スロット内のコンポーネントの制限
任意のレイアウト・スロットに対して、スロットで許可されるコンポーネントに特定の制限を指定できます。
スロット内のコンポーネントを制限すると、許可されていないコンポーネントをドラッグしたユーザーに警告メッセージが表示され、そのスロットにコンポーネントを追加または移動できなくなります。
この制限を構成するには、テーマ内のレイアウト(たとえば、レイアウト・ファイルthemes\theme_name\layouts\oneslot.htm)を編集し、カスタム・データ属性をスロットのdivに追加します。
これは、カスタム属性のフォーマットです。前のバージョンからの主な相違点は、ユーザーがコンポーネントのidのみを指定する必要があることです。前はコンポーネントを制限するために、ユーザーは冗長な"<type> <id>"構文(まだサポートされています)を使用する必要がありました。
data-allowed-items='["<id>:","<type>,"<type>:<id>",...]' data-disallowed-items='["<id>":"<type>","<type>:<id>",...]
注:
data-allowed-itemsおよびdata-disallowed-itemsの値には、二重引用符(")または一重引用符(')を使用できます。次の例では、data-allowed-itemsでは一重引用符でJSON配列が囲まれていますが、data-disallowed-itemsでは二重引用符でJSON配列が囲まれています:
<div id="slot101"
class="scs-slot"
data-allowed-items='["scs-app","scs-title"]'
data-disallowed-items="['File List', 'scs-map']">
</div>
次の表は、Oracle Content Managementで提供されているコンポーネントとそれぞれのIDを示しています。ネーミングの競合を防ぐために、カスタマイズした(ローカルまたはリモート)コンポーネントのIDにscs-という接頭辞を付けないようにするか、この表で示されている任意のタイプまたはIDを使用してください。
| 名前 | タイプ | ID |
|---|---|---|
|
ドキュメント・マネージャ |
scs-app |
ドキュメント・マネージャ |
|
Facebookのいいね |
scs-app |
Facebookのいいね |
|
Facebookのおすすめ |
scs-app |
Facebookのおすすめ |
|
ファイル・リスト |
scs-app |
ファイル・リスト |
|
フォルダ・リスト |
scs-app |
フォルダ・リスト |
|
Twitterのフォロー |
scs-app |
Twitterのフォロー |
|
Twitterの共有 |
scs-app |
Twitterの共有 |
|
ボタン |
scs-button |
scs-button |
|
記事(カスタム・コンポーネント) |
scs-component |
scs-comp-article |
|
ヘッドライン(カスタム・コンポーネント) |
scs-component |
scs-comp-headline |
|
イメージおよびテキスト(カスタム・コンポーネント) |
scs-component |
scs-comp-image-text |
|
コンポーネント・グループ |
scs-componentgroup |
scs-componentgroup |
| コンテンツ検索 | scs-contentsearch | scs-contentsearch |
| コンテンツ・リスト | scs-contentlist | scs-contentlist |
| コンテンツ・プレースホルダ | scs-component | scs-contentplaceholder |
| コンテンツ・アイテム | scs-component | scs-contentitem |
|
区切り |
scs-divider |
scs-divider |
|
ドキュメント |
scs-document |
scs-document |
|
ギャラリ |
scs-gallery |
scs-gallery |
|
ギャラリ・グリッド |
scs-gallerygrid |
scs-gallerygrid |
|
イメージ |
scs-image |
scs-image |
|
マップ |
scs-map |
scs-map |
|
段落 |
scs-paragraph |
scs-paragraph |
|
ソーシャル・バー |
scs-socialbar |
scs-socialbar |
|
スぺーサ |
scs-spacer |
scs-spacer |
|
タイトル |
scs-title |
scs-title |
|
YouTube |
scs-youtube |
scs-youtube |
ユーザーは、ローカル・コンポーネントまたはリモート・コンポーネントを作成できます。この例で提供されている名前(My_Local_Component)は、スロット内で制限するようこのコンポーネントを指定するために使用できるIDです。
