Oracle Analyticsでは、分析用に使用可能にする前のデータのエンリッチおよび変換が容易になります。
注:
ナレッジ・エンリッチメントは、通常デフォルトで有効化されていますが、ワークブック・エディタは、所有しているか編集権限のあるデータセットに関してはこれを有効化または無効化できます。Oracle Analyticsでは、データ・フローから生成されたデータセットに対するエンリッチメント推奨は自動的には提供されません。この場合、データセットの所有者または管理者は、最初にデータセットのナレッジ・エンリッチメント・オプションを有効にする必要があります。データセットのナレッジ・エンリッチメントの有効化を参照してください。変換エディタに移動します
ホーム・ページで、所有するデータセットにカーソルを合せ、「アクション」をクリックして「開く」を選択します。データセットに複数の表が含まれる場合、結合ダイアグラムが表示されます。結合ダイアグラムで、データ・ソースを右クリックし、「開く」をクリックして変換エディタを表示します。
変換エディタを使用すると、データ品質の評価、メタデータの編集、データのクレンジングおよび変換を実行できます。
データを変換するには、「オプション」(データ列の右上にある省略記号)をクリックし、変換オプション(「ビン」、「名前変更」、「テキストに変換」など)を選択します。
推奨される変換の適用
ワークブックを作成してこれにデータセットを追加すると、データの典型的なサンプルに対して実行される列レベルのプロファイリングが行われます。データのプロファイリング後、データセット内の認識可能な列について提供された変換およびエンリッチメント推奨を実装できます。右側の「推奨」パネルにある推奨事項をクリックし、実装します。
.pngの説明
次のものを使用してデータセットを強化または変換できます。
独自の変換の適用
列アクション・パネルで表示される推奨された変換に加えて、様々な方法で独自の変換を作成できます:
ヒント: 列タイプの設定に関する推奨の場合は、ツールバーで、「自動処理形式の推奨を確認」をクリックします。たとえば、セマンティック・プロファイラで、1078220などの数値IDが最初はメジャーとして識別される場合、その列を属性に変更できます。
データセットの変換がワークブックおよびデータ・フローに与える影響
データセットに適用するデータ変換およびエンリッチメントの変更は、同じデータセットを使用するすべてのワークブックおよびデータ・フローに影響を及ぼします。データセットを共有するワークブックを開いたときに、ワークブックで更新済データが使用されていることを示すメッセージが表示されます。 データセットのデータをリフレッシュすると、準備スクリプトの変更がリフレッシュ済のデータに自動的に適用されます。
プロファイル結果のリフレッシュ
システム・ナレッジまたはカスタム・ナレッジが更新され、データセットに対する作成者権限がある場合は、ツールバーの「プロファイル結果のリフレッシュ」をクリックして、現在開いているデータセットの結果を再プロファイルしてリフレッシュできます。通常、Oracle Analyticsがこのリフレッシュを管理するため、ほとんどの場合、このオプションを使用する必要はありません。システム・ナレッジが更新された場合、またはカスタム・ナレッジが更新され、これを現在開いているデータセットに組み込む場合は、「プロファイル結果のリフレッシュ」を使用してデータを再プロファイルします。 新しいナレッジが使用可能になると、「プロファイル結果のリフレッシュ」アイコンに使用可能な更新数を示すアラートが表示されます。