バインディング・ルールにより、ユーザーが変更を行うことができないようにし、アプリケーションのデータがインポートまたはエクスポートされることを阻止します。つまり、バインディング・ルールにより、登録されているアプリケーションが外部アプリケーションの要件に準拠するようにします。バインディング・ルールはアプリケーション・タイプによって異なります。たとえば、Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションは、ディメンションごとに複数のバインディングをサポートし、Planningアプリケーションは、ディメンションごとに単一のバインディングをサポートしています。
バインディング・ルールは、ディメンションにバインドされたビューポイントおよび関連データ・オブジェクトに対して適用されます。アプリケーションを登録すると、Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementにより、バインドされたビューポイントおよび関連データ・チェーン・オブジェクトが作成されます。バインドされたデータ・オブジェクトには、管理、インポートおよびエクスポートされるデータが格納および表示されます。バインディングおよびバインドされたデータ・オブジェクトの理解を参照してください。
ヒント:
バインドされたビューポイントを変更すると、ディメンションは、ビューポイントのデータ・チェーン上のデータ・オブジェクトにバインドされます。バインディング・ルールは、ユーザーが次のタスクを実行したときに適用されます。
たとえば、ディメンションで共有ノードが許可されていないとします。バインディング・ルールにより、ディメンションにバインドされた階層セット内の共有ノードをユーザーが有効化できないようにします。
注:
バインディング・ルールに準拠する必要があるのは、ディメンションにバインドされたデータ・オブジェクトのみです。バインドされていないデータ・オブジェクトを使用すると、ディメンションに対する潜在的な変更がディメンションの現在のバインディング・ルールに準拠していない場合に、これらの変更をモデル化および評価できます。すべてのアプリケーション・タイプに適用される基本的なバインディング・ルールがあります。一部のアプリケーション・タイプには追加のバインディング・ルールがあります。
詳細は、次を参照してください: