新規ディメンションの作成

トランザクション・データを共有しているアプリケーションはディメンション情報も共有している場合があります。新しくアプリケーションを作成する場合、ディメンションに関してはOracle Enterprise Data Management Cloudで管理している他のアプリケーションの既存のディメンションをモデルとして使用できます。

ビュー内のビューポイントを示すFinancial Cloudの図。

たとえば、一般会計とPlanningアプリケーションを使用しており、対応する勘定科目ディメンションをOracle Enterprise Data Management Cloudの勘定科目メンテナンス・ビューで管理しているとします。その後、Financial Consolidation and Closeを購入して、勘定科目ディメンションを新しいFinancial Consolidationアプリケーション向けに作成する必要があります。

Oracle Enterprise Data Management Cloudでは、既存の計画勘定科目ディメンションを、Financial Consolidationアプリケーションの新規連結勘定科目ディメンションのベースラインとして使用できます。勘定科目メンテナンス・ビューに新規ビューポイント(連結勘定科目)を作成して新規ディメンションを作成します。これは新しいアプリケーションであるため、ノード(新規ノード・タイプ)、関係(新規階層セット)およびプロパティを含む新規データ・チェーンが新規連結勘定科目ディメンションに対して必要になります。