Financial Consolidation and Closeアプリケーションの事前定義済プロパティ

すべてのFinancial Consolidation and Closeアプリケーションに対して、次のプロパティが事前定義されています。

プロパティ データ型 継承 レベル 説明

メンバー作成者に付与されたアクセス権

文字列

いいえ

ノード

作成する動的メンバーに対してメンバー作成者が持つ権限を判別します

勘定科目タイプ

文字列

はい

ノード

勘定科目のタイム・バランス(値が時間をフローする状態)を定義し、メンバー式で差異レポートへの勘定科目のサイン動作を決定します

集約

文字列

はい

関係

親のメンバーに対する子のメンバーの値をどのように集約させるか判別します

別名

文字列

いいえ

ノード

ディメンション・メンバーの代替の一意の説明

上位レベルのエンティティ入力の許可 ブール いいえ ノード

親エンティティの入力をこのメンバーに対して許可するかどうかを指定します。

基本通貨

文字列

はい

ノード

標準の複数通貨アプリケーションにおけるエンティティ・ディメンション・メンバーの基本通貨を指定します

ノート: アプリケーションの登録時に複数通貨が有効になっている場合にのみ、基本通貨がエンティティ・ディメンションに追加されます。

データ・ストレージ

文字列

いいえ

ノート: 新しいアプリケーションの連結およびレート・キューブの場合、キューブのデータ・ストレージ・プロパティ(たとえば、PLN.Data Storage (Consol))は、アプリケーションのデフォルトのデータ・ストレージ・プロパティ(PLN.Data Storage)から派生します

関係

ディメンション・メンバーのデータが格納または計算されるかを指定します

データ型

文字列

はい

ノード

ディメンション・メンバーのデータ値のタイプを指定します

動的な子に対して使用可能

ブール

いいえ

ノード

ユーザーが、動的な親メンバーを使用するように構成されたビジネス・ルールの実行時プロンプトでメンバー名を入力することにより、このメンバーの子を作成できるようにします

エンタープライズの事前定義済メンバー

ブール

いいえ

ノード

ディメンション・メンバーをアプリケーションによって事前定義済と指定します。事前定義済メンバーは、移動などの特定のタイプの変更、またはその下の子やその最上位ノードの追加のみに制限されます。

ノート: このプロパティは、Financial Consolidation and Closeアプリケーションから事前定義済メンバーをインポートするときにインポート・プロセスによって設定され、Oracle Enterprise Data Management Cloudで手動で編集することはできません。

為替レート・タイプ

文字列

はい

ノード

値の計算に為替レートをどのように使用するかを判別します

メモ

いいえ

ノード

ディメンション・メンバーの値の計算に使用されるメンバー式。

式の説明

文字列

いいえ

ノード

メンバー式の説明

階層タイプ

文字列

いいえ

ノード

集約ストレージ・キューブにバインドされたディメンションに使用できます。集約ストレージ・ディメンションは、複数階層を自動的にサポートできるようになります。複数階層のディメンションの最初の階層は保管階層である必要があります。

使用可能な動的な子の数

整数

いいえ

ノード

ディメンション・メンバーに作成できる動的な子の最大数。このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。

プラン・タイプ

ブール

はい

関係

ディメンション・メンバーがプラン・タイプに有効かどうかを指定します。

プロセス管理を使用可能

ブール

 

ノード

プロセス管理を使用可能にするかどうかを決定します

値のスキップ

文字列

はい

ノード

タイム・バランスが「最初」、「残高」または「平均」の場合、データベース計算がゼロ値および欠落した値をどのように処理するかを決定します。

スマート・リスト

文字列

いいえ

ノード

ディメンション・メンバーに関連付けるスマート・リストを選択します。

ソース・プラン・タイプ

文字列

はい

ノード

ディメンション・メンバーのソース・プラン・タイプ

タイム・バランス

文字列

はい

ノード

アプリケーションによる要約期間の値の計算方法を指定します

2パス計算

ブール

いいえ

ノード

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算します。「動的計算」の「データ・ストレージ」または「動的計算および保管」で、勘定科目とエンティティ・メンバーに使用できます。

UDA

リスト

いいえ

ノード

計算またはレポート目的で使用されるユーザー定義属性

差異レポート

文字列

いいえ

ノード

差異レポートの作成時に勘定科目を支出として扱うかどうかを決定します

週次配分

ブール

いいえ

ノード

週次配分を設定します。アプリケーションの作成時に、このオプションが選択済で基本期間が12か月の場合、最下位レベル勘定科目メンバーに使用できます。

ディメンションおよびアプリケーション設定に応じて、次のプロパティがFinancial Consolidation and Closeアプリケーションに事前定義されている場合もあります。これらのプロパティは継承されません。

プロパティ 作成される条件 データ型 レベル 説明
CICTA勘定科目である 勘定科目タイプ・ディメンションが定義されている

文字列

ノード

勘定科目が包括利益累積換算調整(CICTA)勘定科目である(CICTA_Acc_Yes)か、そうでない(Blank)かを指定します。

CICTAリダイレクション勘定科目 勘定科目タイプ・ディメンションが定義されている

ノード

ノード

CICTAリダイレクション勘定科目を指定します。

このプロパティは、CICTA勘定科目であるプロパティがCICTA_Acc_Yesに設定されているノードに制限されます。

会社間勘定

勘定科目タイプ・ディメンションが定義され、「会社間」が有効になっている

文字列

ノード

会社間消去に勘定科目を使用するかどうかを指定します。

調整勘定である

勘定科目タイプ・ディメンションが定義され、「会社間」が有効になっている

文字列

ノード

勘定科目が調整勘定科目である(Plug_Acc_Yes)か、そうでない(Blank)かを指定します。

調整勘定

勘定科目タイプ・ディメンションが定義され、「会社間」が有効になっている

ノード

ノード

会社間調整勘定科目を指定します。

このプロパティは、調整勘定であるプロパティがPlug_ACC_YESに設定されているノードに制限されます。

会社間エンティティ

エンティティ・タイプ・ディメンションが定義され、「会社間」が有効になっている

文字列

ノード

会社間消去にエンティティを使用するかどうかを指定します。

デフォルトの増減 勘定科目タイプ・ディメンションが定義されている

文字列

ノード

ノート: このプロパティは、最下位ノードでのみ設定できます。

勘定科目ディメンションのメンバーの増減を計算するために、増減ディメンションのメンバーを指定します。

ノート: デフォルトの増減プロパティは、許可値リストを使用するように設定され、最初は値が特定されていません。許容値リストには、デフォルトの増減であるYESに設定されるように指定した増減ディメンションからノードが移入されます。

デフォルトの増減である 増減タイプ・ディメンションが定義されている

文字列

ノード

ノート: このプロパティは、FCCS_Mvmts_Subtotal祖先の下にある最下位ノードでのみ設定できます。

選択には、増減ディメンション・メンバーを勘定科目ディメンション・メンバーのデフォルトの増減として指定できます。

ノート: 勘定科目ディメンションのデフォルトの増減プロパティで使用されるノードに対して、このフィールドをYESに設定します。

このフィールドをYesに設定した後、勘定科目ディメンションのデフォルトの増減プロパティの許容値にノードを追加する必要があります。