コンポーネントの最適化(縮小)によるパフォーマンスの向上

Developer Cloud Serviceを使用してJavaScriptコードを縮小することにより、コンポーネントのパフォーマンスを改善し、ダウンロード・サイズを削減します。

コンポーネントの最適化

Sample-Text-With-Imageコンポーネントには、コンポーネント・ソース・コードを最適化する例(オプション)が提供されています。RequireJSオプティマイザを使用して、ソース・コードを縮小して組み合わせることができます。コンポーネントを縮小すると、JavaScriptコード内の不要なスペースが削除され、パフォーマンスが向上し、ダウンロード・サイズが縮小されます。最適化には次の操作が含まれます:

  • JavaScriptを縮小します。

  • CSSを圧縮します。

  • JavaScript、HTML、およびCSSを1つのファイルrender.jsに結合します。

この最適化により、ダウンロード・サイズが削減され、パフォーマンスが向上します。

コンポーネントの最適化の有効化

Sample-Text-With-Imageコンポーネントでは、最適化によって、render.js (template.htmldata-defaults.jsおよびdesign.css)の依存関係としてマークされているすべてのファイルが、単一のファイルとしてrender.jsに縮小されて結合されます。すでに最適化をサポートしている他のコンポーネントは次のとおりです: 

  • Sample-Folder-List

  • Sample-File-List

  • Sample-Documents-Manager

  • Sample-Process-Start-Form

  • Sample-Process-Task-List

  • Sample-Process-Task-Details

ローカル・コンポーネントの最適化を有効にするには、次のステップを実行します(必須):

  1. Sample-Text-With-Imageコンポーネントからコンポーネントにgulpfile.jsをコピーします。

  2. render.jsの依存関係のためにgulpfile.jsのモジュール名を修正します。gulpfile.jsのコメントを参照してください。

注:

assetsの下にcssフォルダがある既存のコンポーネントがある場合は、cssフォルダの名前をstylesに変更して、最適化中にエラーが発生しないようにします。