プロジェクト・ライブラリ

プロジェクト・ライブラリを使用して、元のフォルダまたはその場所を変更する必要なくリポジトリ内の別の場所からフォルダをアセンブルできます。プロジェクト・ライブラリ・コンポーネントを使用して、各フォルダに異なる権限レベルを割り当て、様々なプロジェクト・チーム・ロールに対応することもできます。

たとえば、プロジェクト・ライブラリ内のフォルダにビジター・ロール(参照者、ダウンロード実行者またはコントリビュータ)の1つを付与する場合、ビジターはロールに関連付けられている権限でフォルダ・コンテンツを参照し、操作できます。メンバー・アクセスを指定した場合、メンバーのみがプロジェクト・ライブラリにリストされている内容を参照できます。メンバーは、元のフォルダで自分に対して指定されている権限でフォルダ・コンテンツを操作します。

このコンポーネントをページ上の1つ以上のファイル・リストまたはドキュメント・マネージャ・コンポーネントとともに使用する場合、これらのコンポーネントはプロジェクト・ライブラリで選択されたフォルダのコンテンツを自動的に表示できます。

プロジェクト・ライブラリ・コンポーネントをページに追加するには:

  1. 編集するページに移動し、「編集」スイッチ「編集」に設定されていることを確認します。
  2. ページにコンポーネントを追加します。
  3. コンポーネントとその外観を編集するには、メニュー・アイコン「コンポーネント」メニュー・アイコンをクリックして、「設定」を選択します。
  4. 「カスタム設定」を選択して、会話の選択と表示オプションの選択を行います。
  5. タイトルを指定します。デフォルト・タイトルは「プロジェクト・ライブラリ」です。下の「タイトル」表示オプションを選択または選択解除することで、タイトルを表示するか非表示にするかを選択できます。
  6. カラー・スキームを選択します。

    注:

    トリガーとアクションを使用してプロジェクト・ライブラリをドキュメント・マネージャ・コンポーネントに関連付ける場合、プロジェクト・ライブラリに選択したカラー・スキームは、ドキュメント・マネージャ・コンポーネントで表示するように選択されたフォルダにも適用されます。これは、プロジェクト・ライブラリをフォルダ・リストまたはファイル・リスト・コンポーネントに関連付ける場合には当てはまりません。これらのコンポーネントはカラー・スキームをサポートしていないためです。
  7. フォルダのリストの横の「追加」をクリックして、既存のフォルダを追加または新規フォルダを作成します。
    1. 1つ以上のフォルダに移動して選択するか、「作成」をクリックしてフォルダを作成します。このウィンドウで選択する各フォルダは、プロジェクト・ライブラリに追加されます。

      表示オプションやソート・オプションなど、ツール・バーにリストされている任意のオプションを使用できます。

    2. 終了したら、「戻る」をクリックします。
  8. リストを整理するには、フォルダを選択し、「上に移動」または「下に移動」をクリックしてリストの順序内で場所を変更するか、「削除」をクリックしてフォルダをリストから削除します。
  9. ユーザーのロールに基づいてフォルダへのアクセス権を指定するには、フォルダのリストからフォルダを選択し、「フォルダ権限の選択」をクリックしてアクセス・ロールを選択します。
    • メンバーのアクセス: フォルダに対する権限を持つ登録済ユーザーのみがプロジェクト・ライブラリにリストされているフォルダを参照できます。メンバーは、元のフォルダで自分に対して指定されている権限でフォルダ・コンテンツを操作します。

    • 参照者: 参照者はファイルおよびフォルダを参照できますが、内容の変更はできません。

    • ダウンロード実行者: ダウンロード実行者は、ファイルをダウンロードして自分のコンピュータに保存することもできます。

    • コントリビュータ: コントリビュータは、ファイルの変更、ファイルの更新、新規ファイルのアップロード、およびファイルの削除を行うこともできます。

    フォルダ・アクセスを設定する際には次の点を考慮してください。

    • サイト作成者は、自分が持っているアクセス権より高いアクセス権をフォルダに付与することはできません。たとえば、作成者がフォルダのダウンロード実行者アクセス権を持っている場合、サイトのビジターにコントリビュータ権限を付与することはできません。

    • コンポーネントのフォルダに設定された権限で、ビジターの権限を補強できます。たとえば、ビジターにフォルダの参照者権限がある(または権限がない)場合、コンポーネントは選択されたロールに基づいてより高い権限を付与できます。これらの引き上げられた権限は、そのコンポーネント内でのみ有効です。

    • サイトのビジターがコンポーネントに指定された権限より上位の権限を持っている場合、その権限でコンポーネントに設定された権限がオーバーライドされます。

    • フォルダに付与された権限は、そのフォルダ内にネストしているフォルダおよびファイルに適用されます。

  10. 「メンバーのアクセス」権限があるフォルダの場合、「ドキュメント・マネージャで会話ペインを表示」をクリックしてフォルダまたはコンテンツに関連付けられている会話を表示できます。
    このオプションを選択し、ページでドキュメント・マネージャ・コンポーネントを構成して選択されたフォルダを表示する場合、ユーザーは会話アイコンをクリックしてフォルダに関連付けられている会話を表示できます。このオプションを選択しない場合、会話アイコンは表示されません。
  11. 終了したら、ウィンドウを閉じます。
  12. 「一般」タブを使用して、間隔、位置合せおよびその他の表示オプションの変更を行います。
  13. 「スタイル」タブを使用して、事前定義済スタイルまたは独自のカスタム選択でコンポーネントを含むフレームをフォーマットします。
  14. 「リンク」タブを使用して、「選択されたフォルダ」トリガーにアクションを関連付けます。たとえば、ドキュメント・マネージャ・コンポーネントもページに追加する場合、ドキュメント・マネージャ・コンポーネントを使用して、プロジェクト・フォルダで選択されたフォルダのコンテンツを表示できます。
    1. プロジェクト・ライブラリ設定の「リンク」タブで、「選択されたフォルダ」トリガーをクリックします。
    2. 「トリガー・アクションの構成」ウィンドウで、「Documentsマネージャ」をクリックします。
    3. 「ドキュメントの表示」アクションをクリックしてアクション・リストにドラッグします。
    4. 「フォルダID」または「URL」フィールドで、「選択したフォルダ」を選択します。
    ユーザーがプロジェクト・ライブラリのフォルダをクリックすると、フォルダ・コンテンツがページのドキュメント・マネージャ・コンポーネントに表示されます。