ビューポイントのノードに使用できるプロパティは、データ・チェーンのノード・タイプで使用できるプロパティです。様々な方法でプロパティを表示するようビューポイントを構成できます。たとえば、特定のプロパティを1つのビューポイントでは編集可能にし、別のビューポイントでは読取り専用にすることができます。
次の表に、データ・オブジェクトでプロパティを構成する方法を示します。
表22-3 データ・オブジェクトおよびプロパティ
| データ・オブジェクト | プロパティ構成 |
|---|---|
| ノード・タイプ | データ・チェーン内にノード・タイプが含まれるすべてのビューポイントに対して次を定義します。
|
| ビューポイント | 特定のビューポイントに対して次を定義します。
|
詳細は、 プロパティの操作を参照してください。
例22-2 プロパティの構成
汎用アプリケーションの勘定科目ディメンションのノード・タイプがあり、Custom.Number of Decimal Placesという名前のオプションのプロパティを作成したとします。また、次の方法でプロパティを処理するビューポイントを構成する必要があるとします。
Decimal Precisionです。次の例は、このプロパティがビューポイント内でどのように表示されるかを示しています。

これを実現するには、次で説明するようにノード・タイプおよびビューポイントを構成します。
Custom.Number of Decimal Placesプロパティを必須として指定します。
「Decimal Precision」に変更します。