共有ブラウズ統合の有効化

共有ブラウズ機能は、Oracle Cobrowse Cloud Serviceで使用されるコラボレーション・ツールです。

Cobrowse Cloud Serviceとの統合は、まずサービス管理者が、承認された統合として追加する必要があります。Oracle Content Managementの統合および拡張Oracle Cobrowse Cloud Serviceとの統合を参照してください。

Oracle Cobrowse Cloud Service統合が有効化されたら、機能をサイト用に構成し、使用する特定のサイト・ページに追加できます。

サイトで共有ブラウズを有効化するには:

  1. 編集するサイトを開きます。

  2. サイドバーの「設定」アイコンをクリックし、その他の設定アイコンをクリックします。

  3. 「共有ブラウズ」セクションで、「このサイトでOracle共有ブラウズを使用可能にします」を選択します。

  4. サイトにランチャ・スクリプトを入力します。Oracle Cobrowse Cloud Service管理者は、共有ブラウズ管理コンソールにアクセスし、適切なランチャJavascriptスニペットを取得できます。ランチャには、2つの異なる種類があります。
    • 起動ポイント1: 共有ブラウズ・ボタンがページに自動的に追加されます。

    • 起動ポイント2: ページに追加されたボタンとインタフェースをカスタマイズできます。

  5. 「閉じる」をクリックします。

サイトで共有ブラウズを有効化したら、ページへの追加やページでの使用方法のカスタマイズが可能になります。詳細は、ページでの共有ブラウズの使用を参照してください。

セキュア・サイトおよびサイト・ビルダー・テストでの共有ブラウズの使用

共有ブラウズには、インスタント(ICB)と拡張(ACB)の2つのモードがあります。保護されたサイトで共有ブラウズをICBモードで使用したり、開発中のサイトをプレビューしたりするには、追加の構成が必要です。この構成は、共有ブラウズ管理コンソールで行います。スタンドアロンの共有ブラウズの使用エージェント・コンソールへのログインに関する項を参照してください。

公開されたセキュア・サイトの、パスワードで保護されたリソースをエージェントが表示できるようにするには、カスタム機能フィールドに機能を追加します。

function () {
return { 
passwordProtectedPatterns: [  
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/authsite/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/documents/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/content/*?*#*" 
]
} 
}

公開された両方のセキュア・サイトでこの機能を使用する場合、および開発中のサイトを表示/プレビューする場合は、次のコードを追加します。

function () {
return { 
passwordProtectedPatterns: [  
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/authsite/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/documents/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/content/*?*#*" 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/sites/*?*#*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/_themes/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/_sitescloud/*?*", 
"<PROTOCOL>://<DOMAIN>/_compdelivery/*?*" 
] 
}
}

保護されたリソースの構成は、共有ブラウズの新機能です。共有ブラウズ・ページ・マスキングと同じワイルドカードのURLパターンが使用されます。 詳細は、共有ブラウズ・デプロイメントおよび使用ガイドページ・マスキングの構成を参照してください。