プレゼンテーション・フローを使用して、コンシューマのワークブックをカスタマイズします。プレゼンテーション・フローにより、ワークブックの設計の複雑さが覆い隠され、コンシューマは、最も効果的な方法でデータのナビゲートや操作を行えるようになります。
Oracle Analyticsでは、デフォルトで、「ビジュアル化」で設計されたワークブックに基づいてプレゼンテーション・フローが作成されます。デフォルトのプレゼンテーション・フローは、「表示」に初めてアクセスしたときに表示されます。プレゼンテーション・フローは、「ビジュアル化」で設計したワークブックと同じで、そのワークブックのキャンバス、ビジュアライゼーション、フィルタなど、すべてが含まれています。
「ビジュアル化」からワークブックをプレビューして、設計と機能に問題がない場合は、何もする必要はありません。ただし、ワークブックを微調整する必要がある場合は、「表示」を使用すると、ワークブックのコンシューマのニーズにさらに合ったプレゼンテーション・フローに変更できます。「表示」では、作成者としての権限が与えられるため、ナビゲーションと操作を最善のものにすることが可能です。
新しいビジュアライゼーションの追加など、キャンバスのコンテンツを変更する場合は、「ビジュアル化」を使用します。「ビジュアル化」で行った変更は、「表示」のプレゼンテーション・フローにも組み込まれます。ただし、「表示」を使用してコンシューマの使用感を改善した場合、行った変更は、「ビジュアル化」のワークブックの設計には適用されません。