データ・ソースへのJDBC接続の設定

データ・ソースへのJDBC接続を設定できます。

  1. 管理ページで、「JDBC接続」をクリックします。
  2. 「データソースの追加」をクリックします。
  3. 「データソース名」フィールドにデータ・ソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。
    同じ名前を使用して新しいOracle BI EEデータ・ソースを作成したり、プロビジョニングされたOracle BI EEデータ・ソースを削除することはできません。
  4. ドライバ・タイプを選択します。
  5. リモート・データ・ソースに接続する場合のみ、データ・ゲートウェイの使用を選択します。
    管理者は、リモート・データ接続を有効にし、ターゲットのオンプレミス・データベースでデータ・ゲートウェイを構成する必要があります。「データ・ゲートウェイの使用」を選択した場合、選択または更新に「データベース・ドライバ・クラス」「システム・ユーザーの使用」「前処理関数」「後処理関数」および「プロキシ認証の使用」設定は使用できません。
  6. 必要に応じて、「データベース・ドライバ・クラス」フィールドを更新できます。
  7. データベース接続文字列を入力します。

    接続文字列の例:

    • Oracleデータベース

      Oracle Database (非RAC)に接続するには、接続文字列として次の書式を使用します。

      jdbc:oracle:thin:@[host]:[port]:[sid]

      例: jdbc:oracle:thin:@myhost.us.example.com:1521:prod

    • Oracle RACデータベース

      Oracle RACデータベースに接続するには、接続文字列として次の書式を使用します。

      jdbc:oracle:thin:@//<host>[:<port>]/<service_name>

      例: jdbc:oracle:thin:@//myhost.example.com:1521/my_service

    • Microsoft SQL Server

      Microsoft SQL Serverに接続するには、接続文字列として次の書式を使用します。

      jdbc:hyperion:sqlserver://[hostname]:[port];DatabaseName=[Databasename]

      例: jdbc:hyperion:sqlserver://myhost.us.example.com:7777;DatabaseName=mydatabase

  8. データ・ソースにアクセスするのに必要なユーザー名およびパスワードを入力します。
  9. オプション: 接続を作成する(前処理)または閉じる(後処理)ときに実行するPL/SQL関数を入力します。
  10. オプション: セキュアな接続のクライアント証明書を指定します。
    アップロード・センターにアップロードされているクライアントの証明書が選択対象としてリストされます。
  11. プロキシ認証を有効にするには、「プロキシ認証の使用」を選択します。
  12. 「接続のテスト」をクリックします。
  13. オプション: この接続にバックアップ・データベースを有効にします:
    1. 「バックアップ・データソースの使用」を選択します。
    2. バックアップ・データベースの接続文字列を入力します。
    3. このデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。
    4. 「接続のテスト」をクリックします。
  14. このデータ・ソース接続のセキュリティを定義します。必要なロールを「使用可能なロール」リストから許可されたロール・リストに移動します。「許可ロール」リストでロールを割り当てられたユーザーのみがこのデータ・ソースからレポートを作成または表示できます。

    Oracle BI EEデータ・ソースにJDBC接続を設定する場合は、「BIコンシューマ」ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。

    バックアップ・データ・ソースを定義した場合、セキュリティ設定がバックアップ・データ・ソースに渡されます。

Oracle Autonomous Data WarehouseへのセキュアJDBC接続の設定

Oracle Autonomous Data WarehouseへのセキュアJDBC接続を作成できます。

JDBCクライアント証明書をアップロードして、Oracle Autonomous Data WarehouseへのSSLベースのJDBC接続を作成します。
  1. JDBCクライアント証明書(Oracleウォレット・ファイル、cwallet.sso)をサーバーにアップロードします。
    1. Publisherの管理ページで、「アップロード・センター」をクリックします。
    2. Oracleウォレット・ファイルcwallet.ssoを探して選択します。
    3. 「ファイル・タイプ」リストから「JDBCクライアント証明書」を選択します。
    4. 「アップロード」をクリックします。
  2. Publisherの管理ページで、「JDBC接続」をクリックします。
  3. 「データソースの追加」をクリックします。
  4. 接続について次の詳細を指定します。
    • データソース名: DBaaSConnection
    • ドライバ・タイプ: Oracle 12c
    • データベース・ドライバ・クラス: oracle.jdbc.OracleDriver
  5. JDBC接続文字列を入力します。

    TCPS文字列を使用します。たとえば、jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=tcps)(HOST=server_name)(PORT=port))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=serviceName)))などです

    PAC (プライベート・アクセス・チャネル)を使用している場合、(ENABLE=broken)を接続文字列のDESCRIPTIONパラメータに追加します。たとえば、 jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ENABLE=broken)(ADDRESS=(PROTOCOL=tcps)(HOST=server_name)(PORT=port))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=serviceName)))などです

  6. 「クライアント証明書」リストから、以前にアップロードしたウォレット・ファイルcwallet.ssoを選択します。
  7. 「接続のテスト」をクリックします。
  8. 「適用」をクリックします。

オンプレミス・データ・ソースへのJDBC接続の設定

データ・ゲートウェイ・エージェントを使用して、オンプレミス・データ・ソースへのJDBC接続を作成できます。

管理者がターゲットのオンプレミス・データベースにデータ・ゲートウェイを構成し、データ接続を有効化していることを確認します。オンプレミス・データ・ソースへの接続の概要を参照してください。

  1. コンソールでデータ・ゲートウェイを有効化します。
    1. Analytics Cloudホーム・ページで、「コンソール」をクリックします。
    2. 「リモート・データ接続」をクリックします。
    3. 「データ・ゲートウェイの有効化」オプションを有効化します。
    4. 使用するデータ・ゲートウェイ・エージェントを選択し、有効化します。
  2. Publisherの管理ページで、「JDBC接続」をクリックします。
  3. 「データソースの追加」をクリックします。
  4. 「データソース名」フィールドにデータ・ソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。
  5. 「ドライバ・タイプ」リストから、接続するデータベースのドライバを選択します。たとえば、Oracle Databaseの場合はOracle 12cを選択します。
  6. データ・ゲートウェイの使用を選択します。

    データ・ゲートウェイの使用を選択すると、次の設定が選択または更新できなくなります。

    • データベース・ドライバ・クラス(デフォルト: oracle.jdbc.OracleDriver)
    • システム・ユーザーの使用
    • 前処理関数
    • 後処理関数
    • クライアント証明書
    • プロキシ認証の使用
  7. データベースの接続文字列を入力します。
  8. データ・ソースにアクセスするのに必要なユーザー名およびパスワードを入力します。
  9. 「接続のテスト」をクリックします。
  10. (オプション)この接続のバックアップ・データベースを有効化します。
    1. 「バックアップ・データソースの使用」を選択します。
    2. バックアップ・データベースの接続文字列を入力します。
    3. このデータベースのユーザー名とパスワードを入力します。
    4. 「接続のテスト」をクリックします。
  11. このデータ・ソース接続のセキュリティを定義します。必要なロールを「使用可能なロール」リストから許可されたロール・リストに移動します。「許可ロール」リストでロールを割り当てられたユーザーのみがこのデータ・ソースからレポートを作成または表示できます。

    バックアップ・データ・ソースを定義した場合、セキュリティ設定がバックアップ・データ・ソースに渡されます。

スノーフレーク・データ・ウェアハウスへの接続の設定

スノーフレーク・データ・ウェアハウスへの接続を作成し、その接続を使用してピクセルパーフェクト・レポートのデータにアクセスできます。

  1. Publisherの管理ページで、「JDBC接続」をクリックします。
  2. 「データソースの追加」をクリックします。
  3. 「データソース名」フィールドにデータ・ソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。
  4. ドライバ・タイプとして「スノーフレーク」を選択します。
  5. 「データベース・ドライバ・クラス」フィールドで、デフォルトのnet.snowflake.client.jdbc.SnowflakeDriverを使用します。
  6. 「接続文字列」フィールドに、次の文字列を入力します:

    jdbc:snowflake://accountName.snowflakecomputing.com;db=database name);warehouse=(warehouse name);schema=(schema name);

    接続に他のプロパティも必要な場合は、例に示すようにセミコロン(;)で区切ってプロパティを追加します。

    例: jdbc:snowflake://example.us-central1.gcp.snowflakecomputing.com;db=SNOWFLAKE_SAMPLE_DATA;warehouse=COMPUTE_WH;useProxy=true;proxyHost=www-proxy-example.com;proxyPort=80

  7. データ・ソースにアクセスするのに必要なユーザー名およびパスワードを入力します。
  8. オプション: 接続を作成する(前処理)または閉じる(後処理)ときに実行するPL/SQL関数を入力します。
  9. オプション: セキュアな接続のクライアント証明書を指定します。
    アップロード・センターにアップロードされているクライアントの証明書が選択対象としてリストされます。
  10. プロキシ認証を有効にするには、「プロキシ認証の使用」を選択します。
  11. 「接続のテスト」をクリックします。
  12. このデータ・ソース接続のセキュリティを定義します。必要なロールを「使用可能なロール」リストから許可されたロール・リストに移動します。「許可ロール」リストでロールを割り当てられたユーザーのみがこのデータ・ソースからレポートを作成または表示できます。

Verticaデータ・ウェアハウスへの接続の設定

Verticaデータ・ウェアハウスへの接続を作成し、その接続を使用してピクセルパーフェクト・レポートのデータにアクセスできます。

  1. Publisherの管理ページで、「JDBC接続」をクリックします。
  2. 「データソースの追加」をクリックします。
  3. 「データソース名」フィールドにデータ・ソースの表示名を入力します。この名前は、データ・モデル・エディタの「データソース」選択リストに表示されます。
  4. ドライバ・タイプとして「Vertica」を選択します。
  5. 「データベース・ドライバ・クラス」フィールドで、デフォルトのcom.vertica.jdbc.Driverを使用します。
  6. 「接続文字列」フィールドに、次の文字列を入力します:

    jdbc:vertica://[host_name]:[port_number]/[service_name]

  7. データ・ソースにアクセスするのに必要なユーザー名およびパスワードを入力します。
  8. オプション: 接続を作成する(前処理)または閉じる(後処理)ときに実行するPL/SQL関数を入力します。
  9. オプション: セキュアな接続のクライアント証明書を指定します。
    アップロード・センターにアップロードされているクライアントの証明書が選択対象としてリストされます。
  10. プロキシ認証を有効にするには、「プロキシ認証の使用」を選択します。
  11. 「接続のテスト」をクリックします。
  12. このデータ・ソース接続のセキュリティを定義します。必要なロールを「使用可能なロール」リストから許可されたロール・リストに移動します。「許可ロール」リストでロールを割り当てられたユーザーのみがこのデータ・ソースからレポートを作成または表示できます。