コマンド・ラインからの実行可能インストーラの実行

ローカル・マシンでパラメータを指定してコマンド・ラインから.exeインストーラを実行して、複数のインストール・タスクを実行できます。これは、一部のインストール・プロセスを自動化する場合に役立つことがあります。

ソフトウェアのインストールまたはアップグレード

カスタム・オプションに続くすべてのオプションがMsiexecに渡されます。

  • 構文:

    {installer path} /d|directory {product directory} /L|language /g|log {log path} /s|silent /v|custom {options}

  • パラメータ

    • {installer path} - インストーラ実行可能ファイルのパス。 
    • /dまたは/directory {product directory} (オプション) - 製品が配置されるディレクトリを指定します。
    • /Lまたは/language {language code} (オプション) - ユーザー・インタフェースで使用される言語を指定します。サポートされる言語のリストについては、下の「言語コード」の項を参照してください。
    • /gまたは/log {log path} (オプション) - インストーラによって実行され、特定のファイル・パスに書き込まれるアクションの詳細を示すログを作成する必要があることを指定します。
    • /sまたは/silent (オプション) - ユーザー・インタフェースが表示されるかどうかを指定します。 
    • /vまたは/custom {options} (オプション) - Msiexecプロセスに渡すオプションを指定します。詳細は、MSIインストーラの実行を参照してください。
  • oracle_content_setup.exe /directory "C:\Oracle\Oracle Documents" 

ソフトウェアの修復

修復時に使用される言語は、製品のインストールに使用された言語です。カスタム・オプションに続くすべてのオプションがMsiexecに渡されます。

  • 構文

    {installer path} /r|repair /g|log {log path} /s|silent /v|custom {options}

  • パラメータ

    • {installer path} - インストーラMSIファイルのパス。
    • /rまたは/repair - 製品を修復します。
    • /gまたは/log {log path} (オプション) - インストーラによって実行され、特定のファイル・パスに書き込まれるアクションの詳細を示すログを作成する必要があることを指定します。
    • /sまたは/silent (オプション) - ユーザー・インタフェースが表示されるかどうかを指定します。
    • /vまたは/custom {options} (オプション) - Msiexecプロセスに渡すオプションを指定します。詳細は、MSIインストーラの実行を参照してください。
  • oracle_content_setup.exe /repair /log "C:\logs\oracle documents.txt"

インストーラMSIおよびMSTの抽出

  • 構文

    {installer path} /e|extract {destination directory} /L|language {language code} 

  • パラメータ

    • {installer path} - インストーラMSIファイルのパス。
    • /eまたは/extract {destination directory} - インストーラMSIおよびMSTを特定のディレクトリに抽出します。
    • /Lまたは/language {language code}  (オプション) - 抽出されたMSTに含まれる文字列の言語を指定します。サポートされる言語のリストについては、下の「言語コード」の項を参照してください。
  • oracle_content_setup.exe /extract C:\Users\blair\desktop

ユーザー・インタフェースを使用せずにインストーラを使用

  • 構文

    {installer path} /s|silent

  • パラメータ

    • {installer path} - インストーラ実行可能ファイルのパス。 
    • /sまたは/silent (オプション) - ユーザー・インタフェースが表示されるかどうかを指定します。
  • oracle_content_setup.exe /silent

言語コード

  • 1025: アラビア語
  • 1029: チェコ語
  • 1030: デンマーク語
  • 1031: ドイツ語
  • 1032: ギリシア語
  • 1033: 英語
  • 1034: スペイン語
  • 1035: フィンランド語
  • 1036: フランス語(フランス)
  • 3084: フランス語(カナダ)
  • 1037: ヘブライ語
  • 1038: ハンガリー語
  • 1040: イタリア語
  • 1041: 日本語
  • 1042: 韓国語
  • 1043: オランダ語
  • 1044: ノルウェー語
  • 1045: ポーランド語
  • 1046: ポルトガル語(ブラジル)
  • 2070: ポルトガル語(ポルトガル)
  • 1048: ルーマニア語
  • 1049: ロシア語
  • 1051: スロバキア語
  • 1053: スウェーデン語
  • 1054: タイ語
  • 1055: トルコ語
  • 2052: 中国語(中国)
  • 1028: 中国語(台湾)