2 アセット・タイプの管理

アセット・タイプでは、アセットが格納できるデータのデータ構造とタイプに加えて、アセットがリポジトリ内の他のアセットとの間に持つことができる関係を定義します。ユーザーがコンテンツ・アイテムを作成またはデジタル・アセット・ファイルをリポジトリにアップロードするには、適切なアセット・タイプを作成してから、それらをリポジトリに関連付ける必要があります。

Oracle Content Managementでは、アセット・タイプは次の2つのファミリに分割されます:

  • コンテンツ・タイプでは、様々なデータ型(文字列値を格納するためのテキスト型、リッチテキスト値を格納するための長いテキスト型、日時値を格納するための日付型、他のアセットへの参照を格納するための参照型など)のデータ・フィールドのグループを定義します。たとえば、各アセットがタイトル、本文、作成日および関連記事への参照のリストを格納するブログ記事コンテンツ・タイプを作成できます。コンテンツ・タイプからアセットを作成する場合、それはコンテンツ・アイテムと呼ばれます。
  • デジタル・アセット・タイプでは、そのタイプのアセットが格納できるファイル・メディア・タイプ(MIMEタイプ)と、ファイルを説明するための様々なデータ型の属性のグループを定義します。たとえば、著作権とキャプションのイメージ/jpegおよびイメージ/pngファイル・タイプおよび属性のみを含む写真デジタル・アセット・タイプを作成できます。Oracle Content Managementには、即時利用可能なデジタル・アセット・タイプ(イメージ、ビデオ、Video Plusおよびファイル)がいくつか含まれています。デジタル・アセット・タイプからアセットを作成する場合、それはデジタル・アセットと呼ばれます。

注:

Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合、アセット・タイプのサポートは制限されます:
  • イメージ、ビデオおよびファイルの即時利用可能なアセット・タイプが含まれる
  • 5カスタム・アセット・タイプのみ

アセットの数を増やし、完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。

アセット・タイプを作成するには、コンテンツ管理者ロールが必要です。アセット・タイプを作成した後で、少なくとも1つのリポジトリに関連付けて、そのリポジトリにアセットを作成するために使用できます。マネージャまたはコントリビュータ・ロールを持つリポジトリ・メンバーは、リポジトリに割り当てられているアセット・タイプからアセットを作成できます。

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