プロファイル・セグメントは、プロファイルおよび照合を一意に識別するために使用される勘定科目IDのコンポーネントです。
たとえば、通常会社-勘定科目レベルで勘定科目を照合する場合、2つのセグメント(1つは会社用、もう1つは勘定科目用)を定義します。
プロファイルを定義する場合、プロファイルの勘定科目IDは、値のフィルタ処理およびレポートの便宜を図るため、セグメントに格納されます。プロファイル・セグメントの数は、構成可能であり、無制限です。たとえば、勘定科目ID 100-1200-ABC
には、3つのプロファイル・セグメントが含まれます。プロファイル・セグメント値はラベルです。これによって、照合への残高のマッピングは制御されません。マッピングはデータ・ロード定義に追加されたマッピング・ルール、またはインポートの前の残高の事前マッピングによって行われます。
プロファイル・セグメントは、「構成」の「属性」にも表示されます。ただし、プロファイル・セグメントを編集できるのは、「プロファイル・セグメント」タブからのみです。このタブにアクセスするには、ホーム・ページで、「アプリケーション」、「構成」、「システム設定」の順に選択します。
プロファイル・セグメントのタイプ
異なるプロファイル・セグメント・タイプを指定できます。
0から9までの範囲の値。数値セグメントは、数値のみが要求されるセグメントに使用します。
プロファイル・セグメントに入力される値は、あらかじめ定義され、許可された値セットに制限されます。
数値、文字およびほとんどの特殊文字。プロファイル・セグメントを区切るには、ハイフン(-)を使用します。そのため、ハイフンはセグメント値として使用できません。セグメント値が定義リストに制限されず、広範囲の値を含む可能性がある場合は、テキスト・セグメントを使用します。
Note:
勘定科目照合では、勘定科目IDの中ほどのNULLセグメント値を3つの空白として扱い、末尾のNULLセグメントを切り捨てます。データ・ロードの場合のデータ管理の勘定科目IDは、勘定科目照合のまったく同じ勘定科目IDにマップする必要があり、3つの空白が含まれることがあります。たとえば、5つのプロファイル・セグメントに001、NULL、NULL、NULLおよび1925 XXXの値を持つプロファイル(NULLは完全に文字がない)の勘定科目照合での勘定科目IDは、"001 - - - - 1925 XXX"になります。
プロファイル・セグメントの設計のガイドライン
プロファイル・セグメントを一度作成すると、サブセグメント設定を編集して変更することは次の条件下でのみ可能になるため、慎重に設計してください:
1つ以上のサブセグメントが有効になっている間、残高がロードされていません。
Note:
これが行われた場合、すべての残高を削除する唯一の方法は、期間を削除するか、以前に残高をロードした各期間とカテゴリのそれぞれのデータ管理場所から空のファイルをロードすることです。「グループ照合」チェック・ボックスが有効になっているフォーマットはありません。
作成時に「グループ照合」オプションが有効になっていた照合は存在しません。
Note:
20個までのプロファイル・セグメントがサポートされていますが、ベスト・プラクティスとして、プロファイル・セグメントを10個以下に制限することをお薦めします。すべてのセグメント・ラベル(および区切り)の合計は最大1000文字ですが、英語以外の文字ではこれより少なくなることがあります。グループ照合に対するサブセグメントの定義
グループ照合に対するプロファイル・サブセグメントの設定の詳細は、グループ照合の管理者設定タスクを参照してください。