で定義します。
フォーマット - 管理者によって作成されたフォーマットにプロファイルを関連付け、照合の方法と、策定者が提供する必要のある情報を決定します。
方法 - プロファイルに割り当てられたフォーマットに関連付けられた方法。
プロセス - プロファイルを特定の照合プロセス(貸借対照表照合プロセスやローカルGAAP照合プロセス)に関連付けます。プロセスは、システム設定で定義されます。
リスク評価 - プロファイルをリスク評価に関連付けます。リスク評価は、「高」、「低」、「中」のように、システム設定で定義されます。
勘定科目タイプ - プロファイルを勘定科目タイプに関連付けます。「リスク評価」および「勘定科目タイプ」は、レポートに役立つ属性です。値は、管理者によって定義され、照合をフィルタ処理するためにダッシュボードとリスト・ビューで使用できます。
選択された値を編集するには、「クリア」アイコンをクリックして現在の設定をクリアした後、「検索」を使用して設定が必要な勘定科目タイプを検索し、選択します。
通常の残高 - プロファイルが含むことになる残高(借方残高、貸方残高、または借方残高と貸方残高のいずれか)を識別します。残高が通常の残高と異なる場合、照合に警告が設定されます。
「自動照合方法」で、自動照合方法で構成された照合が、自動照合に適格であるために満たす必要がある条件を説明する方法を選択します。条件が1つでも当てはまらない場合は自動照合が失敗し、策定者が手動で照合を準備できるよう、照合ステータスが「オープン」に設定されます(自動照合の失敗の詳細は、自動照合エラーの理由コードを参照してください)。
「勘定科目分析」および「勘定科目分析(トランザクション照合あり)」の場合:
「残高はゼロです」必須条件:
勘定科目分析フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。
特定の期間の照合に関連付けられた残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。
残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。
「残高はゼロで、アクティビティはありません」必須条件:
ソース・システムの残高がゼロです。
ソース・システムの残高が、前の照合ソース・システムの残高と同じです。
注:
この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。
前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。
自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。
「アクティビティはありません」必須条件:
前の照合が存在する場合は、次の条件を満たしている必要があります。
前の照合ステータスが「完了」であることが必要です。
前の照合ソース・システムの残高が、現在の照合ソース・システムの残高と同じであることが必要です。
前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です
特に:
現在と前のフォーマット・インスタンスの作成に使用されたフォーマットIDが同一であることが必要です。
現在のフォーマット・インスタンスに、前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。
前の照合が存在しない場合、前の照合ソース・システムの残高はゼロと仮定されます。
現在の期間のソース・システム残高もゼロの場合、照合は自動照合になります。
現在の期間のソース・システム残高がゼロ以外の場合、照合は自動照合になりません。
自動照合が成功した場合:
照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。
トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます
新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます
経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます
各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます
照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます
「残高は範囲内です」必須条件:
前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。
前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。
ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。
ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。
自動照合が成功した場合:
照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。
トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます
新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます
経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます
各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます
照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます
「残高は範囲内で、アクティビティはありません」必須条件:
前の照合が存在し、この照合のステータスが「完了」であることが必要です。
前の照合フォーマットは、現在の照合フォーマットと同一であることが必要です。具体的には、現在と前の両方のフォーマット・インスタンスが同じフォーマットIDを使用して作成されている必要があり、また現在のフォーマット・インスタンスに前のフォーマット・インスタンスにはない必須属性を含むことはできません。
ソース・システムの残高が残高範囲(低)以上であること。
ソース・システムの残高が残高範囲(高)以下であること。
ソース・システムの残高 - 前の照合ソース・システムの残高 = 0; 範囲は負数でもかまいません。
注:
この最後の条件は、前の照合ソース・システムの残高が存在する必要があることも意味します。
自動照合が成功した場合:
照合ステータスが「クローズ済」に設定されます
説明付き残高とソース・システム調整トランザクションが前の照合から現在の照合にコピーされます。
トランザクションに関連付けられている添付ファイルとコメントがコピーされます
新しい期間終了日(トランザクションのコピー先の期間)からオープン日を引いて、経過期間が再計算されます
経過期間が許可された経過期間を超える場合、そのトランザクションには経過期間違反が設定されます
各タイプの1つ以上のトランザクションに経過期間違反がある場合、照合に対して経過期間違反フラグが設定されます
照合レベルで存在するコメントおよび添付がコピーされます
「残高の比較」または「残高の比較(トランザクション照合あり)」の場合:
「残高はゼロです」必須条件:
残高の比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「勘定科目にゼロの残高があります」自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。
特定の期間の照合に関連付けられたソース・システム残高が0の場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。サブシステム残高は考慮されません。
残高が0ではない場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。
注:
「残高の比較」が「残高がゼロ」の場合、サブシステム残高は考慮されません。考慮する場合は、カスタム・ルールを使用して、ソースとサブシステムの両方の残高を評価できます。または、残高一致条件の使用を検討することもできます。これにより、ソースとサブシステムの残高が比較され、それらが等しいか、目的のしきい値内にあることが確認されます。自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。
「残高はゼロで、アクティビティはありません」必須条件:
注:
アクティビティなしの残高の比較フォーマットの場合は、カスタム・ルールを使用して適切な結果を取得できます。たとえば、差異(レポート)は0 USDに等しく、かつ期間アクティビティ(レポート)は0 USDに等しいというフィルタ条件で「照合の自動送信」のカスタム・ルールを追加します。「アクティビティはありません」必須条件:
注:
アクティビティなしの残高の比較フォーマットの場合は、カスタム・ルールを使用して適切な結果を取得できます。たとえば、フィルタ条件を指定して「照合の自動送信」のカスタム・ルールを追加します。残高一致(許容差%): 残高比較フォーマットがプロファイルに割り当てられる場合、「残高が一致する箇所の残高の比較」(許容差%)の自動照合方法に対してプロファイルを有効にできます。
この方法が有効の場合、しきい値を適用できます。しきい値の割合は、しきい値を計算するためにソース・システムの残高に対して乗じられます。
ソース・システムの残高とサブシステムの残高の差異が、ある期間におけるしきい値未満である場合、照合はその期間に対して自動的に準備およびレビューされます。
差異がしきい値を超える場合、照合は手動で準備およびレビューする必要があります。
「残高一致のしきい値(パーセント)」に1から100の間の整数を入力します。
自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。
残高一致(許容差数): ソース・システムの残高とサブシステムの残高の差は、許容差の値以下です; 許容値は、プロファイルで指定されます。残高一致のしきい値(数)許容金額を入力します。
自動照合が成功すると、照合ステータスは「クローズ済」に設定されます。
最大経過期間制限 - 照合トランザクションの最大経過期間の日数を入力します:
照合調整(勘定科目分析方法と残高比較方法に適用)
残高の説明(勘定科目分析方法に適用)
注:
経過期間違反: 値が指定され、アイテムの経過期間(期間終了日からトランザクション・オープン日を引いて計算)がその指定値を超えるトランザクションが照合に含まれる場合、トランザクションには経過期間違反のフラグが設定され、照合に経過期間違反の警告が設定されます。
残高の手動入力 - ソース・システムまたはサブシステムの残高を照合の策定者が手動で入力できるようにするかどうかを決定します。次のボックスは、残高をプロファイルに対してインポートしない場合にのみ選択します。次の一方または両方を選択します:
ソース・システム残高の手動入力(「勘定科目分析」方法と「残高比較」方法に適用)
サブシステム残高の手動入力(「残高比較」方法に適用)