Google Analyticsへの接続

Oracle Analyticsでは、Google Analyticsデータ・ソースに接続し、Google Analyticsデータを分析できます。たとえば、時間の経過に伴うWebサイトのランディング・ページに対するヒット数を分析できます。

開始する前に、Google Analyticsアプリケーションを設定します。Googleのドキュメントを参照してください。履歴データを分析するには、分析するカスタム表を指定するGoogle Analytics V4環境からJSONファイルを取得します。JSONファイルでのGoogle Analyticsカスタム表の指定を参照してください。
  1. Googleへの接続を許可するようOracle Analytics管理者に依頼してください。
    Oracle Analyticsの管理者は、次のドメインを安全なものとして登録する必要があります:
    api.google.com
    *.google.com
    安全ドメインの登録を参照してください。
  2. Oracle Analyticsのホーム・ページで、「作成」「接続」の順にクリックします。
  3. 「Google Drive」または「Google Analytics」をクリックして、「接続の作成」ダイアログを表示します。
  4. 「接続名」およびオプションの「説明」を入力します。
  5. 「リダイレクトURL」フィールドに表示されているURLをコピーします。
  6. Googleアプリケーションの「Credentials」ページで、「リダイレクトURL」の値をGoogleの「Authorized redirect URIs」フィールドに貼り付け、「Add」をクリックします。
  7. Googleの「Credentials」ページで、「Client secret」値と「Client ID」値をコピーします。
  8. Oracle Analyticsで、Googleの「Client secret」値を「クライアント・シークレット」フィールドに貼り付けます。
  9. Oracle Analyticsで、Googleの「Client ID」を「クライアントID」フィールドに貼り付けます。
  10. Googleアプリケーションで、「Account details」から「Account ID」をコピーし、「Property details」から「Property ID」をコピーします。
    Googleの管理設定で、「Account」に移動してから、「Account details」に移動して「Account ID」を取得し、「Property details」に移動して「Property ID」を取得します。
  11. Oracle Analyticsで、前のステップでコピーした「Account ID」と「Property ID」を使用して、「アカウントID」値と「プロパティID」値を指定します。
  12. オプション: Google Analyticsの履歴データを分析する場合は、「ファイルのインポート」をクリックし、分析するGoogle Analytics V4カスタム表を指定するJSONファイルを選択します。
  13. 接続を作成する場合は「認可」を、接続を更新する場合は「再認可」をクリックします。
  14. Googleから接続を認可するように求めるプロンプトが表示されたら、「Allow」をクリックします。
    「接続の作成」ダイアログがリフレッシュされ、Googleアカウントの名前および関連付けられている電子メール・アカウントが表示されます。
  15. 「保存」をクリックします。
  16. 接続を使用してデータに接続します。たとえば、ホーム・ページで、「作成」をクリックしてから「データ・セット」をクリックし、直前に作成した接続を選択します。

JSONファイルでのGoogle Analyticsカスタム表の指定

Oracle Analyticsでは、カスタム表を指定して、Google Analyticsの履歴Web使用状況データを分析し、Google Analyticsレポートに似たレポートを生成できます。たとえば、時間の経過に伴うランディング・ページに対するヒット数を分析できます。

このOracle Analyticsレポートの例では、時間の経過に伴うWebサイトのランディング・ページに対するヒット数をビジュアル化します。
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Google Analyticsに接続する前に、分析するGoogle Analyticsの履歴表を指定するJSONファイルが必要です。Google Analytics V4のWebサイト(「Demos & Tools」の「Dimensions & Metrics Explorer」領域)から、既製のJSONファイルを取得できます。

Webサイトのランディング・ページの履歴表を含むJSONファイルの例

{"LandingPage":["_landingPage", "_dateHourMinute", "averageSessionDuration", "keyEvents", "newUsers", "sessions", "totalRevenue", "totalUsers"]}

デフォルトの日付範囲の変更

デフォルトでは、過去30日間のデータが分析のために取得されます。dateRangesタグを追加して、別の時間範囲を指定します。たとえば、過去100日間のデータを取得するには、"dateRanges":[{ "startDate":"100daysAgo", "endDate":"today"}を指定します

{"User":["_audienceName", "_deviceCategory", "_yearMonth", "_country", "_userAgeBracket", "firstTimePurchaserRate", "activeUsers", "active1DayUsers", "active28DayUsers", "active7DayUsers", "engagedSessions"],
"dateRanges":[{ "startDate":"100daysAgo", "endDate":"today"}]}

データセット作成時のカスタム表の検索

Google Analyticsへの接続を作成する場合は、「カスタム表の追加」の下の「ファイルのインポート」オプションを使用して、分析するGoogle Analyticsの履歴表を指定します。

履歴表を使用して作成されたGoogle Analytics接続に基づいてデータセットを作成する場合は、GOOGLEANALYTICSV4スキーマに移動します。
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次に、下にスクロールして履歴表を見つけます。
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