レポートを配信および格納するために1つ以上のオブジェクト・ストレージを使用できます。
オブジェクト・ストレージを配信チャネルとして構成し、レポートをオブジェクト・ストレージに配信するジョブをスケジュールできます。
バケットを作成してレポートを編成できるOracle Cloud Infrastructure Object Storageのコンパートメントへのアクセス権があることを確認します。
オブジェクト・ストレージへの管理者アクセスを保有していても、接続を構成し、レポートをオブジェクト・ストレージに配信する権限を持っている必要があります。組織の管理者は、IAMポリシーを使用してOracle Cloud Infrastructureで権限を設定し、Publisherからオブジェクト・ストレージにファイルを配信できるようにする必要があります。ポリシーの開始およびポリシー参照を参照してください。
テナンシに必要な権限:
COMPARTMENT_INSPECT
OBJECTSTORAGE_NAMESPACE_READ
コンパートメント管理に必要な権限:
BUCKET_READ
BUCKET_INSPECT
OBJECT_READ OBJECT_OVERWRITE
OBJECT_CREATE
OBJECT_DELETE
OBJECT_INSPECT
例6-1 ポリシー構成
グループgにテナンシのコンパートメントの検査を許可するポリシー構成のサンプル:
Allow group <g> to inspect compartments in tenancy
グループgにテナンシのオブジェクト・ストレージの管理を許可するポリシー構成のサンプル:
Allow group <g> to manage objectstorage-namespaces in tenancy
グループgにコンパートメントcの管理およびコンパートメント内のリクエストされた操作の実行を許可するポリシー構成のサンプル:
Allow group <g> to manage object-family in compartment <c> where any { request.operation=‘ListBuckets’, request.operation=‘ListObjects’, request.operation=‘PutObject’, request.operation=‘GetObject’, request.operation=‘CreateMultipartUpload’, request.operation=‘UploadPart’, request.operation=‘CommitMultipartUpload’, request.operation=‘AbortMultipartUpload’, request.operation=‘ListMultipartUploads’, request.operation=‘ListMultipartUploadParts’, request.operation=‘HeadObject’, request.operation=‘DeleteObject’}