ビジュアライゼーションの問題のトラブルシューティング

このトピックでは、ビジュアライゼーションの操作時に発生する可能性がある一般的な問題と、その解決方法について説明します。

ワークブックをインポートするときに、異常が発生したというエラーが表示され、.dvaファイルをインポートできません

このメッセージは様々な理由で表示されます。
  • アーカイブに含まれるファイルのサイズが最大アップロード・サイズ(100 MB). を超えています

  • インポートしようとしている接続と同じ名前の接続が1つ以上のデータ・ソースで使用されています。これらのデータ・ソースを削除してください。

ワークブックをインポートするときに、ワークブック、データ・ソースまたは接続がすでに存在するというエラーが表示されます

ワークブックをインポートしようとするときに、次のエラー・メッセージが表示される場合があります:

「インポートしようとしている対象と同じ名前を持つワークブック、データ・ソースまたは接続がすでにあります。インポートを続行し、既存のコンテンツを置き換えますか。」

このエラー・メッセージが表示されるのは、ワークブックとともにエクスポートされた1つ以上のコンポーネントがすでにシステムにあるためです。ワークブックがエクスポートされると、出力される.DVAファイルには、ワークブックに関連付けられているデータ・ソースおよび接続文字列が格納されます。このエラーを解決するには、「OK」をクリックしてシステム・コンポーネントを置換するか、「取消」をクリックしてシステムに移動し、コンポーネントを手動で削除します。

このエラー・メッセージは、インポートしようとしているワークブックにデータが含まれていない場合にも表示されます。データなしでワークブックをエクスポートする場合は、ワークブックとデータ・ソースの両方のメタデータが.DVAに格納されます。この問題を解決するには、「OK」をクリックしてシステム・コンポーネントを置換するか、「取消」をクリックしてシステムに移動し、エラーの原因となっているデータ・ソースまたは接続を手動で削除します。

ファイルベースのデータ・ソースのデータをリフレッシュしようとすると問題が発生します

Microsoft Excel、CSVまたはTXTデータ・ソースのデータをリフレッシュする場合、次の要件に留意します。

  • Excelファイルをリフレッシュするには、新しいスプレッドシート・ファイルに、アップロードした元のファイルと同じ名前のシートが含まれていることを確認してください。シートが見つからない場合は、元のアップロード済ファイルのシートと一致するように、ファイルを修正する必要があります。
  • リロードするExcel、CSVまたはTXTファイルに列が欠落している場合、データのリロードが失敗したことを示すエラーを受信します。この場合、アップロードした元のファイルの列と一致するようにファイルを修正する必要があります。
  • データ・ソースの作成に使用したExcel、CSVまたはTXTファイルを移動または削除した場合、接続パスが「データ・ソース」ダイアログから削除されます。データ・ソースを元のソース・ファイルに再接続したり、「表示」ペインでデータ・ソースを右クリックしてこれを置換ファイルに接続したり、「オプション」メニューで「データのリロード」を選択できます。次に、ロードするファイルを参照して選択できます。
  • 新規列が含まれるExcel、CSVまたはTXTファイルをリロードした場合、その新規列は非表示としてマークされ、データセットを使用している既存のワークブックの「データ」ペインには表示されません。これらの列を表示するには、「非表示」オプションをクリックします。

Excelスプレッドシートに特定の構造が含まれる必要があります。データセットのファイルについてを参照してください。

MongoDBデータ・ソースのデータをリフレッシュできません

最初にMongoDBに接続すると、MongoDBドライバはキャッシュ・ファイルを作成します。MongoDBスキーマの名前が変更され、MongoDBデータ・ソースのリロードまたはワークブックでのデータ・ソースの使用を試みた場合、エラーが発生するか、Oracle Analyticsが応答しないことがあります。

このエラーを修正するには、管理者にMongoDBキャッシュのクリアを依頼してください。

カスタム・アプリケーションまたはWebページに埋め込んだビジュアライゼーションが、正しくレンダリングされません

ビジュアライゼーションが正しくレンダリングされない場合、アプリケーションまたはWebページのHTMLページを表示するか開いて、DOCTYPE宣言が存在しており、<!DOCTYPE html>に設定されていることを確認してください。HTMLページの準備を参照してください。

サブジェクト領域のデータを使用するビジュアライゼーションの「選択内容の説明」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます

サブジェクト領域のデータを使用するビジュアライゼーションでデータ・ポイントの「選択内容の説明」をクリックすると、次のようなエラー・メッセージが表示されることがあります: 設定が欠落しているため、このデータセットの分析を実行できませんでした。ドキュメントに記載されているように、RPD構成を修正してください。

このエラー・メッセージが表示さえるのは、コンテキスト依存インサイト・アルゴリズムがデータベースのRAND関数を使用する必要があるためです。これを修正するには、セマンティック・モデルの物理層でRAND_SUPPORTED機能を有効にします。