JNDI接続プールを使用したデータベース接続の設定

JNDI接続プールを使用してデータベースへの接続を作成し、ピクセルパーフェクト・レポートのデータにアクセスできます。

接続プールを使用して、再利用できる物理接続のキャッシュを保持することで効率が向上します。クライアントが接続を閉じると、その接続はプールに戻され、別のクライアントが使用できるようになります。接続プールにより、複数のクライアントが少数の物理接続を共有できるため、パフォーマンスとスケーラビリティが向上します。接続プールはアプリケーション・サーバーで設定し、Java Naming and Directory Interface (JNDI)を介してアクセスします。

注:

ユーザー定義のデータ・ソースに対してJNDI接続を作成できますが、システム定義のデータ・ソースに対してJNDI接続を作成することはできません。監査レポートを作成する場合のみ、システム定義のデータ・ソースに対してJNDI接続を作成し、監査データ・ソース(AuditViewDataSource)にアクセスできます。
  1. Publisherの管理ページで、「JNDI接続」をクリックします。
  2. 「データソースの追加」をクリックします。
  3. データ・ソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。
  4. 接続プールにJNDI名を入力します。たとえば、jdbc/BIPSourceなどです。
  5. 「プロキシ認証の使用」を選択し、プロキシ認証を有効にします。
  6. 「接続のテスト」をクリックします。接続が確立されると、確認メッセージが表示されます。
  7. このデータ・ソース接続のセキュリティを定義します。必要なロールを「使用可能なロール」リストから許可されたロール・リストに移動します。「許可ロール」リストでロールを割り当てられたユーザーのみがこのデータ・ソースからレポートを作成または表示できます。