11 レコメンデーションの使用

レコメンデーションは、場所や関心のある分野などのオーディエンス属性に基づいてアセットを表示することで、Webサイトのビジターにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供する方法です。

注:

Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合は、1つのレコメンデーションのみに制限されます。レコメンデーションの数を増やし、完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。

レコメンデーションはリポジトリおよび特定のコンテンツ・タイプに関連付けられ、レコメンデーション・ルールはコンテンツ・タイプ・フィールド内の値をオーディエンス属性の値と比較します。属性はセッションごと(サイト・ビジターのIPアドレスに基づく場所の情報など)、システムごと(現在の日付など)、または管理者によって定義されるその他のカスタム属性ごと(サイト・ビジターの興味を引くのはどんな製品かなど)に一意にすることができます。たとえば、ヨーロッパのIPアドレスのサイト・ビジターには、まず、サイトのホーム・ページにヨーロッパのイベント告知が表示され、北アメリカからのサイト・ビジターには、米国とカナダのイベントが表示されます。

サイトでレコメンデーションを使用すると、リポジトリにあるアセットのうち、レコメンデーションに定義されているすべてのルールを満たすものが選択されて表示されるため、サイト・ビジターにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供しやすくなります。レコメンデーション・コンポーネントを追加することで、レコメンデーションをサイト・ページに配置します。

レコメンデーションは、コンテンツ・コントリビュータであるユーザーが関連リポジトリにレビューのために提出または公開できます。ただし、コントリビュータ権限がない場合でも、サイトやヘッドレス・エクスペリエンスにレコメンデーションを使用する前に、レコメンデーションの表示やテストを実行して、どのように機能するかを確認することが可能です。

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