BIコンシューマ・ロールを持つユーザーがワークブックをPDFにエクスポートできないようにする

ユーザーがOracle Analyticsで特定のアクションを実行できないようにすることができます。たとえば、ドキュメントへのワークブックのエクスポート権限を削除することで、BIコンシューマ・ロールを持つユーザーがワークブックをPDFにエクスポートできないようにするアプリケーション・ロールを提供します。

  1. 新しいアプリケーション・ロールを作成し、BIコンシューマから権限をコピーします。
    1. 適切な名前および説明を持つアプリケーション・ロールを作成します。たとえば、BIコンシューマ(エクスポートを防止)または同様の名前です。
    2. 「アプリケーション・ロールの作成」ダイアログで、「既存のアプリケーション・ロールからコピー」オプションを選択し、「BIコンシューマ」を選択します。
  2. ドキュメントへのワークブックのエクスポート権限を削除します。
  3. 新しいアプリケーション・ロールBIコンシューマ(エクスポートを防止)をユーザーまたはグループに割り当てます。
  4. 事前定義済アプリケーション・ロールBIコンシューマをユーザーまたはグループから削除します。
  5. BIコンシューマ(エクスポートを防止)アプリケーション・ロールを持つユーザーに、1つ以上のワークブックへのアクセス権、およびワークブックが保存されているフォルダへのアクセス権を付与します。

    BIコンシューマ(エクスポートを防止)アプリケーション・ロールにワークブックへのアクセス権を付与する場合、ワークブックで使用されるデータセットへのアクセス権をカスケードするオプションを受け入れる必要があります。つまり、ワークブック権限への変更を保存するときに表示される「関連アーティファクトの共有」ダイアログで、「関連アーティファクトを共有して、ワークブックを使用できるようにする」オプションを選択します。ワークブック権限の追加または更新を参照してください。

    これらのユーザーは、ワークブックにアクセスすることはできますが、コンテンツをPDFにエクスポートすることはできません。

    ワークブック権限の追加または更新を参照してください。