エンリッチおよび変換リファレンス

このリファレンス情報を使用すると、データのエンリッチおよび変換に役立ちます。

変換リファレンス

変換エディタでアクセスできるデータ変換オプションについて説明します。たとえば、レースのラップ・タイムをデータセット列に分類するには、「ビン」オプションを使用できます。

変換エディタで変換オプションを選択するには、データセットを開き、「オプション」(データ列の右上にある省略記号省略記号)をクリックし、オプション(たとえば、「ビン」「名前変更」「テキストに変換」など)を選択します。


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.pngの説明

オプション 説明
ビン 数値範囲に対して独自のカスタム・グループを作成します。たとえば、カスタム要件に基づいて、13歳未満、若年成人、成人または高齢者にビン化した年齢範囲を使用して、年齢列のビンを作成できます。
期間の計算 2つの日付または時刻の間の期間を計算します。たとえば、オーダー配送時間を分析するには、ORDER_DATEとDELIVERY_DATEの間の日数を計算します。
日付に変換 列のデータ型を日付に変更し、日付ではないすべての値を列から削除します。
数値に変換 列のデータ型を数値に変更することで、数値ではないすべての値を列から削除します。
テキストに変換 列のデータ型をテキストに変更します。
作成 関数に基づいて列を作成します。
複製 選択した列と同じコンテンツで列を作成します。
編集 列詳細を変更します。たとえば、名前の変更、別の列の選択または関数の更新が可能です。
日付の抽出 一連の日付と時刻の情報をタイムスタンプから抽出します。たとえば、年を2024、日付を23、または時刻を03 PMとして抽出できます。
グループ、条件付きグループ 「グループ」を選択して、独自のカスタム・グループを作成します。たとえば、都道府県をカスタム地域とグループ化したり、ドルの金額を小、中、大を示すグループに分類できます。
非表示 「データ・パネル」およびビジュアライゼーションで列を非表示にします。非表示の列を表示する必要がある場合は、ページ・フッターで「非表示列」 (ゴースト・アイコン)をクリックします。その後、個々の列を表示するか、一度にすべての非表示列を表示できます。
対数 式の自然対数を計算します。
小文字 列のコンテンツをすべて小文字の値に更新します。
累乗 列の値を指定した指数で累乗します。デフォルトの指数は2です。
名前変更 列の名前を変更します。
置換 選択した列内の特定のテキストを、指定した任意の値に変更します。たとえば、MisterのすべてのインスタンスをMr.に変更できます。
文の先頭大文字 列のコンテンツを、文の最初の語の最初の文字が大文字になるように更新します。
分割 列値をいくつかの部分に分割します。たとえば、名前という列を名と姓に分割できます。
平方根 選択した列内の値の平方根が移入された列を作成します。
大文字 列のコンテンツをすべて大文字の値に更新します。

一般的なカスタム書式文字列

一般的なカスタム書式文字列を使用して、時間または日付のカスタム書式を作成できます。

表に、一般的なカスタム書式文字列および表示される結果を示します。これらを使用すると、ユーザーのロケールで日付および時間フィールドを表示できます。

一般的な書式文字列 結果

[FMT:dateShort]

ロケールの短い日付書式で日付を書式設定します。[FMT:date]と入力することもできます。

[FMT:dateLong]

ロケールの長い日付書式で日付を書式設定します。

[FMT:dateInput]

システムで入力に対して許容される書式で日付を書式設定します。

[FMT:time]

ロケールの時間書式で時間を書式設定します。

[FMT:timeHourMin]

ロケールの時間書式で時間を書式設定しますが、秒を省略します。

[FMT:timeInput]

システムで入力に対して許容される書式で時間を書式設定します。

[FMT:timeInputHourMin]

システムで入力に対して許容される書式で時間を書式設定しますが、秒を省略します。

[FMT:timeStampShort]

[FMT:dateShort] [FMT:time]と入力するのと同じです。ロケールの短い日付書式で日付を書式設定し、ロケールの時間書式で時間を書式設定します。[FMT:timeStamp]と入力することもできます。

[FMT:timeStampLong]

[FMT:dateLong] [FMT:time]と入力するのと同じです。ロケールの長い日付書式で日付を書式設定し、ロケールの時間書式で時間を書式設定します。

[FMT:timeStampInput]

[FMT:dateInput] [FMT:timeInput]と同等です。システムで入力に対して許容される書式で日付と時間を書式設定します。

[FMT:timeHour]

ロケールの書式で時間フィールドのみを書式設定します(8 PMなど)。

YYまたはyy

年の最後の2桁を表示します。たとえば、2011年の場合は11です。

YYYまたはyyy

年の最後の3桁を表示します。たとえば、2011年の場合は011です。

YYYYまたはyyyy

4桁の年を表示します。たとえば、2011です。

M

月の数値を表示します(たとえば、2月の場合、2)。

MM

1桁の月の場合は左側にゼロ詰めをして、月の数値を表示します(たとえば、2月の場合、02)。

MMM

ユーザーのロケールで月の略称を表示します(たとえば、Feb)。

MMMM

ユーザーのロケールで月のフル・ネームを表示します(たとえば、February)。

Dまたはd

月の通算日を表示します(たとえば、1)。

DDまたはdd

通算日が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、月の通算日を表示します(たとえば、01)。

DDDまたはddd

ユーザーのロケールで曜日の略称を表示します(たとえば、ThursdayのThu)。

DDDDまたはdddd

ユーザーのロケールで曜日のフル・ネームを表示します(たとえば、Thursday)。

DDDDDまたはddddd

ユーザーのロケールで曜日の最初の文字を表示します(たとえば、ThursdayのT)。

r

年の通算日を表示します(たとえば、1)。

rr

年の通算日が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、年の通算日を表示します(たとえば、01)。

rrr

年の通算日が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、年の通算日を表示します(たとえば、001)。

w

年の通算週を表示します(たとえば、1)。

ww

通算週が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、年の通算週を表示します(たとえば、01)。

q

年の四半期を表示します(たとえば、4)。

h

時間を12時間制で表示します(たとえば、2)。

H

時間を24時間制で表示します(たとえば、23)。

hh

時間が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、時間を12時間制で表示します(たとえば、01)。

HH

時間が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、時間を24時間制で表示します(たとえば、23)。

m

分を表示します(たとえば、7)。

mm

分が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、分を表示します(たとえば、07)。

s

秒を表示します(たとえば、2)。

文字列に、s.#やs.00などのように、小数点を含めることもできます(#はオプションの桁数を示し、0は必須桁数を示します)。

ss

秒が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、秒を表示します(たとえば、02)。

文字列に、ss.#やss.00などのように、小数点を含めることもできます(#はオプションの桁数を示し、0は必須桁数を示します)。

S

秒を表示します(たとえば、2)。

SS

ミリ秒が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、ミリ秒を表示します(たとえば、02)。

SSS

ミリ秒が1桁の場合は左側にゼロ詰めをして、ミリ秒を表示します(たとえば、002)。

tt

ユーザーのロケールで午前または午後を表す略語を表示します(たとえば、pm)。

gg

ユーザーのロケールで年代を表示します。