列に対するフィルタを作成できます。
トピック:
フィルタでは、分析の実行時に表示される結果を限定します。分析に対して選択した列およびフィルタによって、結果に含まれる内容が決定されます。表示する必要がある結果のみが表示されるように、フィルタ基準を指定します。
ほとんどの場合、フィルタは1つの分析でのみ使用するために作成してインラインで保存します。すべての分析やダッシュボードでフィルタを再利用するために、名前付きフィルタを作成することもできます。フィルタを再利用する必要がないかぎり、インライン・フィルタを作成します。
たとえば、営業コンサルタントは、担当しているブランドのみの収益を分析できます。
「基準」タブの「選択された列」ペインからインライン・フィルタを作成
編集する分析を開きます。
「基準」タブの「選択された列」ペインで、列名の横にある「オプション」をクリックし、「フィルタ」を選択します。
「基準」タブの「フィルタ」ペインからインライン・フィルタを作成
編集する分析を開きます。
「基準」タブの「フィルタ」ペインで、「現在のサブジェクト領域のフィルタを作成」をクリックします。
メニューから列名を選択します。
ホーム・ページから名前付きフィルタを作成
クラシック・ホーム・ページの「作成」ペインで、「分析およびインタラクティブ・レポート」の下にある「詳細」をクリックし、次に「フィルタ」をクリックします。
「サブジェクト領域の選択」ダイアログで、フィルタ処理するデータ・ソースを選択します。「新規フィルタ」ダイアログが表示されます。
EVALUATE_PREDICATE関数は、インライン・フィルタ句として追加できます。
たとえば、EVALUATE_PREDICATE関数を使用した次のフィルタ句を追加して、「Products.P4 Brand」列が6文字未満である値を除外できます。
SELECT 0 s_0, "A - Sample Sales"."Products"."P3 LOB s_1, "A - Sample Sales"."Products"."P4 Brand" s_2, "A - Sample Sales"."Base Facts"."1- Revenue" s_3 FROM "A - Sample Sales" Where EVALUATE_PREDICATE('length(%1)>6',"A - Sample Sales"."Products"."P4 Brand"). ORDER BY 1,2,3
複数のインライン・フィルタを組み合せてグループ化し、SQL文を使用せずに複雑なフィルタを作成できます。
フィルタをグループ化または組み合せることにより、分析のデータをフィルタする優先順を定めることができます。分析や名前付きフィルタに2つ以上のインライン・フィルタを追加する場合、デフォルトではインライン・フィルタはANDブール演算子を使用して組み合せられます。AND演算子は、分析の実行時に結果を決定するために、すべてのインライン・フィルタで指定されている基準が満たされている必要があることを示します。
分析の結果を決定するために、少なくとも1つのフィルタで指定されている基準が満たされている必要があることを示すには、OR演算子を使用します。OR演算子は、代替基準を使用して複数のフィルタのグループを作成するのに役立ちます。
インライン・フィルタおよび名前付きフィルタを保存できます。
「フィルタ」ペインでインライン・フィルタを作成するときに、オプションで、インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存できます。インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存した場合は、チームの他のユーザーがこのフィルタを新しい分析で使用できます。名前付きフィルタは、グローバル・ヘッダーからスタンドアロン・オブジェクトとして作成することもできます。
たとえば、カタログ内の共有フォルダに「Quarter」列のフィルタを保存できます。結果として、マネージャがこのフィルタにアクセスできます。四半期を「2011 Q1」、「2012 Q1」および「2013 Q1」に限定するフィルタを保存しているとします。マネージャは、製品売上分析でこのフィルタを使用して、これら四半期のみでの製品の業績を検索できます。
名前付きフィルタを保存するには、ツールバーの「名前を付けて保存」をクリックして、カタログ内のフォルダを指定し、「OK」をクリックします。
インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存するには、次を実行します。