レイアウト・コンテンツの編集可能化

レイアウトに基づいてページを処理しているユーザーが編集できるように、レイアウト内の特定のテキストまたはイメージ・コンテンツを構成できます。

この機能は、Bootstrapのテーマを含む任意のテーマで使用できます。変更では、元のページのスタイルが自動的に前提とされます。

レイアウト内のHTMLタグ(<p><h1>から<h6>まで、<div>および<img>)に簡易マークアップを追加できます。

テキストおよびイメージのフォーマット・オプションには、次が含まれます:

  • テキスト: ユーザーが太字、イタリック体、アンダースコアおよびリンクを指定できます。

  • イメージ: ユーザーがイメージ・ファイルへのリンクを指定できます。タイトルのプロパティ(ユーザーがイメージの上にカーソルを置いたときに表示される内容)を変更し、アクセシビリティのための代替テキストを追加します。

テキストまたはイメージを変更してユーザーが編集できるようにするには、次の2つの作業が必要です:

  1. classscs-editableを追加します。

  2. 一意のid属性を追加します。

レイアウトが変更されたら、(新しいページであっても)そのレイアウトに基づいてすべてのページに対してこの機能が使用可能になります。

ページをコピーして貼り付けると、変更が新しいページにコピーされます。

ヘッダー・タグの変更

レイアウト内のヘッダー・タグを変更してユーザーが編集できるようにする方法の例を次に示します。
  1. レイアウト・ファイルをローカル・デスクトップに同期化するか、<h1>ヘッダーのHTMLソース・ファイルを編集します。

  2. scs-editableclassに追加し、ヘッダーのコード行に属性id="test-heading"を追加し、これにエディタをアタッチできるようにします。例:

    <h1 class="brand-heading scs-editable" id="test-heading">Sample Heading Value</h1>
  3. ファイルを保存します。

  4. Oracle Content Managementと同期化し、ブラウザを再ロードします。

    ユーザーがヘッダーの上にカーソルを置くと黒い枠線がヘッダーの周りに表示され、コンテンツを編集できることを示します。ユーザーがヘッダーをクリックすると、枠線が緑色になり、ユーザーがヘッダーのコンテンツを編集できるようになったことを示します。

  5. テーマは公開されていない場合、公開します。公開されている場合、ブラウザをリフレッシュすると、変更が表示されます。

    テーマが公開されたら、サイト・ユーザーがヘッダーをクリックし、サイト・ビルダー内で編集できます。

    scs-editable要素に疑似コンポーネントが作成され、サイト・ビルダー内で変更してページ・データとともに格納できるようになります。実行時には、ページがレンダリングされる前に、scs-editableタグが、サイト・ビルダーに設定した値に置き換えられます。

イメージ・タグの変更

ユーザーが編集できるようにレイアウト内のイメージ・タグを変更する手順は、テキストの場合の手順と似ています。

  1. classscs-editableを追加します。

  2. 一意のイメージidを追加します。

ユーザーがイメージをクリックし、異なるイメージを使用するためにプロパティを変更できます。

ユーザーが編集できるイメージのサンプル・コードを次に示します:

<img class="scs-editable" id="test-image" src="_scs_theme_root_/assets/img/downloads-bg-small.jpg"/>