カスタム・コンポーネントの開発

cecコマンドライン・ユーティリティを使用して、新規コンポーネントを作成し、コンポーネントをローカルで開発して、コンポーネントをOracle Content Managementにエクスポートします。

コンポーネントの作成

カスタム・コンポーネントをローカルで作成および開発するには、次のコマンドを使用します:

cec create-component <component-name> -f <source>

sourceには、次のいずれかの値を選択します:

  • JET-CCA-Demo-Card
  • local

  • local-iframe

  • Sample-Facebook-Share

  • Sample-News-API

  • Sample-Stocks-Embedded

  • Sample-To-Do

  • Sample-Text-With-Image

  • Sample-Weather-Embedded

  • Sample-Folder-List

  • Sample-File-List

  • Sample-Documents-Manager

  • Sample-Process-Start-Form

  • Sample-Process-Task-List

  • Sample-Process-Task-Details

  • SimpleHTML

例:

cec create-component MyLocalComponent1 -f local

コンポーネントはgitリポジトリのcec-components/src/main/componentsの下に作成されます。

src/main/componentsディレクトリには、Sample-To-Doコンポーネントがシードされています。作成したコンポーネントはすべてこのディレクトリに格納されます。

コンポーネントのコピー

cec copy-componentコマンドを使用して、Developer Cloud Service内のコンポーネントをコピーできます:

cec copy-component <source> [<destination>]

このコマンドは、<source>という名前の既存のコンポーネントを<destination>にコピーします。

Oracle Content Managementへのコンポーネントのエクスポートまたはデプロイ

コンポーネントがローカル・サーバーで開発およびテストされたら、次のコマンドを使用してコンポーネントをエクスポートできます。これで、コンポーネントのzipファイルが作成されます。このコンポーネントzipをOracle Content Managementに手動でインポートできます。

cec export-component <component name>

または、次のコマンドを使用して、コンポーネントをDeveloper Cloud ServiceからOracle Content Managementに直接デプロイできます。

cec deploy <component name>

cec deployAllコマンドは、src/main/components内のすべてのコンポーネントをデプロイします。

Developer Cloud Serviceへのコンポーネントのインポート

Oracle Content Managementサーバーから作成されたコンポーネントZIPファイルがある場合、それをさらに開発するためにDeveloper Cloud Serviceにインポートできます。次のコマンドを使用します。

cec import-component <location of the component zip file>

重要:

コンポーネントのソース・コードは、src/main/componentsにあります。Oracle Content Managementローカル・サーバーの機能に必要であるため、src/main/componentsの外部のファイルは変更しないでください。