プロパティ・データ型を使用すると、ノードのプロパティを選択できます。プロパティ変換の場合は、ソース・ノードのノード・タイプがわかっているため、そのノード・タイプのプロパティのみが表示されます。ただし、派生プロパティのプロパティを表示する場合は、ノード・タイプが不明なため、アプリケーションに有効なすべてのプロパティが表示されます。
選択したプロパティのデータ型によって、式でのプロパティの使用方法が決まります:
プロパティを選択した後は、そのプロパティのデータ型によって、そのプロパティに対して選択できるメソッドと属性が決まります。たとえば、nameプロパティは文字列で、文字列のメソッドと属性を選択できます。Custom.Allow Postingプロパティはブールであるため、選択できるのはnotメソッドのみです。
parent、ancestors、allAncestors、boundAncestors、boundLocationsおよびlocationsの派生プロパティを参照する式を作成できます。式でこれらのいずれかの項を選択すると、その項で参照できるプロパティのリストには、アプリケーションまたはノード・タイプの派生値を持つプロパティが含まれます(現在のプロパティはparentのみのリストに含まれます)。派生プロパティを参照してください。
children、previousSibling、nextSiblingまたはsiblingsの派生プロパティは参照できません。
プロパティの値を計算する際、childrenまたはsiblingsなど、ノード・コレクション内の同じプロパティの値は参照できません。
Note:
式ビルダーでは、循環参照が含まれる式は作成できません(たとえば、プロパティAがプロパティBに基づいており、プロパティBを派生させる式がプロパティAを参照する場合など)。循環参照が検出された場合は、式の項が赤色で囲まれ、問題を示す検証メッセージが表示されます。